「法螺(ほら)」 の由来
ホラ吹きの「ほら」は、漢字で「法螺」と書く。 意味は大げさに言うことや、でたらめを言うこと。 人に法螺吹きと言われて嬉しい人はそれほどいないだろう。 この「ホラ」は法螺貝に細工をした吹奏楽器からその由来はきている。 山伏が山中での連絡や獣除けに用いていた 「法螺貝」。 後の世では軍陣がその行動の合図に用いるようになったのだがその見た目以上に大きな音が出るのだという。 確かに戦を想像すれば数万の軍勢の陣頭指揮だから余程の音量が必要だろう。 そのことから、予想外に大儲けをすることを「ほら」と言うようになり、さらに大袈裟なことを言うことを「法螺を吹く」と言うようになった。 また、重要な法具としての役割も持ちよく法会に用いられていたことから仏の説法の盛んな様子なども、法螺吹きに喩えられるのだという。 こう見てみると「法螺吹き」も悪くない。 ■「法螺(ほら)」の由来 私の尊敬する経営者に孫正義という... »
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