言葉

「ミーハー」 の由来

自分はミーハーではない。 そう信じてきたのですが、最近その自信が揺らぎつつあります。 無難なものを選んだり、流行が気になったり、年を取ってきたせいか明らかにミーハー。 ミーハーとは!世の中の流行や芸能人に熱中したり、影響を受けやすかったりするような者に対しての呼称。 ■「ミーハー」の由来 通常はカタカナで「ミーハー」と表記しますが、かつてはみいはあ、みいはあ族などと呼ばれた事もあったのだそう。 こういったことがどうやら由来のヒントになりそうです。 「ミーハー」は昭和初期(テレビが普及し始めた1950年代後半)に生まれた俗語。 元々は低俗な趣味や流行に夢中になっている教養の低い者や、そのような人(特に若い女性)を軽蔑して言う蔑称だったといいます。 最近の用法で考えると、「ある事象に対して(それがメディアなどで取り上げられ)世間一般で話題になってから飛びつく」といった意味でのものがほとんどであ... »

「ペットボトル」 の由来

軽くて丈夫で柔軟性があり、軽度のへこみであれば自ら元に戻る。なんて素晴らしい商品でしょう。 日本には自動販売機とコンビニエンスストアのシェア拡大や使い易さ、手軽さなども手伝って2000年頃からペットボトルが若い世代を中心に広がっていきました。 飲み物を供給してくれるだけでなく、使い終わった後にも仕事をしてくれます。 家庭で作った飲み物の保存や持ち運び、つまり水筒の役割も果たしてくれるのです。 最近はリサイクルも進み、粉砕・洗浄し金属などの異物を取り除くことによってフレークやペレットの状態(PET素材)となり、卵パックのシートやポリエステル繊維として再製品化することもできます。 ごくたまに衣料品として店頭に並ぶ姿を見かけますが、あのペットボトルがシャツに!という驚きは未だにありますよね。 更に更に更に水を入れ玄関先に置く事で猫退治が出来ます。 ですが・・・ 皆さんお気づきでしょうが効果の程は... »

「チラリズム」 の由来

私はバカリズムより好きなものがある。それはチラリズムだ。 そんな駄洒落ドヤ顔で言われても引くだけ。もちろん名言にも残るはずも無い。 今日は真面目にチラリズムを語ろうと思っていたのにこのスタートはなんだ!と自らに腹を立てる。 チラリズムそれは男性の永遠のテーマ。違う? なんでソワソワするのだろう。モロのほうが断然いいはずなのにそれでは物足りないのだ。 やはりチラなのだ。一瞬のチラなのだ。女性にはわかるまい。威張ることでもないけど。 階段はもちろん、電車の向かいの女の子、屈むときの胸元、物を拾うときはW、台風や暴風の日はビッグチャンス ブルマからチラ、シャツからチラ、はだけた浴衣の胸元がチラ、アイドルコンサートでチラ、チラリズムそれは偶然の部分的な覗き見への性的興奮。 一瞬が織り成す魅惑のファンタジー。 できればおじさんはその時、何色にも染まっていない純白を所望する。 ■「チラリズム」の由来 ... »

「タンマ」 の由来

面白い「タンマ」の由来候補をみつけた。 それは炭酸マグネシウムを略してタンマと言うというものだ。 器械体操では、手足の滑り止めに炭酸マグネシウムを使うのだという。 我々でも想像がつく、あのオリンピックなどで手に塗りたくる白い粉のことだ。 体操は競技中に器具から落下しても一定の時間内に競技に戻れば問題ないのだそう。 急ぐ必要もないので”タンマ”をつける為にその場を離れたりするわけ。 その時*タンマタンマ*なんて言うとか言わないとか。 そんな冗談だろうという由利候補であるが、某国営放送のクイズ番組でも取り上げられたということなので信憑性は高そう。 さて意外な真打の登場で盛り下がった由来メモであるが、その他の候補で該当性が高いのは、「待った!」の逆さ言葉であるという説。 「待った」の反対語で、「タンマ」と。確かに単純明快で納得爽快。 他にも英語のTimeやフランス語のtemps mortからきた... »

オバタリアンの由来

「オバタリアン」 の由来

オバタリアンって死語なの? じゃあ、横暴で強引で無神経に周りに迷惑をかける、見苦しい中年おばさんたちのことを何て呼べばいいのですか? 今年に入って私は所謂”オバタリアン”との争いが絶えない。 思っている事をはっきりいう私の性格にも問題あるのかもしれないが、オバタリアン(私の感覚でいえば50過ぎくらいから上のおばさん達)は周りの空気も読めないし、世界の中心に自分がいるような振る舞いをするし、反省もしなければ改めるという文字も自らの辞書には無いようなので非常に癇に障る。 ああ言えばこう言ってくるが、それはただの自らに都合のいい言い訳であり、全く理屈も通らないのだが、自分は絶対に間違っていないというドヤ顔で攻めてくる。 まったくゴキブリ以上にこの世に必要の無い生き物。 特に口論になったわけではないが、スーパーのレジのおばさんにも極稀にこの種の生き物が存在する。 間違っといて「だから何??」って顔... »

