Archives 2014年5月9日 – 由来メモ

「麦粒腫(ものもらい、めばちこ)」 の由来

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言うものをご存知ですか? というよりは聞いたことがありますか?の方が正しいかもしれませんね。 俗にいう「ものもらい」のこと。 そんな正式名があったことを私は知りませんでした。 「ものもらい」とはまぶたにあるマイボーム腺やまつ毛の根もとの脂腺の急性化膿性炎症のこと。 黄色ブドウ球菌の感染が主な原因だそうで、まぶたの炎症により痛みやかゆみを伴いますが失明などの重傷にはならないそうなので今現在かかっている私はご安心ください。 ほおっておいて自然に治癒する場合がありますが、悪化した場合には切開による膿の排出などが必要になるので腫れの程度によっては眼科受診が推奨されるとのこと。 それでも病院嫌いな私はきっと薬局で購入した目薬で済ませることでしょう。 ■「麦粒腫(ものもらい、めばちこ)」の由来 一般的に言われている「ものもらい」という名前からか我々は伝染病だと思っていますよね... »

「急須(きゅうす)」 由来

本当に不思議である。 なぜこんな漢字を書くのでしょうね。 「急須」 全く急ぐ必要もなし、どちらかといえばお茶を飲むのはくつろぐ時だし。 大工さんにお茶を入れながら母が誰に言うともなくつぶやいた。 「どうして急須なんだろう。」 業務用のような異様な大きさの実家の急須は一度に10人以上のお茶が注げる。 そのことを屋根屋さんが興味を持って質問してきているんだけどそんなことはお構いましで母は自分の世界に入り込んでいる。 首をひねり遠くに目をやり急須の手に持つとひっくり返してみたり。 いくら凝視しても答えなんて書いてあるはずもないのに。 そんな母の眠れぬ日々に終止符を打つために今日の回はあるのかもしれない。 ■「急須(きゅうす)」の由来 お茶の文化は中国から渡ってきたと考えるのが一般的。 だが中国には「急須」というものは存在しないようだ。 代わりに漢字そのままの意味を持つ「茶壷」というものがあるらし... »