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「ジャージ」 の由来
その昔、都内に住んでいて、たまに田舎に帰るといつも疑問に思っていたことがある。
それはジャージ率が高すぎること。
せっかくの普段着なのに、ジャージはないだろ!
同年代の飲み会にしろ、高校生の休日の私服にしろ、とにかくジャージ。
洋服に興味のあった自分の見方が偏見的だったのか、それともうちの田舎のジャージ率が高めなのか。
ところが、その田舎に帰った私は、年々ジャージタイムが増えてきている。
今ではちょっとした会議もジャージでいいだろ!になってきているから注意。
自らを戒めなければだが、言い訳するなら、とにかくジャージは着ていて楽。
洗濯に出すのも乾くのも、シワもよらないし半乾きでもすぐ乾くし。
スニーカーでよくなるし、帽子も合わせやすいし。
ジャージにも格があるらしい。
色や素材、メーカー。
私はそこまで拘らないので、サッカー物のお気に入り一着の着回しが多いが、友人には同じ物を色違いやサイズ違いで何着もクローゼットにしまう強者もいる。
でも……だったら………ちゃんとした私服買えばいいのにね。
「ジャージ」の由来
ジャージはイギリスが発祥と聞くと、納得すると共にオシャレ感も出る気がしますが、”ジャージ”という言葉はイギリスでも辺境の”ジャージー島”という島から来ているそう。
ジャージー島 (Bailiwick of Jersey)のしかも漁師の作業着として作られたのがこの衣類。
ちなみにジャージー島は乳牛の”ジャージー種”の原産地としても有名。
あぁ…こうなるとイギリスでもジャージ着て搾乳するイメージしか湧かなくなる。
では”ジャージー島”のジャージーとは、どういう意味なのかというと、ジャージーとはノルマン語で「草」を意味するGersと「島」を意味するeyが重なってできたという説が有力。(ちなみに現在の英語のスペルはGではなくJが頭文字)
他説としては、ローマ皇帝ジュリアス・シーザー(カエサル)に由来するというものがある。
シーザーは西ヨーロッパ平定を開始し、英仏海峡まで遠征。
その時、チャネル諸島の島の一つであった現在のジャージー島に自分の名前をつけたのだという。
それが英語読みされ、さらに訛ってジャージー島と呼ばれるようになった、というのがその説。
あぁこうなってくると、カエサルなのにジャージのイメージしかなくなるぅ。
つまり…ジャージはそれだけインパクトが強いってことでいいかな?
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