食べ物

「メンチカツ」 の由来

メンチカツのメンチとは一体どこからきたのか? ミンチ肉で作ってるんだからミンチカツでいいんじゃないの? 確かにその通り、言われて納得だ。 ちなみに大阪を中心とする地域ではミンチカツとも呼ぶらしい。 なるほど関西正しいぜ。 ■「メンチカツ」の由来 メンチカツの歴史は、明治時代にまでさかのぼる。 東京は浅草の洋食店で「ミンスミートカツレツ(minced meat cutlet)」として販売されたのが最初だそう。(mince 挽き肉 meat 肉 cutlet フランス語のcoteletteコートレットが語源) 実はもう一説ある。 昭和初期に兵庫県神戸の純神戸肉三ッ輪屋精肉店が、東京の洋食店の「メンチボール」(ミートボールのことらしい) をヒントに考案したものであるとの話。 ずばり「メンチ」の語源についてはっきりとした説は存在しない。 俗説としてあげるなら、前説から「ミンスミートカツレツ」は を... »

「おみおつけ(御味御付)」 の由来

味噌汁の丁寧語ってご存知でしょうか? それは「おみおつけ」。 正直私は、ここでへっ~と感心してしまいました。 というのは、「おつけ」の部分から「おみおつけ」とは漬物のことだと思っていたから。 なんともお恥ずかしいお話。 ■「おみおつけ(御味御付)」の由来 おみおつけの「おつけ」とは、動詞「付ける」の連用形「つけ」を名詞化したものに、接頭語の「御」をつけた言葉。 つけるとは当然、本膳であるご飯に並べてつける汁といった意味の女房詞なのだそう。 その前の、おみおつけの「おみ」の部分については「おつけ」を更に丁寧にして「御御(おみ)」となったという説が有力だという。 そんなことがあるのか?と思うかもしれませんが「御御足(おみあし)」やら「おみこし」やら「おみくじ」も同様だよといわれると、この説が有力であることに納得。 つまり「おみおつけ」には三回「御」がつくことになるわけだ。 さて、その説自体を否... »

カットアンデスメロン

「アンデスメロン」 の由来

先日、一箱六個入りのメロンをいただきました。 普段スーパーなどでもよく目にするメロンですが、自分から手を出すことがあまりないので、こういう機会は非常に有り難いものです。 今回いただいたのはアンデスメロンという種類のメロンでしたが、これは名前からして外国産…? アンデス山脈の方で作られているからアンデスメロンという名前なのでしょうか? 何気なく食べていたメロンでしたが知らない事だらけという事に気づかされました。 出来れば高級なメロンでありますようにと願いつつ、アンデスメロンを掘り下げていきたいと思います。 アンデスメロンの名前の由来 それでは早速アンデスメロンの名前の由来から。 なんとアンデスメロンは、作って安心、売って安心、食べて安心、そしてメロンは芯をとって食べるので、安心(あんしん)のしんを除いてアンデスと名付けられたそうです。 このアンデスは、「つくって安心、売って安心、食べて安心」... »

「チンゲンサイ(青梗菜)」 の由来

口に出してはいけない言葉ってのがある。 テレビで言うところの放送コード。 だけどギリギリセーフなワードもあるわけで、それを女優やら女子アナやらが口にすると今の時代はうまく編集され禁止ワードに生まれ変わり、ネットで垂れ流しなんてことも。 たとえば、満月。たとえばレマン湖。たとえば玉袋筋太郎。 んん・・・完全にアウトも含まてる? 今日取り上げるのは「チンゲンサイ」。途中で止めずに一息でいきたいものである。 まぁそれでも「チンゲンサイ」と大声で叫んでいる女性を見かけないのはそれほど馴染みのない野菜であるからだろうか。 でも箸を転がしただけでも笑うくらいの青春真っ盛りの女子なんかは興味津々なお年頃のせいもあって、ちょっとテンションが上がったりすると陸橋の上から大声で叫ぶなんて奇行を行うのかもしれない。 というか今日まさにその現場を見かけたからここで取り上げることになったなんて書いても誰も信じないだ... »

「コッペパン」 の由来

私は食が細いのでそれほど食べなくてもかまわないほう。 昼食などは、何が食べたいかというよりはいかに安く済ませるか。 弁当ならミニで十分だし、今日などはおにぎり一つにから揚げ棒。 飲み物は1リットルの紙パックフルーツジュース。 改めて振り返ってみると、どんだけチャンポランなんだと我ながら可笑しくなる。 そんな私の究極の節約術は、量の多いパンを飲み物で流し込み腹を満たすというもの。 昔から気に入っているのは山○製パンのコッペパンで、特に懐かしさを覚えずにはいられないジャム&マーガリンがやめられない。 ■「コッペパン」の由来 コッペパンという呼び名はフランス語から来ていると言います。 コッペはフランスパンの一種「coupé(クーペ)」が訛ったものだそう。 (フランス語「クーペ」とは、「切られた」という意味) フランスパンは皮が硬く、食べやすいように切込みが入っていたわけですね。 日本で... »

