「源氏パイ」 の由来
「源氏パイ」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
言われてみないと興味を持たなかった私は由来ンジャー失格である。
「なんであのハート型のパイは源氏パイというの?」
源氏パイとは三立製菓から発売されているハート型のお菓子。
見たことも食べたこともあるのにその事に興味を示さなかった自分に鞭!
■「源氏パイ」の由来
源氏パイが生まれたのは1965年。
元ネタとなったのはフランスのお菓子であるパルミエ。
当時このパルミエが大ブームになったことから三立製菓が日本で初めて製品化したのでした。
パルミエとそのままでは日本語で「豚の耳」という意味になってしまうそうで三立製菓が考えた名前は何の脈略もない「源氏パイ」。
実はそこには理由があったのです。
それはなんと、NHKの大河ドラマ「源義経」。
発売された1965年は「太閤記」でしたが、視聴率が大変良かった為先取りをする意味からも翌年に放送が予定されていた
「源義経」にあやかり「源氏パイ」と命名したといいます。
まぁ今年で言えば甘いお菓子にすべて「あまちゃん」
こじゃれた喫茶店に「あまカフェ」と名づけてしまうようなのりなのでしょう。
そして近年、とうとう発売されました。
それはもちろん平家パイ!
名前だけ聞くと便乗商品のように思えますが、発売元は源氏パイと同じ三立製菓。去年の大河ドラマは確かに平清盛・・・
レーズンをトッピングしたお菓子「平家パイ」そのイメージは「源氏の放った矢を受ける平らな盾」
ノーコメントでお願いします。
二つを同時購入し是非とも子供のままごと気分で源平合戦を戦ってみたいものですね。
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