Archives 2014 – 26ページ目 (38ページ中) – 由来メモ

「ホテルニューオータニ」 の由来

ホテル業界には「御三家」と呼ばれる存在があるのを皆さんはご存じだろうか? それは帝国ホテル東京、ホテルオークラ東京、そして、ホテルニューオータニ。 なるほど、どれもなんとなくそれと認識している。 だが、いざ名前を挙げてみなさいといわれると難しいと思われるのはきっと宿泊したことがないだろう。 一番古く1887年(明治20年)創業で120年の歴史を誇るのは帝国ホテル。 外務大臣井上馨さん、渋沢栄一さん、大倉喜八郎さんといった日本財界のリーダーたちにより設立されたという経緯が示す通り、国策によって生まれたホテルなので大日本帝國を代表する一大ホテルとの意味がこめられこの名前が付けられた。 ホテルオークラは、その名前の通り大倉喜八郎さんの長男で大倉財閥の二代目大倉喜七郎さんによって設立。 「帝国ホテルを超えるホテル」がコンセプト。 そして「ホテルニューオータニ」。 日本初の超高層建築、東洋一の展望レ... »

「どっこいしょ」 の由来

「うんとこしょ どっこいしょ それでもカブは抜けません。」 有名なあの童話より。 力を入れるときに人は「どっこいしょ」と本当に言うのかは少し疑問。 でも座るときは自然とこの掛け声が沸き起こる。 不思議だ。本当に不思議だ。 やはりリズムなのだろうか? 1 2 の 3 ではない。 やっぱり「どっこいしょ」。 私もそんな歳か・・・少し寂しくなる。 確かに最近よくよろけるし、バランス感覚も悪くなった。 あんなに得意だった高いところも怖くなってきた。 体も少し重くなったから当然と言えば当然なのだがやはり寂しい。 そして「どっこいしょ」。こりゃ困った。 ■「どっこいしょ」の由来 この歳をとると自然と口から発せられるおまじない「どっこいしょ」はなんと霊山に登るときに唱える「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という掛け声から来ているらしい。 「六根」とは、仏教の世界で、眼・耳・鼻・舌・身・意のこと。 これ... »

「コールド・ストーン」 の由来

贅沢な時代である。 三月も下旬の小春日和に、デパートを訪れると、あるお店の前に列ができている。 コールド・ストーンのアイスクリームだ。 その中心は女子中高生。空調が整っているとはいえ彼女たちはロンTやシャツなどの軽装。 その上この時期にアイスクリームである。 どの顔も春休みの解放感からか興奮気味で顔も赤らんでいる。 確かに彼女たちの有り余るほどのエネルギーを覚ますにはアイスはちょうどいいのかもしれない。 ■「コールド・ストーン」の由来 正式名称はコールド・ストーン・クリーマリー (Cold Stone Creamery) 、ご存じアイスクリームのブランドである。 最大の特徴はアイスクリームとナッツやフルーツなどをオーダー後にミックスイン(トッピングの呼称)すること。 客ごとに一品物の「オリジナルアイスクリーム」を提供するというわけだ。 「歌って踊るアイスクリームショップ」と、上陸時にはかな... »

「癪に障る(しゃくにさわる)」 の由来

不思議なもので、怒りの尺度というのは人それぞれに異なる。 自分が絶対に許せないようなことでも、人によっては気にもしない。 なんだか理不尽を感じることもあるが、逆にその人が怒りを表す物事に、自分は全く興味がなかったり。 お互い様?どっちもどっち? そう、そこにはきっと興味の度合いが関係しているのかもしれない。 ■「癪に障る(しゃくにさわる)」の由来 怒りの第一歩に「癪(しゃく)に障る」という表現がある。 「癪に障る」とは、「腹が立つ」とか「気に障る」、または「癇(かん)に障る」といった意味。 癪に障るの「癪」とは、胸や腹のあたりに起こる痛み、いわゆる「さしこみ」のこと。 と書きながら「さしこみ」とは?と私も頭をひねる。 さしこみとは胸・腹などに起こる急激な痛みのことを言うそうで、胃潰瘍・や胆石症などの症状と考えられるらしい。 普段はまったく無症状であるが食べ過ぎた後や、ときになんらの誘因もな... »

「お世辞」 の由来

社交辞令とお世辞が下手な私は苦手な場所がいくつかある。 一つ目は飲み会。 仕事関係の気を遣う相手だと最悪で、誰の隣に座ろうか、果たしてその人の隣に座れるかといった悩みで前夜は寝られないほど。 二つ目は地元の先輩との絡み。 世間での上下関係と、この地縁の上下関係ってのは別ですごく気を遣うし、ギャンブル酒煙草女の話しかしない彼らとはなかなか間が持たない。 ついつい余計なことを言ってしまい後でトラブルを抱えたり、本当に面倒。 そして最後は結婚式。 まさに今日も参加してから書いているのだが、非常に苦痛な三時間だった。 どんな声をかけたものだろう。それが出てこないのだ。 新婦の親族として参加したのだが、年も離れているのでそれほど共通の思い出もない。 その中からいくつかをかき集めて、何を話そうか解析を進める。 きれいになったね~とか恥ずかしくて言えないし、あのころは~だったのにねぇ~ とか思い出を語る... »

