Archives 2010 – 3ページ目 (7ページ中) – 由来メモ

「ネジ」 の由来

「ねじまき鳥クロニクル」は私の中で知っているけど気になるけど全く手に触れたことのない言葉のNO・1に間違いありません。これは最近話題のIQ84の村上春樹さんの作品です。私の書く文章でお分かりのように(そんなのではわからないか)村上といえば!私は村上 龍なわけで・・つまり春樹さんの作品は読んだことがない。でもこの「ねじまき鳥クロニクル」はすごく気になります。「ネジ」の持つネジレ感と「クロニクル」が持つ更なるクルクル感。それに実体を持たせるねじるわけのない鳥。タイトルだけで何を語っているのか。いい機会なのでこの作品の内容について触れて見ましょう。 ねじまき鳥クロニクルあらすじ会社を辞めて家事を営む主夫となった「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の生活。それなりに平穏に過ぎていったが、ある日の猫の失跡をきっかけに、あやういバランスが少しずつ狂い始める。やっぱり「ネジレ」なのでしょうか。確認... »

「さようなら」 の由来

私は挨拶のできない人が大嫌いです。人と人との繋がりの第一歩と考えているからです。おはよう こんにちは さようならしかし、時に迷うときもあります。散歩道をすれ違ったとき、面識はないけどよく見かける人とすれ違ったとき、見るからに仏頂面な相手のとき、以前に挨拶しても目も合わせなかった人に会ったとき。いっそするのが「当たり前」の世の中になって欲しいものです。ほんの一言でお互い清清しい気分になれるのですからね。そんなわけで今日は「さようなら」から始まる挨拶の語源について。 挨拶の語源最初は最近「常用漢字」となった「挨拶」から。しかし難しく、ややこしい漢字ですね。あいさつはもっと単純なことだと思うのですが。「挨拶」はなんと!禅宗から。またか・・笑 だから難しい漢字なのか。問答をすることで相手の悟りの深さをさぐることを「一挨一拶(いちあいいちさつ)というそうです。このことから手紙の往復のやりとりなどを挨... »

「バケツ」 の由来

昔の学校では悪いことをするとこれをもって廊下に立たされたそうですよ。今日はバケツ。ブリキにステンレスにプラスチック。原材料は用途によって様々。今でこそペットボトルなんてものが開発されましたが、一昔前は液体を運ぶのには欠かせない便利グッズだったはずです。 語源ほか漢字は当て字ながら「馬穴」というものがあるそうです。なるほどあくまでイメージですが、家畜の飼育などで餌やりなどに使われそうですよね。参考用途が興味深いので・・液体の運搬、ゴミの保管、水生生物の採取、生花の保存、食品の保存、運搬、調理、植木鉢やプランターの代用。そして「昔の小学校では、罰としてバケツに水を満たして持たせ廊下に立たせた」おお、代表的な使用例の最後にノミネートされておりました。感激ですね。ちなみに年配のかたのお話から。贔屓の野球チームが負けた翌日の担任教師が、階段の上から水ごとバケツを生徒に投げつけて鬱憤ばらしをしていたと... »

「キャバクラ」 の由来

「よくあんな場所へお金を落とすわね。」とは一般的な女性の意見かもしれません。ここではっとさせられました。このブログはいったい誰が読んでいるのだろう。というか自分の文章が男性よりで(男性目線で男性の為に)書いてきてしまったのではないか。私自身は女兄妹がいるのでドラマや歌など比較的女性よりだと確信していたので今まで意識したことがそれほどなかったのですが、、今回のテーマ「キャバクラ」実はこの一言めは私自身の言葉でもあるのです。生涯でつぎ込んだ金額は付き合いも含めても1万円に満たないかもしれません。なんでみんなあんなにのめり込むのだろうか。今日は、そんな自問自答を交えながら(キャバクラってなに?という初心者への愛も込めて)調べていきましょう。 キャバクラとは・・キャバクラ嬢と呼ばれる女性のスタッフが客の席に付いて接待を行う飲酒店のことだそうです。料金は時間制。ここで発見がありました。飲酒店?飲食店... »

「カラオケ」 の由来

二次会の定番といえば?今でもやはり「カラオケ」なのでしょうか?私は実は苦手。聞かせるのも(聞きたくも無いうたを)聞くのも苦手。もう5年以上行ってないですね。でもバイトはしていました。忘れかけていましたが。まだお店あるのかな。一時の流行が過ぎて昼は一時間数十円とかドリンク一杯で歌い放題とか、採算が合うのか分からないお店の経営のために駅前でティッシュ配りをがんばったものです。一人で通うご婦人、昼時に必ずご飯を食べに来るご夫婦、全く別の目的で来る人・・などなど。長野から上京した正社員は一日で荷物を置きっぱなしで夜逃げし、パキスタン人の青年は遅刻が多く、給料より罰金がかさんで収入はバイト以下。様々なお客さんと、様々なバイト仲間と出会い大変勉強になりました。どれもいい思い出ですね。 さて思い出話で終わってしまいそうなので語源の方へ。これは確か「空のオーケストラ」かなにかの略ではなかったでしょうか。う... »

