Archives 2012年6月25日 – 由来メモ

「百合(ゆり)」 の由来

なんてもろい茎なんだろう。 うちの実家は自然に恵まれているのでそこいらじゅうに百合が咲き乱れている。 それなりに大輪を咲かせるから見ごたえもあるし、見ているだけで凛として上品な感じがするから人気はあるのだろう。 お墓参りなどに持参する人も多いはず。 しかし、よく知るものからしたらちょっとデメリットが多い気がする花である。 第一に、先ほど書いたように茎が折れやすい。 しかも花が大きいからその分重く垂れ下がる。 なんとも不バランスだが、それが逆に風情があるように見えるのかもしれない。 第2に、花粉がすごい。 何がすごいかと言うと量も多いし、その上、一度つくと取れないからかなりの厄介者。 確か販売時にはすでに切ってある気がする。 ある意味去勢手術。 そして最後に、田舎の人しか知らないのだけれど、猪の大好物。 このため、群生地は見事に耕され、球根はことごとく彼らの胃袋の中へ。 栽培している人にとっ... »