言葉

「ハンサム」 の由来

時代の流れと共に流行にのれずに忘れ去られる言葉、自然と使われなくなる言葉、他のものにとって変えられる言葉、世の中にはそんな言葉が多数存在します。 今日はそんな一つ「ハンサム」について。 この言葉を代替するなら、美男子とかイケメンとか外国ならナイスガイ?兎にも角にも「かっこいい男性、顔立ちのよい男子」という事実をどれだけスマートに表現するかということなのでしょう。 その言葉自体が「かっこよさ」を表現できるだけのビジュアル系でなければならないのかもしれません。 「ハンサム」についてはやや時代遅れの感がいがめません。 日本人て人種は、とりあえず英語にしてみるって風潮があります。 その方がスマートで歯切れもよく非日常感が生まれるからなのでしょうか。 ところがこの言葉はとても不思議で、「ハンサム」では英語の匂いがしません。むしろ日本語コラボのようであり例えば「半分寒い」といった本来とは真逆の解釈で髪... »

「茶番劇(ちゃばんげき)」 の由来

昔はそんなこと思わなかったんだけど・・ ずいぶんたくさん見たせいなのか・・ 最近はドラマが面白くない。 刑事ものに先生ものといった定番も「型破り」といった共通項で括られてどこか新鮮味がない。 学生ものなどもスリリングの限界が見え出している。 中にはキャスティング(人気俳優・女優とか)からシナリオを起こしているのではないかと連想させるほど完成度の低いものもみられる。 不況だからとか、制作費がないからとかそんな次元の問題ではないレベルの低いものも多々みられる。 より最悪なケースは人気があっても演技力がないという事例であるかもしれない。 これは観ているほうが苦しくなり、恥ずかしくなり私は心の中でこう呟く。 茶番だろ・・ 「茶番劇」 お茶の間のレベルが低ければこれでも十分なのかもしれない。 安易に想像するならピッタリの番組がある。 志村けんさんと優香さんの「バカ殿」だ。 「エロ」「甘え」「だだっこ... »

「口コミ」 の由来

テレビ、パソコン、ラジオ、新聞、雑誌・・今の時代は様々な場所から情報を得ることができます。 あなたはどんな情報を信じますか? 新聞のコラム? 最近は「新聞の必要性」を肯定する記事ばかりが目に付きます。 公正・公平を貫けば自ずと読者は付いていくと思うのですが、最近はやや自虐的。 お気に入りのテレビコメンテーターの言葉? ブームを無理やり引き起こそうとしている感がいがめず私は信じきれませんが。 2チャンネルの名無し投稿? 不安を煽っているだけで愉快犯に近く感じます。 ラジオのパーソナリティ? 確かにテレビよりはコアな情報が流れますが、顔が見えないものほど怖いものはない。 雑誌の見出し? 目を引くようなタイトルが羅列してありますが、かえって本物を見抜く力が必要に感じます。 そんな中、最近私が信用しているものの一つは「口コミ」であります。 本来、目の前の人あっての「口コミ」。 その相手の信用度あっ... »

「無料(ただ)」 の由来

この言葉大好きです。 ケチで無駄が嫌いな私にとっては「無料(ただ)」というお得情報はもはや生活の一部であります。 でも、「ただより高いものはない」とはよくできたフレーズで、なぜ無料なのかを分析してみると、その奥にはたくさんの思惑が隠れていたりするわけです。 例えば駅の近くに車を止める。 最寄の500円にはじまり、遠くなればなるほど料金は下がり、最後に無料の場所を見つけます。 車で数分の距離、しかし歩いてみれば思いのほか遠い。。 駅に着くと息切れしてなんなら汗をかく始末。 ちょいとコンビニに寄って飲み物なんかを買うと、電車に乗り遅れたことに気づき新聞やらお菓子やら・・ 最寄の500円を思い出し、ため息をついてみたりする。 例えばスーパーの試食。 ただとはいってもさすがに人目も気になる。 ある程度混雑していていい感じの雰囲気に飛び込み一口。 なかなかいけるなぁ~と後ろ髪引かれながら梯子。 いく... »

「娑婆(シャバ)」 の由来

知人の身内のお葬式に参列しました。 仏教って色んな宗派がありますよね。 入場の仕方も違えば、人数や着ているものも違います。 うちの近くはお寺も多いので十人十色に近く、行く度ごとに違う宗派と出会います。 そんな中、どこでも同じなのは合掌することくらい。 時間も短縮の方向で、初七日や三十五日の法要は繰り上げて当日に済ませて、お焼香は「親族以外は一回で構いません。」なんて言われてしまうんです。 よく聞いていない自分は二回で気づいてやめて恥をかく始末。ははは。 何か間違っちゃいないかい?って若干つっこみを入れながらお経に聞き入る。(煩悩が多いから間違えるんだよ) 今日は二人だったんですが、どう聞いても見習いのほうがいい声でよく通る。 それでももちろん主要な箇所と思われるときはお師匠の出番。 そんな感じでなり響いていたときふと耳を疑った。 個人の名前の下りならその流れで何を言っているのか若干理解でき... »

