企業

「レノボ(Lenovo)」 の由来

家電にもとうとう日本製品をあえて選ぶ理由がなくなる時代がくるのでしょうか。 私もその気持ちが残っているつもりでしたが、見渡すとそうでもなくなっていることに気付かされます。 一番驚いたのが掃除機、あの話題の商品は海外のものです。 いち早く我が家も購入していたのですでに5年以上がたちます。 それを自分で見落としていたことに今更ながら驚かされます。 その掃除機の構造を日本の各社が真似していることもよく考えれば驚きです。 それを受け入れなければガラパゴスな日本メーカーは携帯のように遅れをとる時代が到来しているのです。 「レノボ Lenovo」が本格的に日本に参入するとの新聞記事を見かけました。 家電量販店で値段を見比べながらもなるべく日本製品を選んできた私も次の買い替えにはこの名前を「選択肢」としていれなければならないようです。 ■「レノボ(Lenovo)」の由来 レノボは中国のパソコンメーカー。... »

「株式会社キタムラ」 の由来

こんな由来メモあっていいのかという感じですが最初に断言しておきましょう。 この会社の名前は創業者である北村正喜さんの姓からきています。 時代と共に認知度をあげた株式会社キタムラ。 私も高い頻度でお世話になっております。 思い起こせば昔は手軽さといえばインスタントカメラでしたね。 ネガそのものが500円以上して、その上現像代がかかりました。 しかもそこには確か基本料みたいなものがあってたかが24とか36という枚数なのに数千円という値段。 それもあってか一枚一枚シャッターを押すのにも勇気が要りました。 時代は流れて今、我々は気軽に写真を撮れるようになりました。 撮った写真はその場で確認できるし、データとして簡単に保存、更に自宅で簡単にプリントすることができます。 ものすごい進歩ですが、おそらく平成生まれくらいの皆さんには前出の話は想像できない世界かもしれませんね。 私も写真が好きなので早速プリ... »

「東京電気化学工業株式会社(TDK)」 の由来

よく見かける会社名でも実際にその会社がどのようにして我々の生活を豊かにしてくれているか意外に知らなかったりするもの。 ■東京電気化学工業株式会社(TDK)の由来 TDKは今から78年前、世界で初めて「フェライト」という磁性材料の事業化を目指して会社が設立されました。 東京工業大学の加藤与五郎・武井武、両博士によって発明されたフェライト。 それを齋藤憲三さんが実用化を目指すために生まれたのがTDK。 発明者の二人が東京工業大学電気化学科に籍を置いていたことから、東京電気化学工業株式会社という名前が付けられました。 これっていわゆる今でこそ当たり前となった大学ベンチャー企業の走り。 名前こそすこしお堅いですが、当時としてはかなり柔軟な発想と考えて間違いないでしょう。 現在のTDKという社名については、この東京(Tokyo)電気(Denki)化学(Kagaku)という社名の頭文字を取ったもの。 ... »

「ケーズ電気」 の由来

北関東家電戦争というものをご存知でしょうか? ご存じない?当然です。今私がつけました。適当に。 でも調べてみると北関東YKK(きたかんとうワイケイケイ)という言葉があることが判明。 これは北関東の3県に各々が本社を置く、大手家電量販店チェーンストア3社の総称。 3社のローマ字表記の頭文字をとっているそうで、「北関東Y2K」と表記されることもあるらしいのです。 Yとは群馬県高崎市のヤマダ電機。 K とは栃木県宇都宮市のコジマ電気。 もう一つのKは茨城県水戸市の ケーズホールディングス、いわゆるケーズデンキ。 1980年代から店舗網拡張や値下げで熾烈な競争を繰り広げ、現在では業界では有名なお話。 「ケーズ電気」の由来 さてその由来を調べていきたいところだが、案の定、由来メモには有難くない事実が判明した。 ヤマダもコジマも創業者の名前 なんだやっぱりかといった感じでがっかりだが、私にはケーズデン... »