「ガーナチョコレート」 の由来

今日は朝のバラエティニュースを見ながら、CMで気になった商品の由来を調べようと決めてみた。 最終候補は二つ。 クレジットカード会社の「ジャックス」と「ガーナチョコレート」。 最終審査は書きやすさ。何かエピソードがないと書きづらい。 ここで明暗が分かれる。私の人生でジャックスカードとの接点がなかったのだ。 ごめんなさいジャックス。Japan Consumer Credit Serviceの略、JACCS。 一行PR終了。 ■「ガーナチョコレート」の由来 ガーナチョコレート(ガーナチョコレート)は、株式会社 ロッテが販売しているチョコレート。 創業からしばらくは主にガムを製造していたロッテ。 1964年浦和チョコレート工場が完成するとガーナミルクチョコレートの販売を開始した。 ミルクチョコレート発祥の地であるスイス本場の味を再現したかったロッテ。 ガーナミルクチョコレートという商品名の由来とな... »

「リケンのワカメスープ」 の由来

昔から苦手なものがある。 それはわかめスープ。 味も触感も苦手なのだが、一番は食べるとおなかが下ること。 だから出されてもわかめそのものは残したり定食のスープがわかめというだけで他の単品にしたりなるべくニアミスしないように生きてきた。 しかし、今日は取り上げなければならない理由ができたので久しぶりに触れてみることにする。 ■「リケンのワカメスープ」の由来 ワカメスープといえば「リケンのワカメスープ」であるというのは、食べない私でも、あの独特のリズムのCMフレーズで存じ上げている。 そのリケンが、今現在毎日世間を騒がせている。 それは○○○○細胞の一件である。その細胞が将来的に名前もなくなっていることも見越して今回はホニャララ細胞と記しておくことにしよう。 スープを製作しているのは理研ビタミン株式会社。 その母体となるのは「理化学研究所」、つまり今話題のあのリケンなのだ。 理化学研究所は、物... »

「イクラ」 の由来

なぜ今までこの物体の由来をやらなかったのか。 未だに不思議である。 「イクラはいくら?」 子供でも考えやすいダジャレ。だからこそ、その由来は気になる。 大人になると、考えている以上にお値段は張るんだよといったダジャレは無視。 それこそ大人の事情で物事をとらえすぎ。 確かに回転すしでもウニや大トロ、中トロに続いて高値のつくイクラ。 その由来はどこからぞね? ■「イクラ」の由来 イクラとはサケの魚卵。そんなことは説明せずとも皆さんもご存知のことだろう。 「イクラ」の由来はなんとロシア語からだと言う。「魚卵」「小さくて粒々したもの」という意味らしい。 ただ、ロシア語における「イクラ」はサケに限らないのだそうで魚卵であればたらこでも何でもすべてが「イクラ」となるのが日本語との違い。 サケの卵は、ロシアでは「赤いイクラ」と呼ばれる。 一方、「黒いイクラ」というものも存在するそうで、こちらは皆さんご存... »

「薄荷(はっか)」 の由来

誰かが善意でしてくれる、与えるという行為は時として相手を悩ます。 人にはそれぞれ好みというものがあってその中には絶対に無理というものも存在する。 相手との距離感というものも大事で、気心の知れた相手なら遠慮なくいらないとかあとで食べるねなんて誤魔化し方もできるが、絶対に断れないという状況もごくたまに巡ってくるものだ。 またそれが食べ物なら一瞬の我慢で済ませることが出来るわけだが(もちろん後味とかは残るけどそこは飲み物なんかでフォローするとして)まさに今日、とある社長夫人にいただいた代物には閉口した。 ハッカ飴だ! しかもでかい。 口には出せないけどやっぱりチョイスがおばちゃん。 私には食べられないものはほとんどない。 だけど苦手なものや好まないものはある。 その筆頭がこのハッカなのだ。 ううううう 苦しい・・・泡泡あわわ ■「薄荷(はっか)」の由来 昔からこの名前には疑問だった。 苦手なもの... »

「芝海老(シバエビ)」 の由来

ホテルやレストランでの偽装が問題になった2013年。 それらのニュースをみると、ほとほとあきれるばかり。 意図してやっていたようにしかみえないとは国民すべての声だろう。 ただそこには、だいたいそんなものじゃないという意見も含まれるわけだが。 更には、最初に偽装が発覚した人だけ貧乏くじで可哀想といった同情も聞こえてきそう。 だってその後に続けて出るは出るは偽装の山、山、やま。 ■「芝海老」の由来 偽装の発覚するものには一つの共通点がみられるのは明白。 それは、高級食材であるという点だ。 高いものだからその分経費の削減になる、そう考えると分かりやすい。 いやまて、偽装を意図してやっているというった認識はまずい。 そもそも我々はその高級食材が一体どういったものなのかを知らないことの方がおかしい。 例えば芝海老。 同じクルマエビ科のバナメイエビが「誤表示」で調理販売されていたわけだがどのくらいの人... »

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