Archives 2014年8月21日 – 由来メモ

「憂さを晴らす」 の由来

ストレスがたまって落ち込む。 誰しもそんな状況は経験があることでしょう。 そのストレスを解消するということを「憂さを晴らす」と言います。 しかしその手段といったら、酒を飲んだり大食いしたり、周囲に当たり散らしたりとあまりよい印象はありませんよね。 私自身も、自分が憂さ晴らしをしていると気付いた時にはそのことに更にストレスを感じることがあります。 周りに迷惑をかけるような憂さ晴らしは、やはり慎むべきでしょう。 ■「憂さ」とは 気持ちが晴れないことや、思うに任せないつらい気持ちのことを「憂さ」と言います。 それを晴らすから「憂さを晴らし」であり意味は「気晴らし」に近いものです。 「憂さ」があまり聞きなれないのは、活用前の「憂い」ですら「物憂い」(物憂い ものうい 意味 なんとなく心が晴れない。だるくて億劫だ。憂鬱だ。) 意外にほとんど見当たらないという現代語の都合からでしょうか。 「憂さ」も単... »