Archives 2014 – 14ページ目 (38ページ中) – 由来メモ

「真剣(しんけん)」 の由来

世の中に蔓延するいい加減という風潮に一石を投じる。 いつ頃から日本人はこれほどいい加減になってしまったのだろう。 いつの時代からかといえば、やはり命の危険をそれほど感じなくなった頃からだろうか。 それはごく最近では戦後であると思われる。 平和という気運が人々を緩ませたのは間違いないが、それは決して悪いことではないだろう。 もう一つのいつ頃か?は成長段階での問題。 真面目に取り組むことをダサいと言い出すのはいつ頃かということ。 自分の頃はやはり第二思春期である、中学校の頃からだった。 バカで無駄で一途な小6の男の子たちがその態度を一変する。 勉強もスポーツも遊びも一生懸命取り組むということを恥ずかしいと感じる。 それは服装にもあらわれ、ボタンを留めないとかズボンやスカートをずらすとか・・・ 流行やオシャレとは言えない反抗姿勢からくる服装の変化。 そこで真面目にやれとか、ちゃんとしろなどと親が... »

「宿題」 の由来

なぜ学校でたくさん勉強しながらも、家に帰ってまで宿題をしなくてはならないのか? 小学校なら復習、それ以上(中学校よりも上)なら予習の意味合いがあるのだろうけど学校ですでに5時間以上学習しているのに、それ以上やらせるなんてクレージーだなんて思うのは私だけだろうか? 更に今の子どもというのは1人でいくつも習い事をし、そして極めつけは学習塾。 小学校も低学年から塾に通わせるのは常識らしい。 それならなぜ小学校になんて通わなくてはならないのだろう。 身近に何人か学校の先生がいるが、どこの家も子供に小さいころから塾通いをさせている。 もしかして学校ではまともな勉強は教えていないのか? それなら宿題も納得できる。自主的な学習を強要しなくてはならないのも理解できる。 学校は・・・基本的な社会生活を教える場所?いやそれは家庭ではなかろうか? ■「宿題」の由来 宿題は江戸時代の寺子屋から生まれた言葉と言われ... »

「質の悪い(たちがわるい)」 の由来

「たちが悪い」の「たち」を「質」と書くのはご存じだろうか? もちろん私は・・・知らなかった。 考えたこともなかったことだが、想像もしなかった答えに正直驚き。 物事の性質がよくないことを表す表現、それがたちが悪い。 まぁ通常使われるのは性格が悪いことが多いですかね。 陰口でも言わたくはないきつい一言! そう考えると「質」と書くのは妥当な気もするが、どうにも・・・読めない! 「たち」は元々から日本にあったいわゆる「やまと言葉」なのだそう。 「人や物の性質、傾向」の意味を表している。 後に中国から意味の似ている「質」の漢字が入ってきたというのがその流れ。 なんかこの展開今までになくて新しいね。 「質」に「たち」の訓読みがないのはそういったことからと考えられる。 では「たち」そのものがどこから来たかというと「立ち」とか「いで立ち」などと考えるのが妥当なように見えるが確証はないらしい。 でもそれ以外... »

「サンテ」 の由来

目薬のCMが多いと思ったら夏だからか。 夏→海 プール→目の充血→目薬→キャラクター→アンパンマン おおっと行き過ぎた。 「きたぁ~!」の叫び声でおなじみの参天製薬の目薬「サンテ」。 新CMに起用されたのは女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」。 戦隊風の衣装に身を包んだ彼女たちの元気いっぱいのCMは目薬にピッタリ? 普段はグループ名そのまま「ゼーット!」の叫びが代名詞のももクロ。 今回はそのノリで「きたぁ~!」を連発しているらしい。 ■「サンテ」の由来 参天製薬の販売する目薬「サンテ」シリーズ。 その由来は会社名の「参天」から、ではないらしい。 参天製薬の新商品、目薬の商品名を考えていた打ち合わせ時にフランス生活が長かった人に、目薬のフランス語訳を聞いてみたのだとか。 すると、その人はあまり詳しくはなく詳しくはなく、目はウ、健康はサンテと答えたらしい。 サンテとは参天ともゴロがいい... »

「エネルギー」 の由来

「energy」と書いて、エナジーと読むかエネルギーと読むか疑問を覚えた。 日本ではエネルギーと読むのが一般的だが、英語では間違いなくエナジー。 でも同じ意味ですよね? 実は英語の energy はもともと英語ではないらしい。 ギリシア語の「energeia エネルゲイア」がラテン語に入り、それが更にフランス語で energie となる。 それが外来語として英語圏に入り確立したのだ。 一方でもう一つの流れが存在する。 同じフランス語の単語energieはドイツ語にも外来語として入った。 綴りは「Energie」でエネルギーと読まれたのだ。 このドイツ語が日本に入って、そのままエネルギーという言葉が伝わったのである。 一世紀前までは世界の科学をリードしていたのはドイツ。 だからその当時入ってきた言葉はドイツ語由来が多く、その後アメリカが先端を走るようになると今度は英語由来の言葉が多くなってき... »

