Archives 2013年7月4日 – 由来メモ

「大袈裟(おおげさ)」 の由来

実際より誇張して言うことを「おおげさ」と言います。 私の身内にもその手の人がいますが、こちらは大見得の大法螺ふきとでもいいましょうか。 更に大風呂敷で隣で聞いていると私も顔が赤らんでしまうほど。 ほんと勘弁して欲しいものです。 「おおげさ」にはそれよりもどちらかといえば、想定がいい意味で甘いといった雰囲気を感じます。 「おおげさ」の由来といわれてもなかなか想像がつきませんが、漢字になおして「大袈裟(おおげさ)」と書くとその難しそうな見覚えのある二文字から、お坊さんの着る服、袈裟のことを思い出します。 由来はやはりそこからきているようです。 ■「大袈裟(おおげさ)」の由来 大袈裟は、本来は僧侶の着る法衣の袈裟に「大」が付いた語で、「大きな袈裟」のことでありました。 大げさの語源は、「大それた」や「大胆な」といった意味を持つ「おおけなし(おほけなし)」と同源の「大気さ(おほげさ)」で、その音と... »