「溝(ドブ)」 の由来

この言葉の成り立ちが実に興味深い。ドブ 小川でありながら、水路でありながら、その場所が汚れて異臭を放つようになると人は自然とその場所をドブと呼ぶようになる。 あの汚れというのは科学に汚染された人間が生活するから生まれた環境と思われ本来の地球上には存在しなかった異次元の世界と考えられる。 漢字では「溝」と書くのも実に興味深い。 ただの溝(みぞ)、つまりは深みではない。 ある意味、ドラえもんの四次元ポケットにも通じる深い闇がそこには存在する気がする。 ■「溝(ドブ)」の由来 「ドブ」はかなり昔から使われていた言葉であることには間違いない。 その由来は、「土(泥)腐」からきているとか、「泥深」からであろうとか、擬態語、つまり事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語であるといった説が有力と考えられているが、漢字「溝」をみても擬態語説が一番信憑性があるのではないかと私は... »

「箱師のシゲ」 の由来

中学校の頃、友人と都内まで買い物に行くとき親に「東京は怖い人が多いから財布に気を付けて。」と何度も注意されたのを覚えている。 そしてお約束のように靴の中にお金を数千円ほど入れられたりする。 もしもの場合=財布をなくしてしまった時に、家にだけは帰ってこれるようにだ。 嘘のような本当の話。 しかもどこの家もそうだったりする。 同級生などが集まり昔話をしてみるといつもそんな話題になる。 いま考えればおかしな話なんだけど、当時はかなり本気だった。 でも実際にかつあげにあったとか、悪い人に何かされたなんて話はあまり聞いたことがない。 かえって地元の不良の方がたちが悪かったり。 でも悪い人は間違いなくいるなと思ったのは学校に通い始めて都内をよく知るようになってから。 それでも未だにスリが本当にいたなんて・・・正直驚きを隠せない。 ■「箱師のシゲ」の由来 赤羽駅から新宿駅に向かうJR埼京線の車内で女性の... »

「電子レンジ」 の由来

これほど便利なものはない。 学生時代、一人で食事をとりながらいつも思っていました。 それは電子レンジ。 冷たいご飯も、買ってきた弁当も、冷めたスープもなんでもチン。 いや、「チン」と呼ぶのは私は好きではない。皆さんに分かり易いように書いただけ。 私にとってはまさに魔法の箱。 ■「電子レンジ」の由来 電子レンジは英語ではマイクロウェーブ”micirowave”というのだそう。 電子は理解できますが、ではレンジはどこからきたのでしょう。 日本で最初の電子レンジの登場は1961年のこと。 発表したのは現在のシャープの前身である早川電機。 火を使わない夢の調理器として翌年には業務用を発売し、一般家庭に出回ったのはもう少し後の1966年になってから。 その名も、家庭用電子レンジ「R-600」。 その商品名「電子レンジ」が未だにその名称として残っていたのです。 ちなみに「レンジ... »

「マルハニチロ」 の由来

トラブルとは多かれ少なかれ必ず発生するもの。 ただ、機械と人間では圧倒的に感情を持つ人間の方がNGが多いのは何だか悲しすぎる。 不景気になればなるほど、格差が広がれば広がるほど、現状に、社会に、周りに、世間に不満を持つ人が増えて最悪のケースを引き起こす可能性が増す気がしてならない。 最悪のケースとは? それは無差別というものではなかろうか。 誰かをつけ狙うのと、誰彼かまわずとでは大きく違う気がする。 狙われるなら自業自得な面も、諦められないにしても一定の反省なども見えてくるかもしれないが、無差別殺人に身内が巻き込まれたことを想定しようものならその怒りをどこにぶつけていいのかも、何を悔やんでいいのかも明日からどのように家族を守っていいのかもわからず、途方に暮れることだろう。 今日は先日、そういったトラブルが起きてしまったマルハニチロさんを取り上げるが別段、何かを責める気も追及する気も何もない... »

「うじゃうじゃ」 の由来

田舎でも昔のような、様々な種類の魚が溢れているという小川は少なくなっている。 そんな中で、私はタナゴ釣りというものに興味を持った。 タナゴの大きさというのは5センチにも満たない程度。 それを長さ1メートルほどの竿で釣り上げる。 ウキも針も糸も強く触るともろく崩れていくようなつくり。 なんとなくその手軽さから初心者でも大丈夫だろうという軽い気持ちだから挑戦できたのだろう。 エサも合わせて2000円ほどのセットを購入して下調べも万端。 いざ日曜日の朝、車に乗り込み現場に直行した。 大きな池の近くにの小川。水の色も濁りが少なく悪くない。 そ~っと覗いてみると驚いた。メダカだ。群れで泳いでいる。 耳を澄ますとバシャ、バシャと魚の跳ねる音。 かなりの大物。浮かんできたそれらを見ると鯉やフナだ。 お目当てのタナゴを図鑑で確認しながら目を凝らす。 見つけた!死骸がぷかぷか浮かんでいる。いるのは間違いない... »

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