ファッション

「パンプス」の由来

「パンプス」 の由来

女性にハイヒールとパンプスの違いを聞いてみたけど、歯切れの悪い答えが返ってきた。 ハイヒールといえば、かかとの高い靴というのは男でも理解できるが、パンプスとは何を意味するのか素朴な疑問。 調べてみると、ひもや留め金・ベルトなどを用いない、甲の部分が浅く広くカットされた婦人靴の総称とある。 本来は舞踏用だったらしい。 なるほど、バレーシューズと言われれば少し理解ができる。 シンプルで実用的で甲が浅く、いわゆるスリッポン型…そうかあれか! 日本語で「パンプス」という時はヒールの高いものも含むと考えるようだが英語では、「留めたり、縛ったりしないローヒールのシンプルな女性靴」と定義があるのだとか。 「パンプス」の由来 その由来は大きく分けて二つ。 一つ目は、豪華さを示す”splendor”や壮麗さを表す”magnificence”の誇示を意味する&#... »

「ジャージ」 の由来

「ジャージ」 の由来

その昔、都内に住んでいて、たまに田舎に帰るといつも疑問に思っていたことがある。 それはジャージ率が高すぎること。 せっかくの普段着なのに、ジャージはないだろ! 同年代の飲み会にしろ、高校生の休日の私服にしろ、とにかくジャージ。 洋服に興味のあった自分の見方が偏見的だったのか、それともうちの田舎のジャージ率が高めなのか。 ところが、その田舎に帰った私は、年々ジャージタイムが増えてきている。 今ではちょっとした会議もジャージでいいだろ!になってきているから注意。 自らを戒めなければだが、言い訳するなら、とにかくジャージは着ていて楽。 洗濯に出すのも乾くのも、シワもよらないし半乾きでもすぐ乾くし。 スニーカーでよくなるし、帽子も合わせやすいし。 ジャージにも格があるらしい。 色や素材、メーカー。 私はそこまで拘らないので、サッカー物のお気に入り一着の着回しが多いが、友人には同じ物を色違いやサイズ... »

「靴下(くつした)」の由来

「靴下(くつした)」の由来

いや絶対おかしいって。考えたことない? 靴下ってなんだよ。 靴の下は土だろ、アスファルトだろ、草だろ、氷だろ、宇宙だろ、空気だろ・・・ ここまでくると誰も構ってくれない・・・ でも靴下ってやっぱりおかしくないかい?靴上とか靴中の方がまだわかる。 「靴下(くつした)」の由来 辞書によれば、「下」とは表面から見えない部分、内側とある。 なるほど、そう考えれば間違いではないか。 靴下は、靴の下つまり「内側」に穿く「下着」の一種なんだって。 なるほどの下着!それなら納得? そうか、考えてみればズボンの「内側」に穿く下着が「ズボン下」。 そう考えれば「靴下」正解! これってな~んてことない話? それにしても最近の靴下は派手になってきてるよね。(話を逸らしたい) ファストファッションと共にその種類(色もデザインも)もかなり豊富。 正直迷うから、○足1000円とかで気に入ったのをカゴに放り込むって人も多... »

「ジャンプスーツ」の由来

「ジャンプスーツ」 の由来

ご婦人方の服装というものは時に理解できないものがある。 流行とは服飾業界が生み出し、物が売れるようにと毎年新たにするものだが、そうそう斬新なものは生まれないので、手を変えて品を変えて、それはつまり色を限定してみたり、昔流行ったものをアレンジしてみたり。 今の流行はというと、どうもバブル前頃の懐かしさを感じる。 30年すると何事も一回りするというが、ファッションはまさにそれで、その30という数字が何を示すかというと代替わりなのかもしれない。 つまり、親子で同じ年頃で同じような格好をするというわけだ。 親は自らに染みついた記憶で懐かしさを覚えるが、子は見たことのないそれに斬新さを覚えて、それが最先端の流行と勘違いして着用する。 今日取り上げるのはジャンプスーツと呼ばれるものだが、この斬新に見えるデザイン、実はその登場が1970~80年とやはり30年ほど前。 30代から40代はその形が懐かしく感... »

「シュシュ」 の由来

男目線の由来メモには断然女性アイテムが抜けている。 これからは増強していきたいのでこれをみた世の女性の皆さんは是非コメントからご一報をいただきたい。 さて今日の由来はそんなわけで「シュシュ」。 髪をとめるあのアイテムです。 あの髪を結ぶときに何度もかきあげ、更にその時にちらっと見えるうなじにクラっとくる男性は多いのではないでしょうか。 それを見たいという理由だけでラーメン屋に通ってしまった男性なんて・・・ もちろんいませんよね?私じゃありませんし。 さて今日も男性目線の由来メモいってみましょう。 ■「シュシュ」の由来 ドーナツ状にした薄手の布にゴムを通して縮ませた髪飾り、それがシュシュ。 直にゴムで結ばないため髪に絡み難く、痛みなく髪をたばねることができるというのが利点らしい。 ポニーテールなどのヘアスタイルで髪留めにするほかに最近ではブレスレットとしても用いられるのだそう。 なるほど、や... »

