「断末魔(だんまつま)」 の由来
よく聞くけど本当には(現実には、目の前では)聞いたことはない「断末魔の叫び」。 この言葉を調べてみると、どうやら私は勘違いをしていたことに気づきました。 「断末魔」とは状態を表す言葉で、その意味は人間が死ぬ直前の状態のことなのです。 息を引き取る瞬間そのものが「断末魔」であり、「断末魔の叫び」となると、その時に上げる声のことを表すのです。 その声は、痛みや苦しみなどからあげるものだけでなく、生に執着することからも生まれます。 これから死ぬという恐怖や、生が終わってしまうという後悔など様々な感情が含まれるのでしょう。 おそらく、その瞬間はなんの羞恥心もなく何にも束縛されることはないから、相当な痛みの、無念の、後悔の声なのであろうと予想されます。 自分はできることなら声をあげずに静かに断末魔は迎えたいものです。 しかし、その時その状況になってみないとそれは誰にも分からないものです。 私たちが安... »
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