行為・行動

「ボランティア」 の由来

東日本大震災では、私の周りでも多大な被害が出ました。 うちはそうでもありませんでしたが、通勤の道すがらにも生々しい傷跡が未だに残っております。 普段から社会奉仕など考えたことも無い私ですが、今回ばかりはなにもせずにはいられませんでした。 ご近所さんから親戚、仕事で訪れた農家など。 自分にできることはなんだろう。 いざそれを探すと虚しさと自分の無力を感じるのでした。 大工仕事もできないし、電気関係にも弱い 食べ物を作ることもできなければ体力に自信もない。 それでも何かできることを。 そこで落ちた瓦の処理と、雨漏りの無いようにブルーシートでの補強。 いらない瓦があると聞けば軽トラックに乗り込んで回収に走り瓦の補強が出来るなら屋根に上る。 そうでした。 私は身軽なほうなので高いところが得意でした。 瓦の入荷に見通しが立たなかったので、それなりに効果・意味はあったようです。 そんなつもりはなかった... »

「テロ」 の由来

あれから十年の時が経ちました。 アメリカの同時多発テロのことです。 あの日のことはよく覚えています。 2001年9月11日。 都内に住んでいましたが、ちょうど実家に帰っており風呂に入ってビールで飲みながらテレビでも見ようとをつけてみるとそこには現実とは思えない想像を絶する映像が流れていたのでした。 ジェット機がビルに突っ込み倒壊し火災が起きています。 逃げ狂う人々、悲鳴、嗚咽、憎しみ、悲しみが渦巻いています。 もちろんこれ以上書かなくても皆さんもご存知のことでしょう。 まるで映画の世界。あのアメリカのこんな姿を誰が想像したでしょう。 最初は何事なのか、なぜ起きたのか???ばかりでした。 そのうち犯行はアフガニスタンのイスラム原理主義指導者、オサマ・ビン・ラディン氏の主導で行われたものであることが分かりました。 おそらくアメリカは見通しはついていたのでしょうけど。 もちろんこれより前でも我々... »

「お転婆(おてんば)」 の由来

おてんばとは、おしとやかさに欠けていて、男勝りに活発な女の子のこと。またそのような様。 「うちの子はお転婆で仕方がない。」 よく親御さんから聞く言葉ですね。 女の子はおしとやかでなければならないのだろうか? 活発ではいけないのだろうか? 「おてんば」は女の子にしか使わない。 確かに物静かで恥らうくらいのほうが確かにかわいくは見えるが・・ ではおしとやかってどんなものだろう?と調べてみるとこのままでは辞書に載っていない。 これは「しとやか(淑やか)」を丁寧に言うために「お」が付いているから。 「しとやか(淑やか)」で調べてみると、性質や動作がもの静かで上品であるさま。 また、つつしみ深いさまとのこととある。 私の知る限り皇室みたいなイメージですかね。 キャリアウーマンの女性が「おしとやか」になりたいとどこかで書いていましたが、それは到底無理な話。 仕事のできる女性とは活発なものだから。 つま... »

「験を担ぐ(げんをかつぐ)」 の由来

勝った日はパンツを洗わない。 願いが叶うまで髭をそらない。 前回と同じ台に座る。 最初に右手からさわる。 拾ったお金をポケットに入れておく・・ ああ・・これは違いますね。ただの窃盗。 誰でも一度や二度あるのではないでしょうか。 「げんをかつぐ」こと。 上のいくつかはよく聞く代表的なものをあげてみましたが、この中には私も実践しているものがあります。 特に「前回と同じ台に座る」でしょうか。 私の場合、パチンコでなくゲームであります。 ゲームセンターのカードゲームにはまっておりまして、これがどうにも運が必要。 数十枚のカードパックに「レア」は数枚。 ランダム、とは言いましてもだいたい定期的に出現します。 レアを引いてから台を変えたり帰宅するというのが常識であり、そのようなすでに引いた後では当分の間レアの出現はお預けとなるのです。 つまり引かずに退散した台を嗅ぎ分ける必要があるわけです。 ところが... »

「旅~たび~」 の由来

皆さんは旅がお好きですか? 私は大好きです。 新しい土地に見たことのない建物、食べた事のない名産品。 私の住む街が現在進行形で観光地として売り出しているということも私の中に火をつけたのかもしれません。 自分の住む場所にたくさんの人がやってくる。 つまりそこへ入ってみたいとみんなが思う。 もちろん住んでみたいと見てみたいは別の次元ではありますが、こんな嬉しいことはありません。 よりたくさんの物をみて、よりたくさんの感性を養いそしてわが町が日本に誇れるように還元していきたい。 そんな気持ちが私を後押しするのです。 昔は出不精で、家族が温泉旅行を計画すると渋ったものでした。 日記には、「うちが一番。毎日ハンバーグでOK。」と裕福なのか偏食なのか、生きているのか死んでいるのかもわからないような記述が今も伝説として残っております。 旅先では「週間少年ジャンプ」や「コロコロコミック」ゲームボーイにCD... »

