生活

「仏」 の由来

サンスクリット語に仏教と最近調べた言葉の共通点はインド。 ということで、次に調べるのはやはりこれではないか、 ということで、今日は「仏」について。 私のなけなしの知識では、仏=ブッダだったと思いますが、なぜ日本では「ほとけ」という読みとこの「イ」にんべんに「ム」というカタカナにも分解できる組み合わせの漢字一字で表したのか。 知られていそうで以外に分らない。 悟りのヒント探しの旅にでてみましょう。 そもそも仏とは? 仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者のことだそうです。仏陀のこと。 仏陀(ブッダ、梵:बुद्ध buddha) 悟りの最高の地位「仏の悟り」を開いた人を指します。 サンスクリット語buddhaは「目覚めた人」「体解した人」「悟った者」を意味するそうです。 では悟りのレベルによっては仏陀はたくさん存在するのでしょうか? 基本的には、仏教を開いた釈迦ただ一人を指すそうです。... »

「お盆とお彼岸」 の由来

日本人はお墓参りが大好きです。 おかしなことに宗教観はなくてもお墓参りは欠かしません。 正月には神社、結婚式は教会、亡くなればお寺の墓地へはいります。 お布施は言われるがまま払い、自分の代で途絶えても永代供養を申し出て旅立ちます。 主にお墓参りを欠かせないのが年に三回。お盆と春と秋のお彼岸です。 今日はこのお墓参りの日、「お盆」と「お彼岸」について調べたいと思います。 どちらもその名前については前から不思議でした。 なんとなく仏教用語である気はしますが、その意味については全く未知・無知であります。 それぞれ、三月・八月・九月。これもなんとなく疑問。 なぜ一月足らずで再びお墓を訪れるのか? そんな疑問も解決できたら嬉しいです。 今日は同時に二つの言葉を調べることにしましたが、それには訳があります。 どちらも経緯が同じようなのです。 その語源はサンスクリット語(古代インド語)にあり、漢字に訳さ... »

おやつの由来

「おやつ」 の由来

私は十時と三時が大好きです。 これって何のことかわりますか? そうです。今日は「おやつ」の由来について。 子供の時から「おやつ、おやつ」と何度も口にしてきましたが、オヤツってどんな漢字を当てるのか、元の意味は何なのか、そしておやつの始まりなど深く考えたことがありませんでした。今回はおやつの由来について掘り下げてみたいと思います。 私の場合は、だいたい朝は七時、昼は十二時、夜は六時に一日三食ご飯を食べます。 そしてもちろん、十時と三時はお茶(おやつ)、ついでに夜十時(これを書いている正に今)もお夜食にビール♪ これでは太るのも納得ですね・・ 「おやつ」の語源 まずはおやつの語源からです。 おやつの語源は和時計(1873年まで使っていた日本独自の時計)からだそうです。 昔の日本の時刻制度において午後2時前後を「八つ時(やつどき)」と言いました。 そこから「お八つ」→「おやつ」と呼ぶようになった... »

「アンコール」 の由来

学生の頃、アルバイトでコンサート会場の警備をやっていたことがあります。 確かあれは、イギリスのアイドルグループ、テイクザット(Take That)のライブのお手伝いに行った時のことだったと思います。 予定の曲数を終えて、控え室に下がるメンバー、すると会場からはどこからともなく観客が足踏みをする音。 数千人の足踏みはしだいに膨れ上がり、会場を揺らし、ものすごい爆音を奏でました。 数分後、拍手と共に再び登場するメンバー。 あれがアンコール??私の心に疑問を残してあれからずいぶんと月日が過ぎました。 今日調べてみたいのはこの「アンコール」。 英語に間違いない気がしますが、そこには疑問が自然とでてきます。 コール=呼ぶ、ならアンはそれを否定してしまいます。 呼ばない??呼んでないのに登場するわけには行きません。 語源、由来にそのヒントがあるのでしょうか。 外国ではどのようなものなのかもできれば知り... »

「もしもし」 の由来

最近はこの言葉を最初に言う人も減っている気がします。 それは携帯電話の普及の影響が大きいことでしょう。 一人一人が個人的な電話を持つことで相手を確かめなくても「親しい仲」の挨拶から始まれるからであります。 しかし顔の見えない受話器越しであり、間違いがないとは言い切れません。 私はいつまでも、「もしもし」は大切にしたいと考えております。 今日はこの「もしもし」について調べてみましょう。 「もし」だけであれば、英語の「if」もし~であれば、などが想像できます。 相手が不確かなので「もしも~さんなら」それを柔らかくするために「もしもし」と二回続けてみるなんてどうでしょうか。 そういえば童謡には、「もしもし亀よ♪亀さんよ♪」なんてものもありましたね。 童謡と同義であるならその歴史も深そうです。 そんな予想から今日は入ります。 「もしもし」の由来 もしもしは、「申し(もうし)」を連ねて短縮された言葉... »

