生活

「お歳暮(おせいぼ)」 の由来

師走になりました。 毎日毎日、我が家には宅急便や来客があります。 有り難い話ですが、うちではお歳暮という概念がないので(代わりにお年賀)どれもいただく一方。 なんだか申し訳ない気がしてきます。 うちで唯一パソコンの使える私は専らお礼状専門係が言いつけられ毎年、文章こそ一緒ながら季節の写真を添えて切手を貼り付け投函いたします。 上司や親戚・取引先に贈り物を送るというこの風習。 便宜や贈与といったものには当てはまらないのですかね。 確かに一年の終わりにお世話になった人に御礼をするという考えからすれば分からなくも無いですが、私がそう思うのは、貰う相手によっては下心も見て取れるからなんです。 それに不要なものとかも多いし・・会社の名前入りの置物とか・・ だからその由来を調べてみたいと思ったのです。 ■「お歳暮」の由来 ずばり結論から お歳暮は、「お正月にやってくる神様にお供えするお供え物」として始... »

「くんち」 の由来

私は長崎に行ったことがない。 長崎といえば原爆と坂本龍馬、オランダ村くらいしか知らない。 親が旅行にいって帰ってきたのでお土産やる(土産話も込み)から来いっていわれて、特に興味もなかったが、長い話なのでいくつかは頭に残っている。 坂が多くて移動が大変だったらしい。 夏だから普通に暑かったらしい。(帰りは台風から逃げ帰った) そして、「くんち」というお祭りがあるらしい。 焼き物とかガラスとか「らしい」土産の中に、この「くんち」の扇子があった。 なるほど異国の匂いを感じる(確かにお香の匂いも混じってた) 中国っぽい竜の人形をみんなで担ぐ姿や、御神輿が階段を駆け下りるといった光景が描かれている。 宮川大輔同様に世界の祭りに興味がある私としてはこの話には若干喰い付いたが、親とて実際に見たわけではない。 ということで調べてみた。 「くんち」とは、九州北部における秋祭りに対する呼称らしい。 収穫を感謝... »

「案山子(かかし)」 の由来

「案山子(かかし)」 の由来

田舎の原風景に欠かせないアイテムを御存知ですか? 自然以外に人間が作り上げたもので風景の邪魔にならない不思議なもの。 それはかかし(案山子)です。 蓑笠(みのかさ)をつけて田や畑などの中に設置して鳥などの害獣を追い払うための人形や、同じことを目的とするなんらかの仕掛けのことです。 「人間がいる」 ように見せかけることでその役割を果たします。 人間が農作業などをおこなっているときには、鳥獣は近づかないからです。 地域によっては吊り人形にしたり、弓矢を持たせるものもありカカシのほか、トボシ・オドシ・ソメ・ヤマビトなどと地方によって呼び方が異なるそうです。 これは知りませんでした。 最近は巨大な目玉を模した風船なども用いられるようですが、これは「大きな目を恐れる」という動物の本能を利用したもののようです。 しかし、手を抜けばそれだけ効果も減るわけで、特にカラス等とは知恵比べです。 田畑を狙う側も... »

「ねぶた」 の由来

遠い場所の夢物語そんなふうに思っていたのですが、最近は身近な場所でも見ることが出来るようになりました。 関東辺りまでは、けっこう「ねぶた」がやってくるのです。 もちろん本家の終わった後だったり、古いものだったり理由や制約はあるのでしょうがとにかくありがたい。 最初に見たときは大変感動しました。 二度目三度目になると、その感動は最初ほどではないにしろ、その分冷静になり、細部にまで目がゆきわたります。 昼間見るとその作りの細かさに感動し夜に改めてみると、ただただその勇ましい姿や、飛び出してきそうなほどの表情の豊かさに圧倒されるのです。 「いやぁ~あのねぷた、すごかったなぁ~。」 「おいおい、ちょっと待てよ。ねぶたとねぷたは違うから。」 青森の友人がよく怒っていたのを思い出します。 ねぶたとねぷた何が違う? 簡単な違いはやはり「場所」のようで、ねぶたは青森市、ねぷたは弘前市となります。 弘前市近... »

「チャペル」 の由来

結婚式に参列しました。 私にはクリスチャンでもないのにチャペルで挙式することがあまり理解できません。 それでも現代人的感覚も持ち合わせているので、あのオシャレな雰囲気でスタートをきりたいという気持ちは理解できなくもありません。 しかし、慣れというものはおそろしいもので、何度も参列すると当然比較してしまうものです。 もちろん生伴奏、生歌といったものはすばらしく、規模などは違えどそれなりにどこも評価できます。 ホールも音響を考慮して作られていますよね。 今回も都内と言うことでそれなりの期待を胸に行ったわけですが、若干がっかりさせられました。 控え室の豪華さに比べるとホールは若干物足りなく、式の途中でブラインドが上がり、木漏れ日で演出するはずが・・生憎の悪天候で魅力は半減。 パルプオルガン位は・・と思ったらグランドより見劣りする程度のピアノ。 バージンロードに飾られた花と蝋燭にはそれなりの魅力を... »

