生活

「お祭り」 の由来

夏といえば!花火に海そして・・祭り!「おまつり」といえばわっしょい♪わっしょいと威勢よく、掛け声合わせてお御輿を担ぐのが定番ですね。そんな今日は「お祭り」用語を調べていきたいと思います。 最初に「お祭り」祭りは、「祭る」の連用形が名詞化したものだそうです。神仏に物を奉げたり、差し上げることで「奉る(まつる)」と同源と考えられるそうです。奉げる ささげる と 奉る まつる がキーワードのようですね。でも私は「祭り」は待つことからって聞いた気がしますが、、ネットの専門用語での「祭り」も最終的には、神の「降臨」を待つわけです。そんな意味で「祭り」使い方うまい!って気が個人的にはします。騒ぎ=祭り→降臨調べてみると他にもありました。まつらう説。 「まつらう」という古語の名詞形。神のそばにいて奉仕するという意味。「まつりあう」同じ祖神(そしん 神様として祭る祖先のこと)を同胞が「まつりあう」という説... »

「おちょこ」

最近の若い者は酒の付き合いができない。そんな先輩サラリーマンの声をよく聞きます。若い者は空気を読まない。いえいえ、職場以外でまで読んでいられますかと。これは若者の意見。 気の合う仲間となら話は別。店に入るなりみんながみんな「ビール」と叫んでいます。ビールが落ち着くと次は焼酎。不思議なもので皆この飲みかたしますよね。私の周りだけでしょうか? 会社の上司と共に忘れ去られた日本酒。そして今日のスポットは「おちょこ」完全に忘れ去られる前に調べておきましょう。漢字では御猪口、猪の口と書きます。ついているかついていないか分からないほど小さなものってこと?(私の憶測) ぐい呑みとお猪口の違い一つ確認しておかなければなりません。日本酒を飲む場合に使う器がもう一つありますよね。ぐい呑みです。違いは?お猪口(おちょこ)は、飲み口が広く底がすぼんだ形をしたぐいのみよりは、ちょっと小ぶりなものおこと。ぐい呑み(ぐ... »

「玄関」 の由来

玄関毎日必ず通る場所。「玄関」漢字を見る限り、江戸時代など境に存在した「関所」を私は想像します。じゃあ「玄」は?黒い色、天、老荘思想の根本概念、奥深くて微妙なこと、陰暦の九月、遊里での医者のことなど。どれも当てはまりません。単純な言葉の合わせではないようです。その語源を調べてみましょう。 語源 由来玄関とは、建物の主要な出入り口のこと。もとは中国の「老子」のなかの「玄の又玄なる衆の妙なる門」からの言葉で、日本へは鎌倉時代に禅宗でもちいられたそうです。「玄」は奥が深い悟りの境地の意味。「関」は入り口のこと。これを二つ合わせて「玄妙な道に入る関門」。奥深い仏の道への入り口を意味するようです。なんだかたかが玄関がものすごく奥深く感じてしまったのは私だけでしょうか?はじめはやはり寺の門などのことのみ差していたようで、住居の入り口にまで用いるようになったのは、江戸時代からのようです。やはりそこには徳... »

「梅雨」 の由来

ゴールデンウィークも終わり、毎日過ごしやすい日々が続いておりますが、そろそろ今年もあの季節が近づいておりますね。洗濯物は乾かないし、雨が降るからと戸閉めにすれば蒸し風呂のように部屋の中はジメジメ。毎日天気予報を気にしながらバックにはかさばる折り畳み傘をしのばせて休日もデパートばかりで財布が寂しくなり車は洗車してもすぐに泥んこ。今数分考えただけでもこんなにマイナス要因が。いつしか気持ちも塞ぎこんできます。今日は梅雨。梅の雨?これはさすがになさそうですが。早速調べてみましょう。 語源と由来 「つゆ」は元は中国から伝わった言葉なのだそうです。読み方は違いますが「梅雨(ばいう)」だったとか。どこでどう変わったのか・・これが日本で「つゆ」と読まれるようになったのは江戸時代から。中国での話しに戻れば梅雨は「黴(かび)」が生えやすい時期の雨であることから、「黴雨」で「ばいう」。カビでは語感がよろしくない... »

