「カバヤ」 の由来
私は子供みたいなところがあります。いえ、永遠の子供です。
ガチャポンがあれば必ず流行をチェックしますし、カードゲームもやらないのにお金を入れてカードだけ出してみたり100円ショップの玩具コーナーもどこまで百円でできるものなのかをリサーチするのが好き。
そして今日のテーマは「カバヤ」。
カバヤは食玩を販売するメーカーとして広く知られています。
食玩とはお菓子に玩具の付いてくるスーパーでよく見かけるあれ。
さすがにいい年になって恥ずかしいから買うことはありませんが、昔に比べてそのクオリティが上がっていることには驚きです。
皆さんも騙されたと思ってコンビニで子供にまみれながらでも散策してみてください。
きっと疲れが取れて夢の持てる大人に変身することができるはずです。
■「カバヤ」の由来
カバヤ食品株式会社(カバヤしょくひん)は、岡山県岡山市北区に本社を置く菓子メーカー。
コーポレートメッセージは「おいしい夢をカタチにしたい」。
創業は1946年(昭和21年)。
終戦間もない当時、岡山駅前の喫茶店の店舗裏でキャラメル・キャンディの製造を始めたのが会社の起こりだそうです。
戦前から戦後にかけて菓子メーカーでは、子どもに強くアピールする為に、「らくだ」・「うさぎ」・「蜂」などのマークに使用することが流行っていました。
そんな流れの中で社名の「カバヤ」については、平和を愛し、おとなしい動物であるというイメージを持つカバからつけられたのだそうです。
それが戦後の「平和な社会を構築する」という国民意識に一致。
更に甘いものが不足していたことから一気に国民に浸透していきました。
特に赤い箱のカバヤキャラメルは子どもたちに爆発的な人気を博しミラクルヒット。
これは何となく聞いたことがあります。
赤は知りませんでしたが、後の黄色(黄土色)のパッケージは私も知っています。
正露丸の箱と同じようなあの独特の色合いとインパクトは非常に強かったものです。
また本物のカバを使ったり、カバの自動車を使った街頭宣伝は、当時としては画期的なことでこれも見事に的中。
人々の心にさらに強く深く印象付けられました。
つまり「カバヤ」の由来など戦時中、戦後生まれの団塊世代の皆さんからしたら知っていて当たり前のお話なのかもしれませんね。その会社が未だに第一線で活躍していることも喜ばしいことです。
久々に食玩を一つ購入してみました。
驚くべきクオリティです。値段は210円。
子供の小遣いでは若干高いですがかって納得の一品。
そして当たり前のことながらガムが一つ。
食べてみる。
これまた驚き。
昔と変わらぬクオリティ。
昔と変わらぬどちらがおまけか分からぬ最高の出来栄えでした。
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