Archives 2013年9月26日 – 由来メモ

「すき焼き」 の由来

すき焼きには絶対に忘れられないエピソードがあります。 それは大学のときのことで、名古屋の友達が遊びに来た時のお話。 自画自賛で自分は料理が好きだし上手だと豪語していた友人。 何が食べたい?と聞くからすき焼きと答えたら、早速うちのキッチンで料理をし始めた。 全国津々浦々、場所が変われば料理の仕方も味も違うのは当然。 学生だからろくなものを食べていないし、元から好き嫌いも無い方だから軽く腹の足しになればいいやくらいで考えて待っていました。 一時間ほどしてやってきたのは、すき焼き・・・というよりは出汁のとられたしゃぶしゃぶといった感じの代物。 肉も野菜も平日のプールのように閑散とした鍋の中で浮いていてとてもとても関東人の常識からは「すき焼き」と認識できないような物。 それだけではなく、調味料が足りなかったのか?と思わせるほどの薄味でさすがの私でも不満が残り、空腹も満たされること無く、無駄に材料費... »