「コクヨ」 の由来
「コクヨ」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
コクヨといえば、我々の世代は「コクヨくるくるメカ」。
ご存知のない方にご説明させていただきますと、これは子供向け学習机の機能からきた商品名。
なーんてドヤ顔で説明しといてなんですが、いまいちどんな商品だったかが思い出せない。
もちろんうちではそんな高級なもの買えないので・・・
なぜ頭に残っているのかといえばやはり当時のCMから。
そんなわけでユーチューブで検索してみるとすぐに当時のCMがでてきました。
武田鉄矢さんと桂文珍さんの紹介するその商品は、くるくるハンドルを回すと机と椅子の高さがかわるというもの。
確かに当時としては画期的で、体の成長に合わせて長く使う上でも優れもの。
もちろん当時はその「回す」という子供心のくすぐり方だけで話題になっていたわけですが・・・
調べてみるともう一つ、コクヨでヒットするキャッチフレーズを見つけました。
それは「コクヨのヨコク」。こちらは2000年を過ぎてからなので、若い世代にコクヨといえば?
と訪ねたなら間違いなく「コクヨのヨコク」と答えることでしょう。
私も薄っすら記憶にありますが、やっぱりコクヨといえばくるくるメカ。
■「コクヨ」の由来
コクヨ株式会社は、文具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社を傘下に抱える持株会社。
代表的な商品は、1975年からの30年間で累計約17億冊以上をを出荷したといわれる「Campus(キャンパス)ノート」や会計帳簿といったノート類。
私もおそらくそのうちの数十冊に貢献しています。
当時は高校生だったので、なぜにハイスクールでキャンパスノート?
なんて思いながら使っていた記憶があります。
ちなみに事務用机・椅子、ロッカーなどオフィス家具部門については、傘下の「コクヨファニチャー」の担当なのだそう。くるくるメカ部門ですね。
コクヨは1905年、黒田表紙店として創業。
その後、黒田国光堂への変更を経て1961年にコクヨ株式会社となりました。
この社名については創業者である黒田善太郎さんの郷里の越中国(現在の富山県)の誉れとなるようにという願いのもと「国誉」と名づけたのだそうです。
故郷に錦をみたいでカッコいいですね。
今の若者にはない発想ではないでしょうか。
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