「行水(ぎょうずい)」 の由来

生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 テレビと答える人もいるでしょう。 車を大切にしている人も有るでしょう。 仕事と答える人もいるでしょう。 定年後に路頭に迷う人がそれを証明しています。 家族と答える人もいるでしょう。大切な答えです。 質問を変えてみましょう。 無人島で生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 最近よくあるバラエティ番組の企画です。 こうなってくると上記の答えは裕福なオプションであることに気がつきます。 住む場所がありません。話す相手がいません。 火が使えません。道具は自分で製作しなければなりません。 食べるものがありません。 見つけたとしてもそれが安全かは確実ではありません。 そして誰しもが同じ行動に移るのです。 それは「水の確保」です。 もちろん飲むことでしょう。そして洗うことでしょう。 食べ物が見つかれば煮ることでしょう。 怪我をしたなら清潔にするため... »

「押忍(オス)」 の由来

留学生である友人に頼まれたんです。 「おもしろい漫画何か貸してくれないか?」 日本語の勉強に使うというのだ。 何事も夢中になると飲み込みが早いというのは万国共通。 さて何がいいでしょう。 ワンピース、スラムダンク・・・そうだ。これはどうだろう。 「ドラゴンボール」 西遊記をなぞったような巨匠とりやまあきらさんの作品で、単行本はもう20年以上前に発行されたにもかかわらず、現在でもアニメが放送されているという、 世代を超えた日本の代表作である。 とりあえず1~5巻を渡して様子を見ることにした。 数日後そのことについて話が及ぶと普段は気づかないいくつかの事象に遭遇した。 「パンパンって何?」 主役である孫悟空は拾われてこの方育ての親であるじいちゃん(男)しかみたことがない。 じいちゃんの死の後、不思議な玉を捜し求めて訪ねてきたブルマという若い女と運命的に出合い、共に旅をするというストーリーなのだ... »

「コンドーム」 の由来

「近藤さんいる?」 この手の言葉には必ず隠語があります。 男性でも、女性ならなお更、なるべくなら手に入れる場面に他者に介入されたくないものです。 コンビ二でカップルで購入したならその日「事」があることを告げているようですし、薬局になどにある自販機で購入するのも、人通りや商品の安全性(ゴムの劣化など)を考えてもなんとなく不安と一苦労がありませんか? まぁ誰でもすることだし、「私は安全なのよ!」と周囲やパートナーにアピールできると考え直せば臆することなどないのかもしれません。 さて、そんなコンドームの由来は? 私は「コン」はわかりませんが、「ドーム」が東京ドームなどの「包まれる」といった意味の英語からではないかと思います。 そういえば、友人の中には「今度産むから今回は勘弁。」て意味からだよ。 なんて、知ったかぶりかましていた奴がいましたがどうなのでしょう。 まさか・・・名前ではないですよね。 ... »

「閻魔大王(えんまだいおう)」 の由来

恐ろしいものといえば何を想像しますか? そんな質問を受けたなら私は迷わずこう答えることでしょう。 「閻魔大王です。」 なんで怖いのか・・これはもちろん独りよがりとほんのちょっとの知識からですが、デカイ!舌を抜かれる!そして一番は圧倒的なのはその名前の迫力からでしょう。 そんなわけで今日は「閻魔大王(閻魔さま)」を調べてみたいと思います。 ところで閻魔さまはどこから来たのだろうと調べてみれば、仏教・ヒンドゥー教からなのだそうです。 これは知りませんでした。 あんまり宗教からってイメージではなかったので驚きです。 具体的なお仕事のほうは、死んで地獄へやってきた罪深き人々を生前の行いについて裁判にかけることだそうです。 ここで注意点がございます。 法廷には閻魔大王の管轄以外に全部で十回ほどの段階があるそうです。 日本では三審制が用いられていますがそれに置き換えていただけば十審制と理解できるかと思... »

「あみだくじ」 の由来

仏、仏と念じていたら不思議な言葉が舞い降りました。 それは「あみだくじ」です。 もしかしたら「阿弥陀くじ」なのかしらと。 そもそもあみだくじとは・・線を引いた片隅に当たりや外れの印・金額などが記載され隠した上で各々が選択し引き当てるくじのことです。 皆さんも少なくても人生で数回は体験したことと思います。 先日、めちゃイケ新メンバーオーディションを見ていると若手芸人の間に、良く知る大物芸人が混じっています。 その人は懐かしいかぶりもの。 そして片足をあげ両手を広げて一言「ぱ~~。」 その響きも懐かしくてタイムスリップした感覚におそわれました。 もちろん私より若い世代にはなんのことやらかもしれません。 もう20年ほど前のことでしょうか。 土曜日の夜といえば・・人気を二分していた番組があったのです。 一つは「八時だよ!全員集合」のドリフターズ。 そしてもう一つはこの大物芸人「明石屋さんま」とビー... »

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