「とんずら」 の由来

逃げること。敗走すること。どちらにしてもあんまり格好がよくない。 相手に背を向けて逃亡することですからね。 それでもそれを格好良く、逆にどんどん逃げてしまおうくらいにポジティブな方向に持っていってしまう言葉があるんですよ。 といってもこの解釈が通じるのは我々の世代だけでしょうかね。 その答えはゲームの中にあります。 それは名作ファイナルファンタジーシリーズであります。 このゲームでは色々な職業に転職してそのスキルを高め特殊能力を身につけることで旅を快適にしていくのです。 その中に男の子なら誰でも一度は憧れるであろう「盗賊」という職業があります。 憧れるとはいってももちろん現実世界では体験できないことはお断りしておきます。 軽犯罪法違反となります。 いや重犯罪かな。 その特殊能力は「ぶんどる」とか「ぬすむ」というもので(危険なモンスターの懐に入ったり、彼らが聖水などをもっていることには若干疑... »

「行水(ぎょうずい)」 の由来

生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 テレビと答える人もいるでしょう。 車を大切にしている人も有るでしょう。 仕事と答える人もいるでしょう。 定年後に路頭に迷う人がそれを証明しています。 家族と答える人もいるでしょう。大切な答えです。 質問を変えてみましょう。 無人島で生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 最近よくあるバラエティ番組の企画です。 こうなってくると上記の答えは裕福なオプションであることに気がつきます。 住む場所がありません。話す相手がいません。 火が使えません。道具は自分で製作しなければなりません。 食べるものがありません。 見つけたとしてもそれが安全かは確実ではありません。 そして誰しもが同じ行動に移るのです。 それは「水の確保」です。 もちろん飲むことでしょう。そして洗うことでしょう。 食べ物が見つかれば煮ることでしょう。 怪我をしたなら清潔にするため... »

「コント」 の由来

若手の発掘に繋がるようなお笑い番組は最近なくなってきてしまいましたね。 ボキャブラ天国、エンタの神様、レッドカーペットどれも好きでよく見ていました。 しかし、マンネリと時代には勝てずに次々と姿を消していきます。 やはりレギュラーより特番程度のほうが息も長く飽きにくいのかもしれません。 そんな特番でも私のお勧めは「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」です。 レギュラー番組ではありましたが、現在はやはり特番となってしまいました。 それが久しぶりに見たら新鮮で面白く、たっぷり数時間をテレビの前で。ルールは挑戦する芸人が観客席からランダムに選ばれた5人を、1分の持ち時間内に規定ジャンルに従ったネタで3人ないし5人笑わせるというチャレンジ(ステージと呼ばれる)を5回行うというシンプルなもの。すべて成功すれば100万円が貰えます。 その五つのジャンルは一発ギャグ・モノマネ・... »

「苦肉の策」 の由来

本当の意味も知らずに知ったかぶりをして恥をかいたこと・・ 皆さんはありませんか? 私はこと言葉には比較的万全を喫するようにしています。 が、今日の言葉を調べてみたらそれですら驕りであったのではないかと若干落ち込んでしまいました。 「苦肉の策」もちろん御馴染みのこの言葉。 私の解釈では、「どうにもならない状況下での最後の手段」でありました。 調べてみると確かに、苦し紛れに考えだした手段とありますが、他にも「自分の身を苦しめてまでも敵を欺くはかりごとや、苦し紛れに考え出したやむをえない手段」といった解釈が書かれているものもありました。 追い詰められて、やも得ない場合の最後の手段といったニュアンスと、追い詰められて、自分が傷つき相手も欺くといった解釈では私は大きく違うと感じます。 ただ漢字を見てみると「苦しい肉」と書かれているわけで、 そういった意味ではやはり私の勉強不足なのか・・ そこで由来に... »

「観光」 の由来

観光とは・・他国や地方の景色や史跡などを見てまわること「光を観る」なんて。 どうしてこんな漢字を当てたのでしょうね。 観る、観にいくことに間違いはありませんが、どうもこの漢字昔からしっくりこなかったんです。 「かん」で検索してみると、色々な漢字が出てきます。 「歓」…楽しみで行くのだからこれでもいいかも。 「感」…色々な感覚、感性、諸々を養うのでこれでもいいかも。 「環」…環境の変化を楽しむのでこれでもいいかも。 「漢」…中国へ行くならこれでもいいかも。 「韓」…韓国へいくなら・・笑 「寒」…寒いところへ行くのなら、、苦笑 そんな感じで、「かん」だけでも様々な選択肢がありますが、もっと大きな問題は「こう」のほうですよね。 「こう」は冒頭で書いたとおり、「行」であってしかるべきだと思うんです。 なんなら、街角アンケート形式で、渋谷のセンター街で老若男女に聞いてみたなら、「観行」って書いちゃう... »

Page 10 of 11«891011