「ザラ(ZARA)」 の由来

どこの国の衣料品チェーン店だったのかは忘れたけど、確か・・・欧州の方だった気がする。 時代も進んだもので、我々日本人が欧州からきた安い衣料品を身に纏うのである。 一昔前では考えられない。 やはり感覚の違いからか、色合いも我々の目にしてきたそれとは違う。 だからなおさら、新鮮で斬新にうつり購買力も増す。 衣料品は吟味して買うはずの私も多少衝動買いが入った。 開店間もないのにいきなりセールである。しかも50%とかありえない。 絶えず店内のものもまわっていてセール品もその場で追加されてゆく。 その日だけだったのかもしれないが、なんとも驚いた。 まぁいわゆる海外のユニクロなわけ。 でもおしゃれ感は見慣れないせいか一段上に見えるから不思議である。 ■「ザラ」の由来 今日の由来はスペインはガリシアのアパレルメーカーであるザラ。 ちなみにスペイン語では濁らずにサラと読むらしい。 英キャサリン妃が愛用して... »

「ダンロップ」 の由来

先日ブリジストンが日本の会社だと知って驚いた私。 今日はダンロップを取り上げるわけですが、こちらは正真正銘・・・というのも変か。 ■「ダンロップ」の由来 ダンロップ・タイヤ(Dunlop Tyres)はイギリスを発祥とするゴム、タイヤメーカー。 その由来はベタにダンロップさんという人名からきているのだという。 でもそこには創始するにあたってのおもしろいエピソードがあるというから紹介したい。 時は1888年、ダンロップさんはアイルランド人で獣医師をしていました。 あぁ ここ突っ込みどころです。なぜに獣医?と。 ある日息子のジョニーくんから自転車をもっと楽に早く走れるようにするにはどうしたらいいかと聞かれます。 もっと練習しろと適当にあしらっていましたが、ジョニーくんが自転車のタイヤを壊してしまった時突如あるヒントが閃いたのです。 それはなんと、タイヤの構造が動物のおなかと似ているという事。 ... »

「コクヨ」 の由来

コクヨといえば、我々の世代は「コクヨくるくるメカ」。 ご存知のない方にご説明させていただきますと、これは子供向け学習机の機能からきた商品名。 なーんてドヤ顔で説明しといてなんですが、いまいちどんな商品だったかが思い出せない。 もちろんうちではそんな高級なもの買えないので・・・ なぜ頭に残っているのかといえばやはり当時のCMから。 そんなわけでユーチューブで検索してみるとすぐに当時のCMがでてきました。 武田鉄矢さんと桂文珍さんの紹介するその商品は、くるくるハンドルを回すと机と椅子の高さがかわるというもの。 確かに当時としては画期的で、体の成長に合わせて長く使う上でも優れもの。 もちろん当時はその「回す」という子供心のくすぐり方だけで話題になっていたわけですが・・・ 調べてみるともう一つ、コクヨでヒットするキャッチフレーズを見つけました。 それは「コクヨのヨコク」。こちらは2000年を過ぎて... »

「エステー」 の由来

だいぶ久しぶりに靴を洗った。 なぜだろう。小学校の頃って無駄に白い靴を押し付けられたりする。 おかげで毎週持ち帰り、洗わなければならないのだけれどそれはきっと、「いつも清潔を保ちなさい。」ということなのだろうと大人になってからは思う。 学校を出て好きな靴を履き始めると、靴を洗うという習慣も忘れてくる。 白い靴を買うということももちろんなくなってくる。 皮は適度なメンテナンスになるし、運動靴もそうは洗うほどは汚れない。 においはシュッシュッと済ませ、毎日同じ靴ばかりを履くということも少ないから自然とそうなる。 台風の日にイベントの手伝いを頼まれ、次の週に使う靴をダメにしてしまったという今回のような特殊なケースを除いては。 前置きが長かったが、今日の由来は靴クリーナーに書かれていた会社名「エステー」。 ■「エステー」の由来 まさかと思っていた由来に正直驚きを隠せない。 だれでも想像できるが、そ... »