Archives 2013年1月24日 – 由来メモ

「濡れ衣(ぬれぎぬ)」 の由来

皆さんは濡れ衣を着せられたことありますか? 濡れ衣とは、無実の罪。根も葉もない噂。 私はよく着せられます。 というかわざと着せられるようにしているというのが正しいかもしれません。 それは、わざと悪者になるのが得意ということです。 簡単なようで難しいものですよ。 最終的にそれが濡れ衣だったことを知らせるところまでプロデュースするわけですから。悪趣味ですね。 そんな私だから、本当の濡れ衣は絶対に許せません。 意図しない本当の濡れ衣は絶対許せません。 私が最近理不尽に思えたのが冤罪という名の濡れ衣。 東電OL殺人事件(とうでんオーエルさつじんじけん)です。 これは1997年3月に東京電力の従業員だった女性が 東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件で、有罪とされたのはネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさん。 今になって再審無罪判決が確定しました。 この事件何がおかしいのかというと、... »

「すっぱ抜く」 の由来

スクープや特ダネを「すっぱ抜く」。 私は「すっぱ抜く」記事は好きですが、「すっぱ抜かれる」ことはあまり好みません。 だれでもそうか・・・ 「すっぱ抜く」とは、隠し事や秘密を暴いて明るみに出すこと。 知られたくないから隠すのだし、誰にでも秘密の一つや二つはあるものです。 知られると自分の現状を悪くするばかりでなく、事によっては友人関係や家族関係も壊れる可能性があります。 芸能人だから仕方が無いとはいっても、そこにも限度やモラルというものが存在するのを忘れてはいけないことでしょう。 しかし、最近の芸能人はそれを超越しているようで、不倫・三角関係・未払い・薬物・軽犯罪・強制猥褻といった社会秩序に反するネタでもそれをダシにしてメディアに取り上げられることを望むような事案が多くどっちもどっちだな・・・と半ばため息交じりのゴシップ誌みたいな。 本気だったらビートたけしのように襲撃するはずですがそれがそ... »

「留守(るす)」 の由来

おかしな言葉もあるものです。 「留守」と書き「るす」と読みます。 「留まり守る」と書くのに意味は、家に居ない、不在なこと。これは本来の意味は、あるじが不在の家を守ることであったのだそうです。 中国語に由来していてるそうで、「皇帝が都を不在にしている間、都に留まって代わりに政治を行う」という意味であったものが「不在の主」の方に重点が移ることで単に「不在」の意味に使われるようになってしまったとのこと。 日本に入ってきた時代は定かでは有りませんが、鎌倉時代には現在と同じくような「不在」の意味で「留守」が使われていたそうです。 ちなみに中国では現在でも「留まって守る」の意味で「留守」が使われているとか。 大きな違いですが、当たり前のように我々が用いているのは大変不思議ですね。 1986流行語部門の銅賞に「亭主元気で留守がいい」というものが有ります。 私は今日までこれは慣用句か何かだと思っていたので... »

「鉄火巻き(てっかまき)」 の由来

並でも上でも特上でも、とにかく寿司を一人前頼むと必ずついてくるのが、そうガリ。 じゃなかった、鉄火巻き。これが今日のテーマ。 もちろんかっぱ巻きや卵も付いてくるけどそういった細かいことは見逃してくださいね。 私は一人前を食べるとき、鉄火巻きの扱いにいつも困ります。 どのタイミングで食べるべきか、全部一緒に食べるべきか。 というのもその大きさは小さいから一口というよりは小口くらいの大きさでしかなく、できれば二つ一緒に口に放り込みたい。 でもそれだとお上品でない気もするし、いざ少しとっておいたなら片付かないから気になって気になって・・・ でもそんな彼らの存在が有りがたいのが、通夜振舞いのお席。 友人と一緒なら遠慮なく桶のお寿司をパクパク、ビールをガツガツ行きますが仕事とかほとんど会わない親戚と同席したときなど、微妙に気を遣う相手が一緒の席だと箸を中々運べないものです。 話が途切れないように大き... »