Archives 2010 – 由来メモ

「伊達(だて)」 の由来

先日、仙台のほうへ旅行に行きました。ご当地~なんて言葉が最近は流行っておりますよね。 仙台といえば・・笹かまぼこ、牛タン、そして・・伊達政宗なわけです。 お菓子の箱からキーホルダー、ゆるキャラまでまんべんなく独眼流で彩られておりました。 戦国武将でありながら、なんとなく影を感じる片目。大きな特徴を持つこの歴史上の人物は、現代ではすっかりこの地方のマスコット的な存在。 とにかくこの男心を擽りまくるこの「伊達」について気になったので調べてみたくなりました。 「伊達政宗」については唯一無二の存在であり語源も由来もありません。 しかし、「だて」でいくつか思いつく言葉があったのです。 それは、「だてまき」「だてめがね」「だておとこ」。もしかしたら、政宗公に関係があるものが・・ 「だて巻き」の由来 「伊達巻き」とは、卵黄に白身魚のすり身を混ぜて厚焼きにして巻き簾で巻いたもののことだそうです。写真参照 ... »

「日本・JAPAN」 の由来

日のもとの国「ニッポン」。やはりこれが由来なのでしょうか。 いつごろから呼ばれたのでしょうか。 NHK「龍馬伝」で「日本人として・・」なんて言葉を耳にするときっとそれより前なのでしょう。 また、英語の「JAPAN」てのも誰がつけたのかが気になります。 その他にも「ジパング」「倭」なんて呼び名もありましたね。今日はその辺を調べてみましょう。 「日のもとの国」なのであれば、相対地名ではないか。 つまり、他所の国からみて日が出る方向だから、となるわけです。どこの国から? それは世界の中心と考えられていた中国からということなのだそうです。 なるほど「中国」という名前から(略ではありますが)我々が世界の中心であると宣言しているかのようですね。 だから中国から見える半島も「朝の鮮やかなるところ」で朝鮮となるわけですね。 「日のもとの国」と言われて悪い気はしませんが、それを自ら名乗るのはなんだか腑に落ち... »

「ナメクジ」 の由来

どんなくじ?ナメクジ 何を食べる?ただただ舐める なんだか駄洒落やら、妄想やら色々生まれそうな名前。 イメージ通りのかなりのグッドネーミング。 今日は「ナメクジ」について調べてみます。 ナメクジとは・・ 腹足綱有肺類ナメクジ科の軟体動物に分類されるそうです。 この「腹足綱有肺類」って言葉、気になりますね。腹足綱(ふくそくこう)と有肺類にその意味で分けられるようです。 有肺類とは、えらがない代わりに外套腔内に血管が集まっていて、空気中の酸素を取りこむ肺の役割を果たすという種のことだそうです。 ちなみに雌雄同体。 腹足綱はというと、軟体動物が多く属するもので、巻貝を持つものが多く分類されるそうです。 さて話をナメクジに戻すと、虫ではなく、陸生巻貝に分類され、殻は退化してしまい見られないそうです。 語源 由来 「ナメ」については「滑らか」に移動することからという説が有力なそうですが、「舐める」よ... »

「切羽詰る」 の由来

どうにもならないほど緊迫した状況がこの言葉で容易に想像できます。それはテレビドラマでよく見かける断崖絶壁に追い詰められた犯人のように、はたまた、借金苦で逃げまどい暗い部屋で一人首を吊る覚悟の事業主なのか。なんだか物騒な状況ばかり想像してしまいますが、漢字だけ見れば勢いあまって鳥の手羽先を食べ過ぎて、咽喉に詰まらせた状況なのかもしれません。今日は「切羽詰る」について。 切羽詰るとは?物事がさしせまって、どうにもならなくなることや身動きがとれなくなることだそうです。 語源・由来「切羽」について日本刀の鍔(つばと読む、鍔迫り合いなどのつば)の両面に添えてある薄い楕円形の金物のことだそうです。これが詰まると・・そう!刀が抜けなくなるわけです。刀を抜く=緊急時そんな時に抜けなくてあたふた、この状況から「切羽詰まる」となったようです。更に「切羽」の語源は、「狭鍔(せつば)」または「副鍔(そえつば)」か... »

「ソニー」 の由来

私はこの会社名が大好きです。世界に誇れる日本の会社であることが、私に誇りを与えてくれます。トヨタのように地名であり、メジャーになりすぎたものよりなんとなく身近に感じ、それでいて言葉の意味は不明でありながらバランスもよく上品。スペル四つ、簡単シンプルで覚えやすい。サッカー好きな私にとっては昔のユベントスのユニフォームにスポンサーとして入ったこの日本の会社名はまさに宝といえます。愛するミュージシャンがそっくりなロゴの「NOSY」という更に意味不明なTシャツを着ていたのもこの会社名の存在を、私の中で上に押し上げた要因のひとつかもしれません。今日は「SONY」です。 ソニーは大手電子機器メーカー・電気メーカーの一つだそうです。AV機器分野においては世界最王手。特に音響・映像機器や放送機材では、世界屈指のブランド力を持つそうです。自分はプレーステーションの会社かと思ってました、、笑創業者は井深大氏と... »

