お酒

「ニッカウヰスキー」の由来

「ニッカウヰスキー」 の由来

学生の頃はお金も無いし、興味本位で色々なお酒に挑戦したものだ。 当たり前のようにビールや焼酎、たまに日本酒を楽しむありきたりの私がウイスキーなんてものに挑戦していたのだから笑える。 誰かが友人の家にあったものを拝借してきたのだが、それをみんなで度胸試しのようにストレートでゆく。 要するに…飲み方も知らなかっただけなのだが。 そんな苦い経験があったせいか、そのボトルに描かれたおじさんの顔は忘れられない。 だからそれが、ニッカウヰスキーであったことに間違いがないわけである。 「ニッカウヰスキー」の由来 ニッカの歴史は、1934年(昭和9年)北海道余市郡余市町でサントリーホールディングスやサントリー酒類の前身である寿屋でウイスキー製造に従事していた竹鶴正孝氏さんが、よりスコットランドに近い気候の北海道で、よりよいウイスキー作りをするために資本を集めて設立した「大日本果樹株式会社」から始まります。... »

「お屠蘇(おとそ)」 の由来

聞いたことはあったし、それがどんなものかもだいたいわかって・・・いた気がしていただけみたい。 師走のラジオから聞こえてきたのは、「おとそ」の作り方。 「おとそ」って正月に飲む酒全を意味すると思っていたんだけど、どうやらそう単純なものではないらしい。 早速ググってみたら、坂本龍馬の奥さんの名前しかでてこない・・・ どうやら私のうる覚えでは「おとせ」とインプットされていた。 それでは出てこないし、「知っている」とか「分かっている」もただの思い込みだと判明。 お屠蘇(おとそ)とは屠蘇(とそ)とも言い、一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物の酒のこと、またそういった風習のことを言う。 こういった習慣は中国では唐の時代に始まったそうで、日本に入ってきたのは平安時代ころ。 数種の薬草を組み合わせた屠蘇散(とそさん)を赤酒・日本酒・みりんなどに浸して作るとのこと。 そうそうラジオでもそんなような... »

「アサヒビール」 の由来

キングオブビール。。それはアサヒビール。 そんなことはないというご意見もごもっとも。 キリンもサッポロもエビスもバドもハイネケンもある。 だけどキングはやっぱりアサヒ。だと思う。 私がそう思うのはその普及度とでも申しましょうか。なんせどこでも見かける。 居酒屋、露天商、コンビニ、サービスエリア、温泉の自販機にうちの冷蔵庫・・・最後は個人的な嗜好か・・・ 理由があると思うのですが、私の分析ではとりあえず飲みやすい。 癖が少なく初心者でも安心な定番的苦み。 そしてもう一つが決定的な理由だと思うのが、その安さ。 お店でも利益が出やすいし、露天商でも定価に手間のっけても手ごろ感が残るから客も買いやすいと思うんです。 自宅の冷蔵庫しかり、何本か買うと他の銘柄より1日多く飲めるくらいの値段の差。 それが意外に大きいと思うわけ。 そしてあのおなじみの銀色のカン。値段からも味からも水を飲むような感覚の庶民... »

「いいちこ・吉四六(きっちょむ)」 の由来

大学生の時、時給につられて居酒屋でバイトしたことがあります。 今考えてみれば18そこそこだったので、居酒屋というもの自体に体験が無く何も知らないからできたバイトだと思います。 今やるか?と聞かれたらやりたくないバイトワースト3に間違いなくはいることでしょう。 なぜかって? 酔っ払いの相手をしなくてはならないし、タバコ臭いし、時には客がもどしたトイレの清掃・・・ 数ヶ月とはいえよくやったものだと当時の自分を褒めてやりたいものです。 その時は厳しく感じた店長ですが、社会人となった今では当たり前のことを言ってくれていた気がします。 社会を知らなかった自分には反発心がありましたが大変いい経験をさせてもらいました。 そこはチェーン店ではなく、ある意味ちゃんとした居酒屋で日本酒の種類も充実していた気がします。 私はまだ日本酒がどういうものかというのをあまり知らなかったので客に言われるがままに、コップか... »