言葉

「土左衛門(どざえもん)」 の由来

見たことが無いものってのは経験も無いわけで、説明するのも難しいものです。 でもそれをみたいかと聞かれたら大抵の人は、それは勘弁してくれと言うに違いありません。 今日は水死体について知識を深めてみたいと思います。 水死体はどのように腐敗が進行していくのか?詳しい説明が見つかりました。 当たり前のことですが、水死体は浸かり続ける日数が長くなるほど腐敗が進行します。 どこがはじめに腐敗していくのか?それはまず顔からだと言います。 やはり浮いているのがいけないのでしょうか? 仰向けなら顔、うつ伏せならお尻から?まぁその辺の具体的な話は次回にでも。 最初に角膜が濁り、死後2週間ほどすると手足の皮膚が剥がれ落ちるのだそうです。 まぁこのくらいでも興味本位で見るのも困難な状況ではないでしょうか。 間違いなく飯は不味くなりそうです。 やがて腐敗ガスにより全身が膨らむと言います。(巨人様化というらしい) 寒... »

「ひやかし」 の由来

皆さんは何も買わないウインドショッピングは得意ですか? 私は苦手です。買うことの前提がなければお店に入るのが憚られます。 でも身内に一人いるんです。上手な人が・・・しかも・・・ デパートといえば地下食品売り場。デパ地下といえばちょっとした流行の発信基地。 そこには魅惑的ないわゆる持ち帰れるおいしいものが盛りだくさん。 デパートのグレードによって店舗も変わるので、一流デパートの地下は、もはや地方の小奇麗なレストランを軽く上回ります。 地方に住む私が、たまにそういった場所へ飛び込むと目移りしてしまい、最初に見つけた店で買い込んでしまうために、後で他の店を見たときに後悔するといった具合。 買えるのはやはり、一食分かお土産程度なので苦渋の選択が強いられます。 そんなデパートで、都内にすむ「都会のねずみ」である従姉妹と買い物に行ったときのお話。 彼女は財布をにぎりしめて地下へ突入しました。 ところが... »

「上前を撥ねる(うわまえをはねる)」 の由来

他人に取り次ぐ賃金や代金の一部を自分のものとする。 また、かすめとることなどを上前をはねるといいます。 しかし、考えてみると我々の現代生活でこの言葉を用いる機会は減っているようです。 それは代用のきく便利な言い方「ピンはねをする」が存在するからであることに気付きました。 ただ、本来の「ピンはね」は「上前をはねる」とは違いきっちり一割を取ることを意味することは覚えておきたいものですね。 ピンというのはカルタやサイコロ賭博で使われていた言葉で、ポルトガル語で点を意味するpintaがその由来なのです。 1の札や1の目をピンとよぶと考えると、ピン芸人といった用い方のようにやはり「1」をあらわすということが理解できますね。 ということで「ピンはね」の由来を軽く流したところで話を今日の本題「上前をはねる」に戻します。 ■「上前を撥ねる(うわまえをはねる)」の由来 「上前」とは「上米」が転じた言葉なのだ... »

「鯖(さば)を読む」 の由来

鯖を読むとは、年齢や体のサイズ(身長・体重・3サイズ)などをごまかす事。 実際の数値より大きく言う事を、鯖読み(さばよみ)といい、実際の数値より小さく言う事は、逆鯖(ぎゃくさば、逆サバ)と呼ぶというのははじめて知りました。 ただ、現代の日本語においては「逆鯖」を用いるケースは極めて少なく、実際より大きくても小さくても、「適当に答えてごまかす」ことを鯖を読む言っていることがほとんどであるらしい。 自分に置き換えてみると、私は鯖を読んだことがほとんどない。 これは生まれもったものの影響が大きいので大きなことは言えないが、見た目は実年齢より若く見られるし、慎重もほどほど体重は軽すぎるくらいなので特に体格に関しては不満も無い。 もちろんそれが女性であったならバストの件やウエストの件や、いくら少なくても過ぎることのない体重の件など様々な案件が出てくるのだろう。 男からみても、バストは大きいことに越し... »

「ヒント」 の由来

なぞなぞってすごく苦手です。 要領さえ分かれば答えられるのですが、方向もわからないまま飛び込むと想像が様々な方向に飛んでしまって収集がつかなくなるのです。 常人では考え付かない答えにいってしまいかねないのです。 周りがボケと考えてしまうような答えについて自分自身でも説明するのに苦労するのです。 状況とメンバーをしっかり観察しながら、おそるおそる口を開くのですがそれでも恥ずかしい思いをすることもしばしば。 そこで・・・ 「ヒント! ヒントちょうだい! ヒントヒント」と連呼してしまいます。 ところでヒントって何?どこからきたの?ある日、なぞなぞの途中でこのなぞなぞに気付いてしまいました。 それについて誰か何かヒントをください。いやまじで。 だってその発音を聞いたら単純に思いつく英語からといった答えには行きつかなそうだし、とても日本語や漢字からきたとは想像がつかない。 万一外国語だとして、その日... »

