Archives 2014年5月27日 – 由来メモ

「皮肉(ひにく)」 の由来

皮肉とは遠まわしの非難や悪口。 また物事が期待していたようにいかないこと。 皮と肉と書くことから、うわべだけなこと。また、そういったさまも表す。 改めてこのように文字に起こしてみると、その三つに接点はあまりみつからない。 ■「皮肉(ひにく)」の由来 その由来について調べていると、中国禅宗の達磨大師の言葉「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」からくる仏教用語であることがわかった。 その意味がなんとも高飛車で小気味いい。 「我が皮を得たり」「我が肉を得たり」「我が骨を得たり」「我が髄を得たり」 弟子たちの修行を評価した達磨大師の言葉である。 ただその意味するところはたいへん深く、骨や髄は「要点」や「心の底」のたとえつまり本質を理解しだしたということを意味するというのだ。 たいして皮や肉は表面にあることから本質を理解していないという意味の非難の言葉。 皮 肉 骨 髄 と四段階評価と行きたいところだが、肉... »