言葉

「シンクタンク」 の由来

日本では横文字にするとかっこよく見えるといった傾向が未だに根強い気がする。 たいした団体でなくてもそれなりの冠がつくといっぱしに見えたり。 また、横文字にすると一瞬相手にその意味を考えさせるという間が自分にとって言い逃れを考える時間の余裕になったり。 まぁ兎に角、横文字の理解しがたい団体は日に日に増えている気がする。 さて今日とりあげるのは「シンクタンク」であるのだが、私はその意味すら知らずに書き始めたので、こちらの団体が決してそういったいい加減な組織と同じと言っているのではないことを最初に記しておく。 なんせ「シンクタンク」と聞いて、タンクはもちろん戦車とか水槽をイメージしたし、シンクにいたっては、台所の流しを想像してしまった。なるほど、流しの水槽のことかと。 ■「シンクタンク think-tank」の由来 「シンクタンク」は「think-tank」と書く。 様々な分野の専門家を集め、国... »

「パイパン」 の由来

知っているけど口には出せない言葉ってありますよね。 それって男は大抵エロが関ってくると思うわけ。 先日も友人が、エステのことを何を狂ったか「スマタいく?」とか大声で叫んでしまってそれが電車の中だったこともあって、そこにいた友人であるはずの五人が黙り込むという正に珍事件を目の当たりにしたところです。 そういう言葉って意識しないで出てしまうことが多いので気をつけようがない。 もちろん心の中では当然のように何度も叫んでしまっているから出てくるわけなんだろうけどそういう状況を考えただけでゾッとするので、昔の彼女や浮気相手の女の名前同様に気をつけたいものですね。 さてそんな前フリから今日は何を取り上げるかというと「パイパン」。 初めて聞いた時には本当になんのことやら想像もつかなくて その意味を知ったときには別な驚きがあったものです。 どうでもいい情報ですが私はいまだ出会ったことはありません。 ■「パ... »

「NEOPASA(ネオパーサ)」 の由来

東海道自動車道って自分で走ったことが無いんです。 今回もバスツアーだったので、途中の楽しみに時間を割くことができませんでした。 楽しみって何かって?そりゃもちろんサービスエリア。 東海道といえば話題のサービスエリア目白押しで忙しいエリアらしい。 とは言っても実際に訪れるまでそんなこと知らなかったのですが。 観覧車や遊園地に豪華な便所。 温泉施設にブランド品の買えるモール、レンタルバイクもあるらしい。 ところがどのエリアも休憩が10分ときているから用を足すと残りは5分ほどしかなくスターバックスで珈琲を買うこともままならない状態。 その点においては、かなりのストレスと後悔の残る旅でした。 「NEOPASA(ネオパーサ)」の由来 そんな状況下で、バスの中というのは例のごとく時間が余り、あまり聞きたくなくてもガイドさんの話が自然と耳に入るってくる。 確かこれらのパーキングエリア、サービスエリアの呼... »

「木偶の坊(でくのぼう)」 の由来

親の買ってくるお土産に当たりは無くて、いつもどこか外れているんです。 サイズの違う靴に、絶対に着ないデザインのTシャツ。 賞味期限が切れるまでに食べきれないほどの食材や、自分は飲まないのに当てずっぽうで買ってくるアルコール類。 どれもそんなもの買ってくるなら現金くれよといった無駄遣いにしか見えないそうな数々の品々。(罰当たりな息子だなぁ~) ただ、一つだけ値段、満足度、持ち帰りやすさなどを考慮したうえで合格した品がある。 それは岩手へ行ったときのもので、宮沢賢治関連の品。 名前は「でくのぼう」と言い、15センチほどの木彫りの人形。 ビジュアルはあの有名な賢治のマント姿をあしらい、首から上だけが斜めになりながらクルクルと回る。 私は文学少年でもないし、*雨にも負けず*ですらその時までよく知らなかったのですがその人形の姿になんとも哀愁を感じ、賢治そのものへの好奇心も抱かされたものです。 引っ越... »

「潮時(しおどき)」 の由来

高校の頃、バドミントン部ってのがあったのですが正直バカにしていました。 だってあんなの休日の公園でやるもので、そんな血相変えてやるものじゃないでしょって・・・ でもいざ、本物を見せられると感動です。 シャトルのスピードは数百キロ!ラリーが続くとその迫力はテニス以上!? それでそれで・・・あとは知らない・・・ ごめんなさい。嘘をついていました。 ただ・・・潮田 玲子さんかわいいなって。 でも結婚しちゃったしなぁ。それにタレントに転身したらなんだか輝きが薄れた気がする。 やっぱりアスリートって競技しているときが一番なのかなぁ。 なんて勝手なことを言って、何が言いたいのかというと、今日のテーマは潮時。 でなんで潮田 玲子さんかといえば・・・ただ漢字を見て思い出したから。 由来に潮田さんが関係するなんてこと・・・全くありません。 今日はほんとごめんなさい。 ■「潮時」の由来 潮時とは、そろそろ止め... »