「お洒落」 の由来

「オシャレさん」とか言われたら誰でも悪い気はしないですよね。人より先に新しい注目のアイテムを身に着けていたり、誰も着こなせないような服を見事に自分のモノにしていたり、とにかくいい意味で注目を浴びている気がします。ところが!この漢字は何でしょうね。「お酒に落ちる」なんだか飲みすぎて道端に倒れこんでいたり、水路に足を落としたり「泥酔」のニオイを感じてしまいます。これほど不釣合いな漢字もないでしょう。「オシャレ」という言葉の語源も(中国語や英語、フランス語ではなさそう)漢字の言われも想像できません。と書きながら一つだけ思いつきました。「シャレ」です。私の大好きな駄洒落のシャレ。駄目なしゃれでダジャレ?? 語源・由来洒落の語源は?「晒れ(され)・戯れ(され)」が転じたとされる。おしゃれは?漢字で「御洒落」と書くように、「洒落(しゃれ)」と同様に、「晒れ(され)」「戯れ(され)」が転じた言葉なのだそ... »

おっぱいの由来

「おっぱい」 の由来

なんでこんなに我々を魅了するのでしょうか。 この抜群のネーミング。 柔らかさを表現しながら敬意をはらいつつ、口に出したときにはなんとなくイヤラシイ(いやらしくはないか)。 「おっぱい」 漢字はあるのか? 英語にはバスト意外に表現があるのか。 いつもより率先して調べてしまいそうです。 語源 なんと!語源候補が4つもあるそうです。さすがおっぱい。 「ををうまい(おおうまい)」から 「お腹一杯」の「いっぱい」が転じた 中国の春秋時代の学者「王牌」(おうぱい)から 古代の朝鮮語で「吸うもの」を意味する「パイ」から   下へいくほど信憑性が低いようです。 しかしなんとなくどれも「破廉恥」なイメージが付きまとうのは私だけなのでしょうか。考えすぎ?? ただ、改めて「おっぱい」の意味を調べると、乳汁、または乳房のことを表す「幼児語」なのだそうです。 幼児語という意味は大変大きく、言いやすいという... »

「こたつ(炬燵)」 の由来

今日は季節はずれ?な「コタツ」について。我が家では今の時期もリビングには健在しております。というのも最近は家具調なんて便利物も現れ、もはや通年の定番家具ともいえるのではないでしょうか。 こたつを取り上げるのに際して絶対書きたかった話があります。一世を風靡したフジテレビドラマ「のだめカンタービレ」その最初の11話のうちの一話に「こたつ」についての回があるのです。これでは、だめだだめだと自問自答しながらも「こたつ」の温もりに中毒症状を起こす出演者たち。マンションからコタツごと「のだめたち」を放り出す千秋先輩。しかし最後には自らが侵され・・・・そんな日本人なら、特に正月休みによくありがちな光景がおもしろおかしく描かれております。まだご覧になったことの無い方は必見です。 さて話を戻しまして「こたつ」の語源・由来。書きながらの想像としては「コが立つ」この字型の箱が立つで「こたつ」もしくは関連言から「... »

「七夕」 の由来

7/7。この7が二つ並ぶことの幸福感。年に一度だけ男女が巡り合えるロマン。ちょうど梅雨時でその年に一度の日にですらなかなか出会えない神秘性。「節句」の回でも取り上げた「七夕」が今日のテーマです。「たなばた」「七夕」漢字の七は理解できますがなぜ「タ」なのか。「たなばた」の言葉自体にも意味はあるのか。そのあたりを調べてみましょう。 七夕は「しちせき」「たなばた」と読むそうで、日本の他にも台湾、中国、韓国、ベトナムなどでも節供、節日の一つになっているそうです。元々は中国の行事であったようで、日本へは奈良時代に伝わったそうですよ。それがそのまま日本に定着したのではなさそうで、日本にも同様の物語「棚機津女(たなばたつめ)」というものがあったそうです。この「棚機津女」の物語は?というと棚織津女が機屋(はたや)にこもって、村の災害を取り除いてもらう為、神様の一夜妻になるという話なのだそうです。なんだか鶴... »

「くるぶし」 の由来

くるぶしとは・・ 足首の間接部分の内側、外側、両側にある突き出した骨のことです。漢字では「踝」と書くそうです。 見たことのない漢字ですね。 他にも難しいものを見つけました。 きびす 踵 かかとのこと ふくらはぎ 脹脛 脛の後方のふくらんだ部分 すね 脛 ひざからくるぶしまで などなど。 語源 由来 古くは「つぶふし」と言ったそうです。「つぶ」はそのまんま粒、「ふし」は節の意味。「くるぶし」に変化したのは室町時代ころからのようです。 江戸時代には「くろぶし」とか「くろぼし」とも言ったとか。なんだか「つぶふし」意外は語呂がよければ何でも良いといった感じですね。 しかしその「粒」に待ったがかかったようです。けっこう大きいし粒ではないだろうと。 それから「つぶ」が「くる」に変わったそうです。「くる」もおかしくないですかね。なんだか納得いきませんが。 「くる」は物が軽やかに回る「くるくる」や「くるま... »

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