クラッチバッグの由来
なんとなくおじさんの(しかもちょいギャンブル好きな)イメージの強いセカンドバッグ。
借金の取り立てとか競馬場とか、使い古しとかその印象には決していいものはありません。
私はおそらくこの後の人生でも用いること、自ら進んで購入することはないでしょう。
その名前はセカンド(2nd second)そのまま。二番目の第二のという意味。
メインのバックではなく、ナンバーツーのバック。
二つ目のバッグと解釈すると分かりやすいかもしれませんね。
そういったことから考えれば、お妾さんとか脇役とか表舞台には立てない、ちょっと地味なといった後ろ向きなものが付きまとい上記のような悪い方向に進んでしまった・・・とは考えすぎでしょうか。
さてそのセカンドバッグが若い女の子に人気なのだそうな。
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クラッチバッグの由来
もちろんそのままでは受け入れられるわけはない。
そこで登場するのがクラッチバッグという名称変更。
セカンドバッグとの相違点は実は名前だけらしい。
でもさすがにあのおじさんの持つ使用感の染みついた革製ではなく若い子向けのカラフルな色とデザインは取り入れられているわけですが。
クラッチバッグとは何か?と調べてみると肩ひものついていない小型のハンドバッグとある。
トートバッグなどの大きいバッグの中に入れて持ち運ぶ事もあるその使用法からすればやはりこれはセカンドバッグ。
持ち手が付いていないのが特徴なので、抱え込んだり握り込む様にして持つのだからやはりこれはセカンドバッグ。
クラッチバッグはアクセサリー的な意味も含めて、女性が持つことが多いとされる。
理由は女性のドレスなどの礼装にはポケットが付いていない事が多く、化粧品やハンカチといった最低限の必需品の持ち運びが困難なためだ。
こう考えると納得だし少しオシャレに感じてきた。
でも男性が持てば・・・ やはりこれはセカンドバッグ。
クラッチとは、「つかむ、握る」といった意味であることから持ち手がついていない、片手で抱え持つ小形のバッグのことと考えると分かりやすいことだろう。
バブル期のファッションが若い子の間できているらしい。
クラッチバッグもその一つ。
あのゴージャスな肩パッド入りのディスコ服もそのうち見られるのだろうか?
若い感性って素晴らしいしスゴイなってつくづく感心させられる。
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