Archives 2013年7月1日 – 由来メモ

「いいちこ・吉四六(きっちょむ)」 の由来

大学生の時、時給につられて居酒屋でバイトしたことがあります。 今考えてみれば18そこそこだったので、居酒屋というもの自体に体験が無く何も知らないからできたバイトだと思います。 今やるか?と聞かれたらやりたくないバイトワースト3に間違いなくはいることでしょう。 なぜかって? 酔っ払いの相手をしなくてはならないし、タバコ臭いし、時には客がもどしたトイレの清掃・・・ 数ヶ月とはいえよくやったものだと当時の自分を褒めてやりたいものです。 その時は厳しく感じた店長ですが、社会人となった今では当たり前のことを言ってくれていた気がします。 社会を知らなかった自分には反発心がありましたが大変いい経験をさせてもらいました。 そこはチェーン店ではなく、ある意味ちゃんとした居酒屋で日本酒の種類も充実していた気がします。 私はまだ日本酒がどういうものかというのをあまり知らなかったので客に言われるがままに、コップか... »

「とびひ」 の由来

喘息もちでアトピーもち。昔から肌の弱い私。だからスポーツは欠かせませんでした。 でもおかげさまでどちらも改善の兆候。 ですが一つだけ治らないものがあります。 それは「とびひ」。 こりゃとびひだねなんて軽くお医者さんは言うけど・・・ ただ書きこわしただけなのに他人に移るから気をつけてなんて・・・ 「とびひ」って一体何者? ■「「とびひ」の由来 最初は水ぶくれ、それがただれに。 そこにかさぶたが生じて・・・ 水ぶくれの内容物やかさぶたには細菌がいるのだそう。これに触ってしまうと本人の他の部分にも伝染! とびひという病名もこの現象(飛び火する様)に由来しているのだそう。 正式な病名は伝染性膿痂疹と言われ細菌感染症の一つとのこと。 虫刺されやあせもができて湿疹も悪化しやすい夏の時期は特に注意だそうです。 細菌は健常な皮膚でも常に存在しますが、湿疹や虫刺されをきっかけに皮膚表面に傷ができると、繁殖し... »

「村八分(むらはちぶ)」 の由来

九州にあるに親戚の家はいつも村八分状態で暮らしている。 村八分(むらはちぶ)とは村落の中で掟や秩序を破った者に対して課される制裁行為のこと。 現在は差別用語とされているが、実在はするのである。 まぁ集団で仲間はずれにすると考えれば間違いない。共同絶交とも言うらしい。 ではなぜ親戚はそうなったかというと、間違っていることを正しいとはいえないからだ。 日本人というのは、空気を読むとか、長いものにまかれるといった言葉が存在することが証明するように人の顔色を見て自分の身体を決めるようなところがある。 それができないというわけ。 でも話をよく聞けば空気を読まなくていいし、無理にあわせることもしなくていいから案外楽だよ。 とは従兄弟の話。 大火事とか起きてみんなが間違った方向に逃げてもこの家族だけは助かったりするのかななんて遊びにいくとたまに思う。 ■「村八分(むらはちぶ)」って 八分というくらいだか... »

「目安」 の由来

目安とは、おおよその基準や見当。目印、目当て、目標などのこと。 目安は、形容詞「めやすし」の語幹が名詞になった語なのだそうです。 「めやすし」は「目(め)」と「安し(やすし)」で構成されていて見ていて安心していられるという意味。 平安時代には「見苦しくない」「見やすい」の意味で用いられたと言います。 それが鎌倉時代になると、そろばんの位どりの印や秤の目盛りといった、見てすぐわかるものを目安と呼ぶようになり、目当てや基準といった意味でも用いられるようになります。 現代の「目安」の用法に近づいたわけですね。 更に更に室町時代になると読みやすく箇条書きした文書や訴状のことも言うようになり、そこから訴状一般を指すようになったと言います。 さてそこで気になるのは・・・目安といえば!徳川吉宗の目安箱。 目安箱(めやすばこ)とは庶民の進言の投書を集めるために設置した箱、またその制度そのものの事。 政治や... »