「グレる」 の由来

不良という言葉はどうかなと思いますが、ヤンキーと呼ぶと逆に呼ばれるほうがお調子にのってしまう気がします。 ずいぶん前に暴走族を珍走団とよぼうなんて企画を警察が出した(呼び名が格好悪ければやめるのではないというお話)な~んて記事を地方の新聞で見かけた気がするのですが、未だに暴走族と呼ばれているということは結局定着するには至らなかったようですね。 今日取り上げるのは「グレる」なんですが、この由来として想像できるのは、グレーくらいかなと思います。 白でもなく黒でもなくグレー。 どちらにも転がるグレー。まだ染まりきっていないグレー。 そんな風に社会が温かく見守ってあげれば彼らの公正も早いのかもしれないですよ。 みんないつかは大人になるのですからね。 ■「グレる」の由来 少年・青年が、反抗的な態度、反社会的行動をとることをグレるといいます。 「グレる」はハマグリからその由来がきているのだそうです。 ... »

「山勘(やまかん)」 の由来

私は人によく「勘がいい」と言われます。 しかし私はその言われ方にあまり納得できません。 それはなぜかというと・・・ 「勘」辞書でひいてみるとその意味は、物事を直感的に感じ取る能力。第六感。 よく調べて考えること。罪を調べただすこと。 勘の語義としてあげられるのは、直覚いわゆる〈第六感〉、虫の知らせ、無意識および下意識、練習による機械化や自動化、技神に入るの妙、神徠(しんらい)、霊感、悟り、禅、三昧(ざんまい)以心伝心、手加減、こつ、呼吸などなど・・・ 当たっているものもあり、そうでないものもあり・・・もちろんこれは私の考え。 ある大学教授の言葉を見つけました。 「勘というのは、棚ボタ式に出てくるものじゃない。それまでに経験したことが体の中に残っているから、ピンとくるんです。私の考え方はまさにこれかもしれません。 ■「山勘」の由来 山勘とは、勘に頼って成功を狙うこと。当てずっぽうのことも言い... »

「ビリ」 の由来

私は負けず嫌いです。 恐ろしいほどの負けず嫌いです。 人生でビリになったことは高校に入学して最初の数学のテストだけです。 勘違いして出場したスノーボードの大会では、限りなく最下位に近かった実力でしたが一本目のジャンプでノーマルな飛び方をすることで着地を完璧に決め100人の参加者の中で順位は真ん中辺りに滑り込みました。 二本目はできもしない技に挑み、見事日の丸特攻隊のように玉砕しました。 これも作戦といえばそうかもしれませんが、まぁ要するになるべく下の順位になりたくないから、ちょっとだけズルをしたわけです。 そんな私だからビリの気持ちというのがよくわからないということに今更ながら気がつきました。 考えてみれば、勝負事があれば必ず敗者というものが存在するのです。 小学校の運動会で、仲良し二人が手を繋いでゴールするといったことが問題になることがあります。 順位をつけないといった優しさもそこにはあ... »

「お茶を濁す」 の由来

お茶を濁すとは、いい加減なその場しのぎで、誤魔化したり取り繕うことを言います。 私は、「お茶を濁す」こと・・・本当に多いです。 理由は・・・あんまり耳が良くない。 これについては最近気がついたのですが、本当に困ることが多いのです。 携帯電話などは最大の音量でも周りに騒音があると聞こえないこともしばしば。 テレビのボリュームは家族が耳が痛いと嘆くほど上げてしまいますし、居酒屋などでは話が通じないことが多いのであまり好んでいくことはありません。 以前友人がクラブに行く理由は音が大きいから自然と女の子との距離が近づくといったようなことを言っていましたが、私などは逆に話しになりません。 いくら聞き返しても、二度めまでかなというのが自分の中であるのでそれでも聞き取れない場合は、適当に流してしまうことにしています。 あまりいいことではありませんよね。 ■「お茶を濁す」の由来 昔はお茶はたいへん貴重なも... »

「とことん」 の由来

自分の言葉でないものは中々受け入れにくく、そのため逆に喉元にひっかかるように気になるので心にも残るものです。 今日は「とことん」を取り上げたいと思います。 この言葉を連呼するのは、とりわけ政治家に多いのではないでしょうか? 他の言葉とセットで考えると、議論を深めてとか、やりぬくとか、責任を持って取り組んでいることをアピールし、更にそれにしっかりと向き合っている姿を強調したいときに用いられるようです。 でも現実はというと・・・いやその答えは皆さんに委ねます。 ■「とことん」の由来 「とことん」は日本舞踊からきているといわれています。 「トコトントコトン」という足拍子を意味しているのだそうで、転じて踊りの意味となったようです。 その舞踊の「トコトン」は「床(とこ)」と「トン」という擬音が語源と言われており「とことん」でも擬音であると考えられているようです。 歴史でたどると、十返舎一九著「東海道... »

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