「ジャスコ」 の由来

いまや飛ぶ鳥を落とす勢い?昔は「ジャスコ」といえば気軽に立ち寄れる大衆デパートといった感じでしたが、今、「イオン」と聞いたなら砂漠のオアシス、または巨大な船のように何もなかった田園風景に突如現れるショッピングモールの名前で、その広さ規模といったら一日いても飽きないちょっとしたテーマパークに近いものがあります。「トップバリュー」といった小売革命ともいえる流通も確立し、「エコ」にも積極的に参加するそのスタイルは一つの文化と表現しても過言ではないといえます。「ジャスコ」「イオン」今日はこの二つの言葉の由来を調べたいと思います。 「ジャスコ」(JUSCO) は、イオングループの総合スーパーの名前だそうです。ということは「イオン」という言葉は古いのでしょうか?歴史は1970年から。ローカルスーパーマーケットチェーンの域を出なかった岡田屋(三重県四日市市)、フタギ(兵庫県姫路市)、シロ(大阪府吹田市)... »

「チョロQ」 の由来

ベーゴマにヨーヨーにガチャガチャ。子供の遊びってめぐりめぐって昔に戻る気がします。私の小さいころだとその他にもめんこやミニ四駆なども流行りました。子供たちに浸透させる為には、ネーミングも的確、簡潔、よい響きでなくてはなりません。ヒットの第一歩!なはずです。そこで今日は子供たちの遊びにまつわる由来を調べてみたいと思います。 最初はこれからのリバイバルを期待して「チョロQ」から。チョロキューをご存知ないかたのために、チョロキューとは、3~4センチ四方程度のミニカーのことです。ゼンマイばねで駆動し、単純に後ろに引っ張ることで前に走行します。そしてその可愛らしい名前の由来は、チョロチョロ走るキュートな車からきているそうです。これはグッドネーミングではないでしょうか。最近では「ご当地チョロQ」が脚光を浴びているそうです。余談ですが、チョロキューの元祖タカラトミーは毎年9月9日を9とQ(キュー)の語呂... »

「お肉」 の由来

実は大好物です。いや大好物でした。不思議なものですね。あんなに美味しく食べられていたものが年齢と共にはいらなくなる。300、400g平気で放り込んでいたのに今はその半分、いやそれ以下でも十分満足。質より量だろと、当然のようによだれを垂らしていたのが、今では「1000円高くても質のいいものを食べようよ。」などと言い出す始末。それでも男なら、たまにはむさぼりたいものです。今日はお肉全般について。ことの始まりは「サーロイン」ただの英単語だと思っていたのが実は違うらしい。それを聞きつけて今日は「肉」について調べることに久しぶりに舌なめずりしております。 サーロインの語源サーロインとは、腰の上部の部位を言うそうです。肉質は柔らかく、きめが細かいのが特徴。サーロインは14世紀のフランス語「surlonge シュールロンジュ」から。「sur」が上部とか上のといった意味で、「longe」ロンジュは腰部とい... »

「イトーヨーカドー」 の由来

ジャスコは現在業界NO.1となりましたが、これはやや不公平な気がしましたので、今回は「イトーヨーカドー」とおまけに・・「ダイエー」で行きましょう。「イトーヨーカドー」は伊藤さんが関係ありそうな予感。そして、「ダイエー」。これは大英帝国とかそんな言葉からの気がしますがどうでしょうか。あの日の丸みたいなロゴがヒントでしょうか? 「イトーヨーカドー」由来ずばり創業者は、吉川敏雄氏だそうです。伊藤さんじゃない。歴史を。1920年、吉川氏が台東区浅草に「羊華堂洋品店」を開業したそうです。羊華堂でヨーカドーですか。1945年には、戦災のため浅草から北千住へ移転。1958年4月に株式会社ヨーカ堂設立。 1965年6月、社名を(株)伊藤ヨーカ堂に改称。なんだか忙しい会社ですね。そしてついに!1971年3月、社名を(株)イトーヨーカ堂に改称。現在に至る、と書きたいところですが、現在はイトーヨーカドーのようで... »

「名刺」 の由来

なんて物騒な名前なのでしょうか。「名刺」名前を刺すと書きます。材質を考えれば「名紙」でいいと思うのですけど。これにもきっと理由があるはず。調べてみましょう。 名刺の由来名刺の歴史は、中国の唐や漢の時代まで遡るそうです。漢字だからやはり中国からのようですね。一説には漢の国の高祖劉邦が、妻を娶る際その父親に面会を申し込んだそうです。その時、名刺に「政治献金をしますから」と言うメッセージを入れて取り次ぎを頼んだのがはじまりとされているとか。軽い賄賂??メッセージについては「うんと実家を栄えさせますので、ぜひお嫁に下さい。」であった説もあるようです。当時は材質が現在と異なりました。「竹木」だったそうです。言われてみると中国らしいですね。「竹」それを削って姓名を刻んだものを「刺」といったそうです。それから名札のようなもの「名刺」と呼ぶようになったとか。なぜ刺すなのか。やはり皆さん気になっているようで... »

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