「さようなら」 の由来

私は挨拶のできない人が大嫌いです。人と人との繋がりの第一歩と考えているからです。おはよう こんにちは さようならしかし、時に迷うときもあります。散歩道をすれ違ったとき、面識はないけどよく見かける人とすれ違ったとき、見るからに仏頂面な相手のとき、以前に挨拶しても目も合わせなかった人に会ったとき。いっそするのが「当たり前」の世の中になって欲しいものです。ほんの一言でお互い清清しい気分になれるのですからね。そんなわけで今日は「さようなら」から始まる挨拶の語源について。 挨拶の語源最初は最近「常用漢字」となった「挨拶」から。しかし難しく、ややこしい漢字ですね。あいさつはもっと単純なことだと思うのですが。「挨拶」はなんと!禅宗から。またか・・笑 だから難しい漢字なのか。問答をすることで相手の悟りの深さをさぐることを「一挨一拶(いちあいいちさつ)というそうです。このことから手紙の往復のやりとりなどを挨... »

「バケツ」 の由来

昔の学校では悪いことをするとこれをもって廊下に立たされたそうですよ。今日はバケツ。ブリキにステンレスにプラスチック。原材料は用途によって様々。今でこそペットボトルなんてものが開発されましたが、一昔前は液体を運ぶのには欠かせない便利グッズだったはずです。 語源ほか漢字は当て字ながら「馬穴」というものがあるそうです。なるほどあくまでイメージですが、家畜の飼育などで餌やりなどに使われそうですよね。参考用途が興味深いので・・液体の運搬、ゴミの保管、水生生物の採取、生花の保存、食品の保存、運搬、調理、植木鉢やプランターの代用。そして「昔の小学校では、罰としてバケツに水を満たして持たせ廊下に立たせた」おお、代表的な使用例の最後にノミネートされておりました。感激ですね。ちなみに年配のかたのお話から。贔屓の野球チームが負けた翌日の担任教師が、階段の上から水ごとバケツを生徒に投げつけて鬱憤ばらしをしていたと... »

「カラオケ」 の由来

二次会の定番といえば?今でもやはり「カラオケ」なのでしょうか?私は実は苦手。聞かせるのも(聞きたくも無いうたを)聞くのも苦手。もう5年以上行ってないですね。でもバイトはしていました。忘れかけていましたが。まだお店あるのかな。一時の流行が過ぎて昼は一時間数十円とかドリンク一杯で歌い放題とか、採算が合うのか分からないお店の経営のために駅前でティッシュ配りをがんばったものです。一人で通うご婦人、昼時に必ずご飯を食べに来るご夫婦、全く別の目的で来る人・・などなど。長野から上京した正社員は一日で荷物を置きっぱなしで夜逃げし、パキスタン人の青年は遅刻が多く、給料より罰金がかさんで収入はバイト以下。様々なお客さんと、様々なバイト仲間と出会い大変勉強になりました。どれもいい思い出ですね。 さて思い出話で終わってしまいそうなので語源の方へ。これは確か「空のオーケストラ」かなにかの略ではなかったでしょうか。う... »

「こたつ(炬燵)」 の由来

今日は季節はずれ?な「コタツ」について。我が家では今の時期もリビングには健在しております。というのも最近は家具調なんて便利物も現れ、もはや通年の定番家具ともいえるのではないでしょうか。 こたつを取り上げるのに際して絶対書きたかった話があります。一世を風靡したフジテレビドラマ「のだめカンタービレ」その最初の11話のうちの一話に「こたつ」についての回があるのです。これでは、だめだだめだと自問自答しながらも「こたつ」の温もりに中毒症状を起こす出演者たち。マンションからコタツごと「のだめたち」を放り出す千秋先輩。しかし最後には自らが侵され・・・・そんな日本人なら、特に正月休みによくありがちな光景がおもしろおかしく描かれております。まだご覧になったことの無い方は必見です。 さて話を戻しまして「こたつ」の語源・由来。書きながらの想像としては「コが立つ」この字型の箱が立つで「こたつ」もしくは関連言から「... »

「七夕」 の由来

7/7。この7が二つ並ぶことの幸福感。年に一度だけ男女が巡り合えるロマン。ちょうど梅雨時でその年に一度の日にですらなかなか出会えない神秘性。「節句」の回でも取り上げた「七夕」が今日のテーマです。「たなばた」「七夕」漢字の七は理解できますがなぜ「タ」なのか。「たなばた」の言葉自体にも意味はあるのか。そのあたりを調べてみましょう。 七夕は「しちせき」「たなばた」と読むそうで、日本の他にも台湾、中国、韓国、ベトナムなどでも節供、節日の一つになっているそうです。元々は中国の行事であったようで、日本へは奈良時代に伝わったそうですよ。それがそのまま日本に定着したのではなさそうで、日本にも同様の物語「棚機津女(たなばたつめ)」というものがあったそうです。この「棚機津女」の物語は?というと棚織津女が機屋(はたや)にこもって、村の災害を取り除いてもらう為、神様の一夜妻になるという話なのだそうです。なんだか鶴... »

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