Archives 2014年10月23日 – 由来メモ

「カシ(樫、橿、櫧)」 の由来

「カシ(樫、橿、櫧)」 の由来

カシの木は”樫”の漢字があてられているが、これは材質が堅いことから作られた国字であり、中国では”櫧”の字を使うらしい。 ”橿”の漢字を用いることもあるが、こちらは元々はモチノキにあてられていた。 モチノキも同じ常緑樹で堅いことから、しばしばカシと間違えられたらしい。 曖昧に思えるが、いざ山の中に入るとどの木も同じように見える。 本当だってば。 葉の形や色、裏の違い、幹肌、高さ、様々な要素で区分するらしいのだが素人には全くわからない。 普段よく聞くようなブナ・クヌギ・ナラでもその判別は難しい。 私にわかるものなんて銀杏くらいか・・秋なら紅葉。 んん、、、情けない。 堅いという特徴だけでなく、粘りがあり強度も高く耐久性に優れている 。 そのため、道具類・建築用材などによく使われるとのこと。 ただし、この堅いという特性は逆を言えば加工がしにくく、乾燥しにくいといった難点がある。 民家の垣根に植樹... »