「八百長(やおちょう)」 の由来

大揺れですね。相撲業界。 もちろんここではその是非を問うつもりはありません。 ただ、話を置き換えて思うのは、プロレスのお話。 昔から八百長八百長と叩かてれますよね。 私が見たところ、プロレスは八百長です。 シナリオや、決まりみたいなものは必ず存在します。 誤解がないように書きますが、私は大のプロレスファンです。 華やかな新日本より、どちらかといえば地味な全日本派。 全日本といえば、ジャイアント馬場にジャンボ鶴田。 時は流れて、小橋・田上・三沢・川田など、時には会場に足を運んで観戦もしておりました。 「明るく楽しく激しく」がモットーで、ベテランの前座ではラッシャー木村のお約束で笑いがおき、選手同様にレフリー和田きょうへいにも拍手と歓声が送られる。 閉めは人気レスラーのタッグマッチ。 タイトルマッチなどでは、シングルにもかかわらず、長ければ30分を超える死闘が繰り広げられます。 テレビで放送さ... »

「断捨離(だんしゃり)」 の由来

「私最近ダンシャリしてさ~。」 「あっ そうなんだ。」 皆さんは聞いたことがない言葉を聞きなおすことありますか? 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥・・とはいえ、普段知ったかぶりばかりしている私などはなかなか聞けないものです。汗 でもそれが身内だったので、恥じることなく聞いてみました。 するとどうでしょう。 私の人生で全く出会ったことのない言葉だったのです。 途端、その言葉への興味で頭と心が埋め尽くされ、質問のマシンガンが放たれました。 どんな漢字?何で知ったの?え??もう流行遅れなの? 皆さんはご存知ですか?「ダンシャリ」 私はシャリをダンなので、寿司屋で食べきれないシャリを半分にでもするのかと思いました。 もちろん完全な的外れ。漢字では「断捨離」と書きます。 どうやら女性に断行する方が多いようです。 人生は70年から80年の時代に突入しています。 我々は己の生活を楽にするため、また自分の... »

「駄目(ダメ)」 の由来

無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 貧弱 貧弱 貧弱 貧弱 貧弱 漢字で書いて読み返すと、なんだか自分がものすごくダメ人間に思えてきますね。 これは私の愛読書。 ジョジョの奇妙な冒険の主人公の口癖です。 無駄とは、物事を行っただけの効果や効用のないこと。役に立たないこと。また、そのさま。無益なこと。 「何事も無駄は無い。」最近そのように思うのですが、ふと気づけば口から発していたりします。 例えば洋服のタグ、例えば買い物をした際の包装、例えば誰も見ないような道路標識 ちょっと考えただけで結構出てくるものですが、これを商売にしているかたもどこかにはいるはずなので無駄とはいえないかもしれません。 そんなわけで、この「無駄」を調べようかと思いましたが、調べるうちに「駄目」という言葉が浮かんできました。 どうやらこの二つは一致するようです。漢字の「駄」はもちろんですが、「駄目」を広辞苑で引くと、 1、して... »

「割烹(かっぽう)」 の由来

1、店舗内に調理場設備が整っていて、調理師免許を持った和食専門の板前がいる。 完全個室の数寄屋造りのお座敷で、日本料理(会席・懐石)をお召し上がりいただく店の事 2、お座敷(同上)とおもてなしする者(仲居・芸妓・酌婦)が用意されていて、料理は外部の店舗をもたない出張調理専門の店 から配達してもらうシステムの店。 この二つはそれぞれどんなお店のことでしょうか? 答えは1番が「割烹」、2番が「料亭」のことです。 高級な気分にひたれる日本食を求める場合、皆さんはどちらを選びますか? 考えてみると私はどちらもそれと呼べる店にはあまり出入りしたことがありません。 あたりまえのこと書くなよ!と思われる方もいらっしゃると思いますが、ご勘弁ください。 上記を見る限りでは、割烹は料理を楽しむ場所で料亭はどちらかといえば雰囲気を楽しむ場所のように見えます。 「動」の「割烹」、「静」の「料亭」という表現も適して... »

「野次る(やじる)」 の由来

国会中継を観ました。久しぶりに観ました。 そしてすぐに消しました。 今まで観なかった理由にすぐに気づきました。 その原因を忘れるほど長く観ていませんでしたから。 それは・・見苦しい野次です。 いい歳の大人、しかもそれぞれが地域の何万、何十万の国民の支持を受けた国会議員がなぜあのような相手の話を切るような野次を発するのでしょうか。 最近のマイクは高感度なので、テレビの前の我々でも一語一句逃さず聞き取ることができます。 その内容も次元の低い・・答弁の許されていない人が一番目立っていたり・・ 政治のレベルの低さを浮き彫りにしている感すらあります。 まぁ、それが華、それが醍醐味、それが仕事と言われれば納得せざるおえません。 まぁ、居眠りよりはましですかね。 今日は「野次」について。この言葉もあまりいい印象はありませんね。 私のイメージでは、偉ぶっていたりどうにも手の届かない世界の人間に対して一般人... »

Page 24 of 26«2223242526»