「NAMCO(ナムコ)」 の由来
今のゲームの連動性はものすごい。
ICカードでデータ管理がなされ、関連雑誌には特典が付き、抽選もこちらのゲーム回数を確実に把握したうえで行われる。
ただ、ユーザー側もしたたかで、懸賞物は何口で当選したとかいくつの名義で応募したかなんて情報もやりとししているから公平に商品が送られているのかという疑問にも逆にシビアな回答が得られるわけ。
さらに最近は、マクドナルドやコンビニをまわらせるという連動が生まれているのが厄介。
全員プレゼント!という有難い企画ではあっても、裏では販売促進費で十分儲けはでているから骨を折るのはプレーヤーのみとなる。実によくできている。
日本人は律儀だから、たとえそれが無料頒布であっても二人に一人はその店舗にお金を落とす。
私が訪れたのはゲームセンターのナムコ。
映画を見て、無料頒布と無料ゲーム権を手に入れたはずが、いつの間にかUFOキャッチャーに数千円をつぎ込みなんとかワンピースフィギュアを手に入れる。
正直、儲けたのか、だまされたのか、うまくやられただけなのか、店を後にするとき少し後悔があったのは、私の人間の器の小ささと経済力のなさからくるものだろう。
■「NAMCO(ナムコ)」の由来
一つ誤解を解いておくが私はナムコを悪く言う気はこれっぽっちもない。
どこのゲームセンターもやっていることは同じ。
子供たちとダメな大人に夢を売ってくれているのだ。
ナムコが誕生したのは1955年、その歴史は横浜市内の百貨店屋上に設置した2台の電動木馬から始まったのだそう。
社名については創業者中村雅哉さんの名前から取った社名「中村製作所」の英語表記である「NAKAMURA MANUFACTURING COMPANY」の頭文字をならべたものから。
1974年からは米国のアタリ社から「アタリ・ジャパン」を買収し、ビデオゲーム機事業にも進出。
「ギャラクシアン」、「パックマン」、「ゼビウス」と聞いたら40前後の人はたまらないことでしょう。
ファミコンが発りだされると、「プロ野球ファミリースタジアム(通称ファミスタ)」を発売。
これが200万本を越える大ヒット。
その後も「鉄拳」シリーズや「リッジレーサー」シリーズ、「太鼓の達人」シリーズを、ごく最近では、「機動戦士ガンダム戦場の絆」と聞けばゲームに疎い人でもその存在をしることだろう。
2006年に「バンダイ」のゲーム事業を統合し、「バンダイナムコゲームス」に社名を変更。
しかしゲームセンターやテーマパーク等のアミューズメント事業を分離して、従来の社名を受け継ぎ「ナムコ」としているのだそうだ。
ナムコと聞くと、やはり「パックマン」でしょうか。
未だにアミューズメントパークがそれっぽい装飾・配色なのは気のせいだろうか?
やはりナムコだなと、そこに行くと確認できるってなんかいいね!
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