「ビリ」 の由来
私は負けず嫌いです。 恐ろしいほどの負けず嫌いです。 人生でビリになったことは高校に入学して最初の数学のテストだけです。 勘違いして出場したスノーボードの大会では、限りなく最下位に近かった実力でしたが一本目のジャンプでノーマルな飛び方をすることで着地を完璧に決め100人の参加者の中で順位は真ん中辺りに滑り込みました。 二本目はできもしない技に挑み、見事日の丸特攻隊のように玉砕しました。 これも作戦といえばそうかもしれませんが、まぁ要するになるべく下の順位になりたくないから、ちょっとだけズルをしたわけです。 そんな私だからビリの気持ちというのがよくわからないということに今更ながら気がつきました。 考えてみれば、勝負事があれば必ず敗者というものが存在するのです。 小学校の運動会で、仲良し二人が手を繋いでゴールするといったことが問題になることがあります。 順位をつけないといった優しさもそこにはあ... »
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