Archives 2014年7月18日 – 由来メモ

「毛頭ない」 の由来

「~するつもりは毛頭ない。」 毛頭の意味もよくわからないのに打消しの「ない」をともなう。 よく使う言葉に置き換えれば「全然」。 同義語としては「さらさらない」など。 「毛頭」とは何かというと、文字通り「髪の毛の先っぽ」のこと。 毛の先ほども。 すこしも。 いささかも。 ちっとも。 髪の先ほどの余地(可能性)すら無いということらしいが、毛頭だけでの使用例を我々は知らない。 ここで注意が必要だが、毛頭はこれっぽっちも髪の薄いことを言ってはいない。 髪に頭というのも少しけったいだが、生え際を毛根と言うことを考えると毛頭も納得できるからうやはり日本語は不思議。 そうか「毛根もない」と言えば髪がないことをあらわし=禿げ頭の隠語とはならないだろうか、などとくだらないことを言っているのは今のところそちらの心配がないからだろう。 髪は女の命というが、男にとっては品格ともいえる気がする。 なくなったことを思... »

「マヨネーズ」 の由来

いろいろな説があるらしい。 地名説だけでもマヨルカ島、バイヨンヌ(フランス)、メノルカ(スペインの地中海沿岸東側にバレアレス諸島)のマオン、これまた定番の人名説でもマクマオン将軍(フランス第三共和国の2代目の大統領)からだとか、マオン(Mahon)というフランス人料理人が最初につくったからとかいやいやマイナー伯爵(フランス)という人が関係しているんだよとか。 これが正解!と言いたいところだが、軽はずみに書いて訴えられたら・・・ あ、ここはそれほどの影響力のあるサイトではないので悪しからず… しかし、失敗した事例を提示されるといい加減なことはかけないものだと身を引き締める。 以前放送されていたフジテレビの「クイズ$ミリオネア」。 もう十年以上も前の話だが、750万円をかけた問題に「マヨネーズ」の名前の由来に関する問題が出題されたという。 「A 海の名前」「B 町の名前」「C 人の名前」「D ... »

「ブルドック」 の由来

あんなに怖い顔をしているのに温厚で、逆に親しみやすさをおぼえるブルドック。 実はそこには人間に翻弄された深い歴史があったのでした。 ブルドッグは、元々は闘犬で13世紀頃からイギリスで行われていた「ブル・ベイティング(雄牛と闘わせる)」という場所で活躍していました。 ブルドッグという名前もそのブル・ベイティングに由来しているのだそう。 「ブル」とは、「雄牛」を意味していたのです。 そこでのブルドッグの役割は、牛の足や鼻などに噛み付き興奮させ、荒れ狂わせること。 そういった役割から、ブルドッグに求められたのは見た目の美しさではなく、とにかく獰猛で攻撃的な性格。顔は付随したの? 庶民の娯楽として人気を集めていたブル・ベイティングは19世紀ころまで続きましたが、1835年に法律で禁止されると同時に廃れてゆきます。 仕事を失ったブルドッグはというと、ただの獰猛な犬とみられ絶滅の危機をむかえるのでした... »

「どぶろっく」 の由来

カミツキガメって勝手に飼っちゃいけないんだって。 まぁ危険な生き物だとは噂で聞いていたけど・・・ 特定外来生物のカミツキガメを無許可のまま飼育したとして、お笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人さんが外来生物法違反容疑で書類送検された。 江口さんがペットショップでカミツキガメを1匹購入したのはなんと13年も前らしい。 自宅で飼育していたが、平成17年に法律の改正でカミツキガメが特定外来生物に指定された後もそのまま飼育を続ける。 無許可であったことがいけなかったらしい。 ベランダに置いた直径1メートル程度のタライで飼育していたが、ベランダの鉄柵の隙間から外に落下し発覚したという。 落下して誰かに直撃なんてことがなくてよかったとのことだが、そもそもこのカミツキガメ、その名前の通りかなり凶暴。 当たるのも恐ろしいが、噛みつかれた方が危険。 実際に飼育している人をテレビで見たのだが、その管理体制がすご... »