「ビーバーエアコン」 の由来
ちょっとリッチなというよりは老舗のとある会社の社長さんのご自宅の奥座敷に通された。 そんな経験はまたとないと、社長が現れるまで部屋の隅々の調度品まで舐めまわす。 見たことのない壺に、聞いたことも無い言葉の書かれた掛け軸、油絵のどこが上手なのかも分からず ただただ頭の中で1万円札が飛び回っている。 お茶には上品な和菓子がついてきて、どのように食べていいかがわからずお腹は空いていたけど皆が手を付けるまでじっと我慢。 目の前に社長さんがいたので気が抜けず、当然食べた気にもなれなかったが後になって考えれば心地よい緊張もあり、大変貴重な体験であった。 でもそこに一つだけ腑に落ちない物が置いてあったのは今でも覚えている。 それは古い古いエアコン。 十年とか二十年とかよりもっと昔のビーバーエアコン。 その特徴的は名前は前から記憶していた。エアコンなのになぜにビーバー? 皆さんも一度や二度は考えたことがあ... »
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