「うちわ(団扇)」 の由来

タダなのか有料なのか。その判断は時と場合による。 どうしても欲しければお金を出して買うが、そういった場合はたいてい配っていたりする。 スポーツ観戦のスタジアムとか花火大会とか、スポンサーの名前が入れば、微妙にカワイイくらいの女の子がにっこり笑いながら手渡しで・・・なんてのはよく見る光景。 100円ショップで購入してもいいが、本当に100円するのかは実に怪しい。 スーパーのレジなどで買うと一番高い。 キャラものだ。 300円以上もするが、オフシーズン(必要のない時期)になると一気に半額以下になる。ギャランティーどれだけだよ。 ・・・って何のお話だよって突っ込まれる前に、今日は「うちわ」。 ■「うちわ(団扇)」の由来 「うちわ」は熟字訓なのだという。 ところで・・・熟字訓てなに? それは日本語において漢字の単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたもの。 「うちわ」はもとは「打つ翳」と呼ば... »

「HOYA」 の由来

知らなかった。 かわいい子がこっちを見ている。 でも・・・あれれ、しかめっ面でメンチを切る。(ガンとばしてる) せっかくかわいい顔しているのに・・・もう一度笑って・・・ あ!終わっちゃった。こんなに興味をひかれるCMは久しぶり。 その着眼点が素晴らしい。目だけに? コンタクトレンズ、アイシティのCMの一コマ。 女の子が相手を見つめるのだが、ぼやけて見えない。 必死に見ようとするためどんどん目を細め・・・厳つい顔に。 しまった!コンタクトしてくるんだった!というCM。 知らなかった。をもう一つ。 コンタクトなんて買わないから、アイシティという名前を・・・知らなかった。 ■「HOYA」の由来 アイシティはメガネレンズメーカーとして知られるHOYA株式会社のコンタクトレンズのブランド名。 HOYAでは他に、マスクブランクス・半導体製造用フォトマスクといった半導体部門、HDDプラッタなどのディスク... »

「神奈川(かながわ)」 の由来

横浜 川崎 綾瀬 伊勢原 茅ヶ崎 平塚 逗子・・・ 挙げていく地名のほとんどが有名な市ばかり。 他にもたくさんあるけど県境を間違えないようにこの辺までで・・・ 今日は神奈川県について調べる日。(特に今日でなければならない理由はないのだけど) 関東に住む我々の意識での序列は、一に東京、二に神奈川と埼玉、四に千葉で付随して茨城が千葉らきなんて呼ばれてその下にまた茨城がきて栃木、群馬が忘れないでよ北関東連合として横並び。 そんな構図で間違いない。 神奈川埼玉はどちらかといえば東京に近く、その下の四県との開きも大きい。 下から見ればベストスリーはあこがれの対象で、東京同様の視線が向けられる。 電車の本数がそれを示しており、東京のベッドタウンはやはり神奈川埼玉。 ■「神奈川(かながわ)」の由来 昔の「かながわ」は、神奈河、神名川、上無川などと書かれていたのだという。 武蔵国久良岐郡(現在の横浜市神奈... »

「野暮(やぼ)」 の由来

世情に疎いことや垢抜けしないことを野暮という。 逆に「ナウい男」といえば吉原といった遊里に詳しい男、いわゆるチャラオ? これは江戸時代の話。 遊里に疎い男は、しゃれっ気もなく、つまりは粋にも疎い。 その漢字から「野に暮らす人」つまり「農夫」に由来があるという説がある。 確かにイメージ的に、農家のおじさんが夜のお遊びがお盛んだったとは考えにくく(今の時代の農家のおじさんは必ずしもそうとはいえないだろうけど)野暮の由来としてその漢字を見れば納得。 もう一つ楽器から来たという説がある。こちらは漢字は当て字という前提から。 雅楽に使う茎という楽器は十七本の管をもつのだが、そのうちの「也」と「亡」といわれる二本だけは音が出ないのだそう。 中国の古い時代には音が出ていたのだそうだが、時代と共にみせかけのものとなってしまった。 そのことから「也」と「亡」の二字を連ねて時代遅れの古臭いものを「やぽう」とい... »

「フリーランス(freelance)」 の由来

憧れの響き「フリーランス」 日本語では自由契約のことを言う。 自由である以上、すべてを自分でこなさなければならない。 仕事は簡単には舞い込んでこない。それだけ実力が必要とされる。 だが出来高、成功報酬だから上限がない。 高みに立ちたければフリーランスは必要最低条件だろう。 英語のフリーランスを調べると、一つ目には、 「フリーランサー」と同じとある。 フリーランサーとは自由契約者のこと。 一定の会社や団体などには所属せにず、仕事に応じて自由に契約すること。 主にジャーナリストや俳優・歌手などに多いとある。 二つ目が非常に興味深い。 主君を持たず自由契約によって諸侯に雇われた騎士のこと、いわゆる現代の傭兵(ようへい)のことを言うのだそうだ。 もしかしたらこれがその由来に関係するのだろうか。 ■「フリーランス(freelance)」の由来 英語「freelance」の由来は、中世にまで遡る。 そ... »

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