「ガムテープ」 の由来
「ガムテープ」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
ガムテープのない人生なんて考えられない!
そんなことはないのですが、そう書いてしまうほど私は愛しています。
だってあんなに重い荷物を積みこんだ段ボールを、いとも簡単に留めてしまうのです。
どちらかといえばより粘着力の高い布製の方が私の好みですかね。
あの向かうところ敵なし!な存在感はすばらしいです。
テープに繊維のような仕掛けを加えて強度を増すなんてよく考え付いたものです。
素晴らしい!!
■ガムテープの由来
ガムテープの「GUM」には、べとつくという意味があるのだそうです。
まぁこれは口に入れてかむガムと同様と考えて間違いないでしょう。
「テープ(英語 tape)」はもちろん、幅狭で非常に長く、柔軟性のある帯状の材料のこと。
「ガムテープ GUMTAPE」は実は和製英語。
英語では「gummed tape」となるそうです。gummedは「(接着剤など)ねばねばしたものがついている」という意味。
現在では一般的に梱包用の幅広粘着テープ全般を指して「ガムテープ」と我々は呼びますが、実はこれは誤用。
通常の「ガムテープ」は、クラフト紙(茶色い紙)の片面に水溶性の糊(ガム)を塗り、乾燥させた上で細長い帯状に加工し、使用する時には一般的な郵便切手と同様に糊が塗られた面に水をつけ、糊を再活性化した上で貼付します。
つまり、ガムとは糊のこと。
知りませんでしたね。
我々が水を必要としないテープも「ガムテープ」と認識してしまっているのには理由があるようです。
それは「ガムテープ」は商標登録されていないため。
そのため幅広の粘着テープの総称として「ガムテープ」という言葉を用いることは問題にならないのです。
アメリカでは、ガムテープ以上の強度と粘着力を持つテープが日常で使われているのだそうです。
その名も「ダクトテープ」(Duct tape)。
こちらの商品、実は本来、配管工事に用いられているもの。きっとアメリカらしく粘着力は相当なものなのでしょう。
ガムテープマニアの血が騒ぐ・・・ 輸入してみようかな・・・
最近のコメント