「ハブ(る)」 の由来
「ハブ」は、南西諸島に広く棲息する、クサリヘビ科ハブ属に属する毒蛇ホンハブの別名のことで、同属の構成種の総称でもある。 そう、あの沖縄の笑い話につき物の蛇である。 いや違う。 今日は「ハブ」は「ハブ」でも違うハブを調べるのだった。 「ハブにする」「ハブる」「ハブく」つまり「仲間はずれ」「仲間はずれにする」ことを意味する若者言葉のほうの「ハブ」であった。 ■「ハブ」の由来 仲間はずれにするという意味の「ハブ」。 その使われ方から由来については、「省く(はぶく)」からきていると考える人が多いようだが、それは誤りでいくつかの説がある。 私もそうだと確信していたのでこれには驚き。 一つ目は、遠州地方の方言「はぶせ」からきているという説。 遠州弁(えんしゅうべん)とは旧遠江国、現在の静岡県西部地区のことでこの地方で使われている「はぶせ」が仲間はずれとか除外という意味で使われるとのこと。まぁこれはあり... »
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