Archives 2012年11月28日 – 由来メモ

「ビリ」 の由来

私は負けず嫌いです。 恐ろしいほどの負けず嫌いです。 人生でビリになったことは高校に入学して最初の数学のテストだけです。 勘違いして出場したスノーボードの大会では、限りなく最下位に近かった実力でしたが一本目のジャンプでノーマルな飛び方をすることで着地を完璧に決め100人の参加者の中で順位は真ん中辺りに滑り込みました。 二本目はできもしない技に挑み、見事日の丸特攻隊のように玉砕しました。 これも作戦といえばそうかもしれませんが、まぁ要するになるべく下の順位になりたくないから、ちょっとだけズルをしたわけです。 そんな私だからビリの気持ちというのがよくわからないということに今更ながら気がつきました。 考えてみれば、勝負事があれば必ず敗者というものが存在するのです。 小学校の運動会で、仲良し二人が手を繋いでゴールするといったことが問題になることがあります。 順位をつけないといった優しさもそこにはあ... »

「お茶を濁す」 の由来

お茶を濁すとは、いい加減なその場しのぎで、誤魔化したり取り繕うことを言います。 私は、「お茶を濁す」こと・・・本当に多いです。 理由は・・・あんまり耳が良くない。 これについては最近気がついたのですが、本当に困ることが多いのです。 携帯電話などは最大の音量でも周りに騒音があると聞こえないこともしばしば。 テレビのボリュームは家族が耳が痛いと嘆くほど上げてしまいますし、居酒屋などでは話が通じないことが多いのであまり好んでいくことはありません。 以前友人がクラブに行く理由は音が大きいから自然と女の子との距離が近づくといったようなことを言っていましたが、私などは逆に話しになりません。 いくら聞き返しても、二度めまでかなというのが自分の中であるのでそれでも聞き取れない場合は、適当に流してしまうことにしています。 あまりいいことではありませんよね。 ■「お茶を濁す」の由来 昔はお茶はたいへん貴重なも... »

「アスクル」 の由来

通販特集というのをテレビでやっていました。 ここでの主役は、やはり以前取り上げたアマゾンに間違いありません。 私も数回利用しましたが、送料が無料というのはほんとうに有り難い。 困ったときのアマゾンと、いつも頭の片隅に置き重宝しております。 その番組が進む中、興味深い会社を見つけました。 それは「アスクル」。 実は私、この時初めてこの会社名を知りました。 アスクル株式会社は、東京都江東区に本社を置く事務用品を中心とする通信販売会社なのだそうです。 事務機器メーカーであるプラスの関連会社であり、同社のプライベートブランドはプラスの製品が多いとか。 早速覗いてみると、事務用品のほかにも季節商品や家電なども見つけられます。 社名の由来は・・・皆さんお気づきでしょうか? 「あすくる」・・・「明日来る」・・つまり翌日配達することから転じてアスクルになったそうです。 即日発送という、それ以上の信用はない... »

「とことん」 の由来

自分の言葉でないものは中々受け入れにくく、そのため逆に喉元にひっかかるように気になるので心にも残るものです。 今日は「とことん」を取り上げたいと思います。 この言葉を連呼するのは、とりわけ政治家に多いのではないでしょうか? 他の言葉とセットで考えると、議論を深めてとか、やりぬくとか、責任を持って取り組んでいることをアピールし、更にそれにしっかりと向き合っている姿を強調したいときに用いられるようです。 でも現実はというと・・・いやその答えは皆さんに委ねます。 ■「とことん」の由来 「とことん」は日本舞踊からきているといわれています。 「トコトントコトン」という足拍子を意味しているのだそうで、転じて踊りの意味となったようです。 その舞踊の「トコトン」は「床(とこ)」と「トン」という擬音が語源と言われており「とことん」でも擬音であると考えられているようです。 歴史でたどると、十返舎一九著「東海道... »