クラッチバッグの由来

なんとなくおじさんの(しかもちょいギャンブル好きな)イメージの強いセカンドバッグ。 借金の取り立てとか競馬場とか、使い古しとかその印象には決していいものはありません。 私はおそらくこの後の人生でも用いること、自ら進んで購入することはないでしょう。 その名前はセカンド(2nd second)そのまま。二番目の第二のという意味。 メインのバックではなく、ナンバーツーのバック。 二つ目のバッグと解釈すると分かりやすいかもしれませんね。 そういったことから考えれば、お妾さんとか脇役とか表舞台には立てない、ちょっと地味なといった後ろ向きなものが付きまとい上記のような悪い方向に進んでしまった・・・とは考えすぎでしょうか。 さてそのセカンドバッグが若い女の子に人気なのだそうな。 ■ クラッチバッグの由来 もちろんそのままでは受け入れられるわけはない。 そこで登場するのがクラッチバッグという名称変更。 セ... »

「スタジャンとスカジャン」 の由来

名前の似ている二つのジャンパー。スタジャンとスカジャン。 違いはその由来を見れば一目瞭然なのですが、その前に共通ワード・ジャンパーが何者なのかということについて述べよう。 ジャンパーも入ってきた当初はオシャレアイテムであったはずだが、現在ではその地位は、若干ダサいアイテムという括りにある気がする。 ジャンパーとズボンが欲しいなどと服飾店で言ったならば、そこがファストファッションの店であったとしても、店員から蔑まれることは間違いない。 もちろんその客がおじちゃんおばちゃんなら諦めもつくというものだが、間違っても20代前後の皆さんは口にしない方がよさげ。 ジャケット+ジッパー→ジャンパー? ジャンプしながら着たくなる軽快さからジャンプerからジャンパー?となるとジャンパーって、JUMPER(ジャンプする人)ってこと? こういった安易な考えからジャンパーは和製英語であるといった仮説を立てるのは大... »

ももひき

「ラクダの股引(ももひき)」 の由来

物の印象とは、名前一つでこれ程違うものかとこの商品から教えられた。 その名も「ラクダのももひき」 そのネーミングからなのか、それとも着用しているおじさんたちの姿を想像してか、私も10代から20代くらいまではかなりの抵抗があったものだ。 ところが、30代も半ばに差し掛かると、まさに「背に腹はかえられない」といった感じでそれもありかなと妥協し、勝負下着の女性ではないけど、着る日を選んでこっそり着用しいつの間にか週一が徐々に増えて二日に一度くらいの頻度になり… それでもまだ羞恥心てのがあったはずが、名前を変えて登場したおしゃれアイテムの登場で形勢は一気に逆転。 その商品とはヒートテック! フリースしかり、ライトダウンしかり、もはや日本国民の指定ジャージのように蔓延しているからなにも恥ずかしがることはない。 もちろん色も白だけではなく、黒、グレーといった日常着に合わせやすい色合いもあるから逆に見せ... »

「ザラ(ZARA)」 の由来

どこの国の衣料品チェーン店だったのかは忘れたけど、確か・・・欧州の方だった気がする。 時代も進んだもので、我々日本人が欧州からきた安い衣料品を身に纏うのである。 一昔前では考えられない。 やはり感覚の違いからか、色合いも我々の目にしてきたそれとは違う。 だからなおさら、新鮮で斬新にうつり購買力も増す。 衣料品は吟味して買うはずの私も多少衝動買いが入った。 開店間もないのにいきなりセールである。しかも50%とかありえない。 絶えず店内のものもまわっていてセール品もその場で追加されてゆく。 その日だけだったのかもしれないが、なんとも驚いた。 まぁいわゆる海外のユニクロなわけ。 でもおしゃれ感は見慣れないせいか一段上に見えるから不思議である。 ■「ザラ」の由来 今日の由来はスペインはガリシアのアパレルメーカーであるザラ。 ちなみにスペイン語では濁らずにサラと読むらしい。 英キャサリン妃が愛用して... »

「ユニクロ(UNIQLO)」 の由来

地方ごとに流行りの店が違った、そう、もう、20年以上前の話。 関西方面の大学の友達の家に遊びに行った。 いわゆるチェーン店であっても関東とはだいぶ事情が違う。 修学旅行とか、バス旅行でしか行ったことのなかった地に少し長めに滞在したその記憶は今でも鮮烈で、日本は広いなと感じたものだった。 特に衣料品の情報に長けていた私の目に飛び込んできたのは今をときめく「ユニクロ」。 今でこそあれば必ず寄ってしまうくらいの店だが、その時は英語の脇で手を大きく広げた人型のトレードマークがなんとも胡散臭く、安っぽく見えたものだった。 ■「ユニクロ」の由来 ユニクロとは「Unique Clothing Warehouse」(ユニークな服の倉庫)の略。 それを実証するかのように、一号店がオープンしたときは現在のような「UNIQLO」ではなく、「Q」が「C」となる「UNICLO」だったのだそう。 もうかれこれ30年近... »