Archives 2013年4月16日 – 由来メモ

「三國連太郎(みくに れんたろう)」 の由来

人の一生とはわからないものである。 三國連太郎さんがお亡くなりになった。 享年91歳。正直その年齢に驚いた。 近所、身内、その他の場所で出会った何人かの同年代の皆さんの顔を浮かべてみる。 おそらく戦争も体験しているはずだ。 シベリアに抑留されていた人、南国で命を落とした人、何とか命を繋いで帰国した人、まさに明暗を分けた世代のはずだ。 その人生に興味が沸いた。 ■三國連太郎の人生 母親は16歳で一家が離散し広島県呉市の海軍軍人の家に女中奉公に出された。 そこで三國を身籠り追い出されて帰郷。 つまり親の分からない子供ということだろうか。 その後、たまたま静岡県沼津駅で知り合った育ての親となる人物と結婚し三國が生まれる。 三國は旧制豆陽中学を二年で中退するまで土肥町(現在の伊豆市)で育つ。 20歳となった三國は大阪で働いていたが、徴兵検査の通知が来て故郷の伊豆に戻り合格し、赤紙(召集令状)が届く... »

「トトロ」 の由来

友人が中古の家を買ったというので遊びに行くことにした。 ジャッケットに裸足にローファー・・・まるで石田〇〇さんのようないでたちの多い彼の家。 一体どんな物件か楽しみにしながらの訪問だった。 駅について迎えに来てもらい、挨拶もそこそこの車に乗り込む。 仕方がないことだが軽自動車で若干窮屈。 家も買ったことだしお金がないのも当たり前。談笑しながら10分ほど走った。 駅前の喧騒から離れて、閑静な住宅街を抜け・・・ 着いたのは軽井沢のような雰囲気で、なんなら小鳥がさえずってそうなほどの自然に囲まれた別荘地のような一角。 遠くにそれらしい家が見えてきた。 あぁなるほどなと、友人が運転する姿を横目で見ながら羨ましい気持ちとちょっとしたジェラシーで一瞥するのだが彼は一向に車を止める気配がない。 どんどん茂みに突入し、死体遺棄現場のような雑木林を越えて着いた場所は一見物置のような築40年ほどは経過したと見... »