Archives 2014年7月27日 – 由来メモ

「エネルギー」 の由来

「energy」と書いて、エナジーと読むかエネルギーと読むか疑問を覚えた。 日本ではエネルギーと読むのが一般的だが、英語では間違いなくエナジー。 でも同じ意味ですよね? 実は英語の energy はもともと英語ではないらしい。 ギリシア語の「energeia エネルゲイア」がラテン語に入り、それが更にフランス語で energie となる。 それが外来語として英語圏に入り確立したのだ。 一方でもう一つの流れが存在する。 同じフランス語の単語energieはドイツ語にも外来語として入った。 綴りは「Energie」でエネルギーと読まれたのだ。 このドイツ語が日本に入って、そのままエネルギーという言葉が伝わったのである。 一世紀前までは世界の科学をリードしていたのはドイツ。 だからその当時入ってきた言葉はドイツ語由来が多く、その後アメリカが先端を走るようになると今度は英語由来の言葉が多くなってき... »