「貫禄(かんろく)」 の由来

久しぶりにお会いした友人の会社の社長さんに「きみ~会わないうちに貫禄ついたね。」と言われた。 もちろん褒め言葉だと感じたので素直に喜べばよかったのだけど照れ隠しにアゴをなでながら「え~そんなに太りましたか?」って答えてしまった。 よく考えてみれば最近ダイエットに励んでいるので一時のブクブクは改善された。 それでも貫禄がついたと見えたのなら自覚するところだと若干落ち着きが出てきたと言うことなのだろう。 でも、正直そんな風に褒めてくれる人なんてそうはいないから、心の中ではこの人もたいしたものだな・・・なんて絶対に口に出せないことをぼんやりと考えていた。 ■「貫禄」の由来 貫禄とは通常、身に備わっている威厳のことを言います。 詳しく説明すると、身体・人格・態度などから感じられる人間的重みや風格のこと。 太った人を茶化して貫禄がアルなどといいますが、この場合身体が大きいことからそれに伴って態度も大... »

「カンニング」 の由来

私は昔から悪いことが出来ないたちでして・・・ 心にやましいことと、好きな女の子の前では顔が紅潮してしまうんです。 うそがつけない。 ところが良い嘘、例えばマジックのような行為やサプライズプレゼントといったようないわゆる「演技」というのは得意で、人の心理をつき相手を意のままに操ることもできます。 というわけで、良心というものがなかったらどれだけの詐欺師になったかと自分でも想像するだけで恐ろしくなるわけです。 ■カンニング したことないんです。もちろんできないわけですが・・・ 不正をしていい点を取った自分も許せなくなってしまうんですね。 昔から変わった子供で、悪い点を取って親に怒られるということはなかったのですが、人より劣るという事実が自分で許せない。それほどの負けず嫌い。 だからできないなりに必死に勉強していました。 ■「カンニング」の由来 そのカンニングの由来、皆さんも勘違いしていませんか... »

「とどのつまり」 の由来

海釣りに出かけました。 魚に目的は無く、なんとなく糸をたれて適当に魚がかかればいいといった程度なので擬似餌でなく定番の仕掛けに生の餌をつけて投げて待つ。待つ。待つ。 そんなのんびりした時間にたまには浸りたくなるのは疲れている証拠なのでしょうか。 冗談と愚痴はさておき、サビキという仕掛けを買って海に向かった。 このサビキというのは要は餌をばら撒いて、寄ってきた魚が間違えて針を銜えてしまうというなんともずるい漁法。 ただ、はまると入れ食いでいくらでも同じ魚が上がる。 もちろんそんな子供騙しに寄ってくるのは雑魚ばかりなのですが。 目下かかる魚はチダイやアジといったところ。 たまに間違えてサバなどもかかるがだいたいは10~20センチの小さな魚が二つ三つ一緒にかかったりなんてのを楽しむのが定番。 それでもそれらの魚は小さくてもだいたいが美味しく食べられるものなのでうれしさはそれなりにあったり、糸を垂... »

「金輪際(こんりんざい)」 の由来

「金輪際あなたとは係わり合いを持ちたくはないわ。」 そんなこと言われたら結構ショックですよね。 立ち直るのに最低数ヶ月はかかりそうです。 もちろん相手にもよりますが、上のフレーズを見る限りどうにも男女間のもつれを感じずにはいられません。 私は今のところ言われた経験はありませんが、このように身近に感じて金輪際の意味もよくわからないのにスラッと出てくると言うことはドラマや映画などでよほど聞くセリフだからなのかもしれません。 ■「金輪際」の由来 金輪際とは*断じて、どこまでもという意味なのだそう。 その難しい読み、想像もつかない漢字の組み合わせ、私も今の今まで知らなかった その意味からも感じるとおり、仏教から来た言葉なのだそう。 元の意味はなんと「底の底」「地の果て」「とことんまで」。 仏教の世界からするとこの世は三輪に支えられ、下から風輪 水輪 金輪そしてその上に大地があると考えられており、つ... »

「小股の切れ上がった女」 の由来

いやそりゃねぇ~ 当然でしょ 何言ってるの? そんな感じの第一印象。なんせそんな言葉知らなかったから。 小股の切れ上がった女 やらしいっ 汗 小股の切れ上がった女とは・・・股が長くてすらっとした、粋な女の姿を言うらしい。 知らなかった・・・ 確かに腰の高くて足の長いスラッとした女性には憧れるし例えできなくても仕事が出来るみたいな印象を受けたり。ショムニの観すぎ? ところで小股ってどこのこと?やっぱあそこ?? 例えば相撲の決まり手「小股すくい」となら、膝から脛の辺りを手で払って相手を倒す技。 股をすくう技ではないわけですよね。そうかだいぶ考えていたより下のほうだな。 オマタではないわけだ・・・ でもそこが切れ上がるとは?? 実は「小股の切れ上がった女」とは、着物の時代にできた言葉。 膝頭を付けて正対した時に、脚の部分が切れ上がったように見える状態や、少し着崩した感じで裾は前で合わせ、裾からす... »

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