「風呂」 の由来

前回好評(勝手にそう考えている)だった、「蛇口」。今日はさらにその水に関連して「風呂」について書いてみたいと思います。 そもそもお風呂に入る習慣がある国なんてどのくらいあるのでしょうか?海外旅行なんてそれほど行きませんが、日本ほど恵まれた国もないと思わせるほど世界のお風呂は貧相な気がします。それでもそのサービスは我々日本人が満足できるだけのものを「わざわざ」用意していただけたのでしょうから感謝しなければなりません。果たして、、日本人がよく風呂に入るのは他国より清潔を保ちたい気持ちが強いからだけなのでしょうか?例えばお隣の韓国。知り合いがうちにやってきたときに「お風呂が沸いたから先にどうぞ。」と促したら彼は風呂に入らなければならないほど自分が汚れているのかと不快感を示しました。(後で誤解を解きました)アフリカの場合を考えてみましょう。あの猛獣蠢く埃っぽい環境の中に置かれたら我々は一日でも風呂... »

「蛇口」 の由来

我々の生活に欠かせないものってなんでしょうか?車?家?食べ物?生きていくのに一番大切なものは何ですか?それは水ではないでしょうか。無人島に一人取り残された時に人間が始めにとる行動は、おそらく水の蒸留でしょう。海にはたくさんの海水がありますが、あのショッパイ水ではいくら飲んでも喉が渇きます。水の確保には二つの手段しかありません。雨水をダイレクトに集めるか、高いところから低いところに落ちる水を途中でカットして引き込むか。しかしこれらの事実を我々は忘れがちです。なぜって蛇口をひねれば簡単に水はでてくるからです。もっと水に感謝したほうが・・そんなところで今日はこの「蛇口をひねる」にスポットを当ててみましょう。 この言葉に私は二つの疑問が浮かびました。「蛇口」と聞いて思い浮かべるのは、蛇のようにニョロッとして口を思わせる部分から水が出るから。これは正しいのか?もう一つは「蛇口をひねる」ではなく「蛇口... »

「節句」 の由来

四月に入ってドライブに出かけると所々で鯉のぼりを見かけます。 もうそんな時期なのですね。 五月五日は端午の節句、男の子の節句です。 ところで、この「節句」という聞きなれない言葉が気になります。 調べてみましょう。 節句は伝統的な年中行事をおこなう、季節の節目となる日のことだそうです。 古くは「節日(せきにち)」といわれていました。 「節供」とも書いたそうです。 やはり節目(ふしめ)の節なのは間違いなさそうですね。 江戸時代には現在の祝日に当たる日が五日しかなかったそうです。 今は増えすぎですね。それに・・ 昔はすべて意味のある日が当てられていたはずなのですが、現在はご都合主義で第〇月曜日とかが多いですもんね。 「今日は休みだけど何の日?」 どうにかならないものでしょうか。話がそれそう・・ その五日が「五節供」と呼ばれ重要な日とされていました。下記参照。 正月七日、七草の節句「人日(じんじつ... »

「歌舞伎」 の由来

最近ビッグカップルが誕生しましたね。 ドラマなどに出演されてもそれぞれが個性あるキャラ、演技で輝きを放つ歌舞伎役者のみなさん。 そんなに儲かるの?そんなに有名なの? 歌舞伎に触れたことのない私には??だらけ。調べてみましょう。 「歌舞伎(かぶき)は、日本独特の演劇で、伝統芸能の一つである。」 これではよくわからないですね。なるべく解り易くがんばりましょう。 歌舞伎の由来は、「傾く」(かたむく)の古語にあたる「傾く」(かぶく)から「かぶき」だといわれているそうです。 ああ!あの斜めになって トットット っと石川五右衛門みたいなキャラが手を広げて花道をゆくあのスタイルのことなのでしょうか? だとすれば解り易いですが・・ 戦国時代のおわり頃から江戸時代のはじめに京や江戸で「かぶき者」と呼ばれる人々が登場したそうです。 派手な衣装や一風変った異形を好んだり、常軌を逸脱した行動をとっていたとか。 た... »

「花見」 の由来

「花見」 の由来

3月に入り次第に暖かな日が多くなってきました。そろそろお花見の季節ですね。 本日は「お花見」の由来について調べてみたいと思います。 お花見は日本で古くから毎年の風習として定着している行事です。春先に「桜」の花が咲くと一斉にみんながその桜を愛でるという名目に飲めや歌えの宴会を行います。 花見の起源 さてこの風習は、いつごろから行われているのでしょうか。奈良時代から平安時代にかけて、貴族たちの間で行われた花を見ながら歌を詠む会が「花見」の起源とされます。 今では、花といえば「桜」がもっともポピュラーですが、昔は花といえば「梅」が人気だったようです。 万葉集の時代、中国からの文化の影響で梅の花を主題に読んだ歌の方が、桜を読んだ歌よりも圧倒的に多いようです。その後、中国からの遣唐使の廃止により、梅よりも日本固有の桜の花が好まれるようになります。 一方、一般庶民にとってのお花見は、歌を詠むというよう... »

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