「おきゃん」 の由来

おきゃんとは、活発でやや軽はずみな女性を指す言葉。 おそらく私の一番苦手なタイプ。というよりは絶対に恋愛対象にはならない人種。 ただ、合コンや盛り上がりにかけるような現場では重宝する存在なのは間違いないだろう。 私の辞書に今までなかったおきゃんという言葉について持ち合わせていた知識はおきゃんぴーくらい。 ちなみにおきゃんぴーと は、かつて太田プロダクションに所属していた女性お笑いコンビのこと。 おそらくおきゃんから派生したと思われるが真実は不明。 ■「おきゃん」の由来 漢字で書けば、御侠となるおきゃん。 これは接頭語の「御」と任侠などの侠の字を唐音読みした「侠(きゃん)」からなるのだそう。 元々は、「お」をつけない「きゃん」の形で用いられていたそうで、勇み肌(威勢がよく、おとこ気のある気風。任侠の気風。)で粋なことや、そういった人のこと表していた。 江戸時代の戯作者、式亭三馬に、町火消しを... »

「あたぼう」 の由来

あたりまえ、の意の近世の俗語それが「あたぼう」。 当たり前だ、当然だといった意味。 「あたぼう」で思いうかぶ芸能人は?という質問を家族にしてみたんだけど藤田まこと 必殺仕事人の影響でしょうか。 土屋アンナ彼女のキャラと一時でていた時代劇からですかね。 ・・・と最低三人ぐらいあげたかったのですがその先が続きません。 まぁそれくらい馴染みがなくなっているということなのでしょうね。 ■「あたぼう」の由来 「あ(っ)たりめーだぁ べらぼうめ(ぇ)ー」が短縮形が「あたぼう」。 「べらぼう」は江戸の昔見世物小屋の怪物からきているそうでバカと同じような意味合いで使われていたようです。 ときいてわかるように「あたぼう」は江戸弁からきています。 短気だけれど気前が良かったその時代を表す特徴的な言葉と言えるでしょう。 「宵越しの銭は持たない」という言葉をきいたことはありますか? これは稼ぎはその日に使ってしま... »

「ルンルン」 の由来

近所に移動のときにいつもスキップしている子がいる。 しかも男の子。たぶん小学校中学年くらい。 体はそれほど大きくないけどちょっと危なく見える。 先日駐車場で出くわしたときに、からかって「いつもルンルン気分だね~」と冷やかしたら「なにルンルンて。バカじゃないの。」と逆に罵られた。 なんだ以外に男らしいところあるんじゃんなんて口では答えたのだけど腹の中では結構イライラしてた。 いい歳して・・・ ■「ルンルン」の由来 知らなくて当然だろう。 ルンルンはTVアニメ「花の子ルンルン(放映は79年2月9日~80年2月8日)からきたという。 東映アニメーション魔女っ子シリーズ第8作目として大人気「キャンディ・キャンディ」の後の番組として製作・放映された。 「キャンディ・キャンディ」のヒットを受けてかヨーロッパを中心とした舞台設定。 花探しの旅を通じて人間的成長を遂げるというのがその話の大筋。 そして放送... »

「バタンキュー」 の由来

友人の家で暇つぶしに新聞を見ていたら面白い見出しをみつけた。 「よみがえらせたい死語」 なかなか興味深いタイトル。 堂々の第一位は・・・「バタンキュー」 「バタンキュー」はくたくたに疲れて倒れこんで意識がキューっと薄れていく様とのこと。 「バタン」は倒れる音で間違いなさそうですが、(後でドアのバタンという意見も見つかった) 「キュー(きゅう)」は、圧迫されたり責め立てられたりして発する苦しみの声とも言われているようです。 「バタンキュー(ばたんきゅう)」と一つにになると、寝床に入って直ぐに眠り込むといった感じ。 死語として忘れていた人々も、そういった自らの体験などを思い出すとバタンキューが戻ってくることでしょう。 ■「バタンキュー」の由来 バタンキューは関西の人気漫才師「花菱アチャコと横山 エンタツ」によって発明されたギャグだと言います。 敗戦後の混乱期、高価な酒のかわりに出回ったカストリ... »

「やんちゃ」 の由来

「昔はやんちゃだったもんでさ~」 てっきりヤンキーとか不良とか暴走族とか刑務所とか、荒れすさんでいた時期を大人になってから懐かしむ時に使う言葉かと思っていました。 (だいたいやんちゃを使う人は世間からみればそれほどグレていなかったり・・・) その本当の意味は、子供がいたずらやわがままで大人のいうことを聞かないことやそのさま。 また勝手な振舞いをすること。つまり駄々っ子みたいな感じ? なるほど、自分の悪さを可愛らしかったと表現したい場合に「やんちゃ」を使うわけなのかな。 私は「やんちゃ」ではありませんでした。ただ・・・捻くれていただけ。 ■「やんちゃ」の由来 その由来は有力なものが二つ存在するそうです。 一つ目は、意味そのままに子供が言うことを聞かないときに発する「嫌じゃ嫌じゃ」という言葉からきていて、それが訛って「やんちゃ」になったという説。 二つ目は、「脂茶(やにちゃ)」が訛って「やんち... »

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