Archives 2014年7月9日 – 由来メモ

「いっさいがっさい(一切合切/一切合財)」 の由来

最近ブックオフに凝っている。本が安い。とにかく安い。 ネットに押されているのがその理由の一つであることは間違いない。 持ち運びや文字の大きさなど、利便性を考えても何冊でも重さが変わらず、安く、大きさも自由自在な電子書籍の存在は実に魅力的だろう。 気になったことを調べるにもすぐに検索もできる。 慣れたらきっと病みつき。 でも私は利用したことがない。理由はそれほど読書をしたことがないから。 新しいことが苦手なせいもある。情報にお金を払うというのに若干抵抗がある。 やはりものに残った方がありがたい。 でもハードカバーの一冊1000円を超えるような新刊を冒険して買うほどの読書量もない。 だから、間違えても後悔しない程度の安価な古本屋がちょうどいい。 先日は「今だけ○○円」コーナーに釘付け。 比較的新しい人気の本が、200円から300円。ここで2冊選び、他で5冊。 合計7冊で1000円程度。いい買い... »

「ブラジル連邦共和国」 の由来

ブラジルW杯が開幕した。 待ちに待った四年に一度の大会だが、準備は難航しているらしい。 デモ、スト、つまり遅延。 いやいや遅れるとかあり得ない。この場合、間に合わないが正しい。 競技場も交通機関も中途半端なまま開幕。 開幕戦である自国の試合も辛くも勝利。これを書いている明朝には二戦目。 こちらも無難に勝ち、是が非でも決勝にコマを進めたいところだろう。 政府の対応策で一応の解決はみたようだが、ブラジルの格差問題は深刻なのが世界中に伝わった。 サッカーにカーニバルにアマゾン川に・・・そのくらいしか知らないブラジルの由来とそれにまつわる歴史を探ってみた。 ■「ブラジル」の由来 ブラジルという国名は、樹木のパウ・ブラジルに由来するという。樹木とはすごく意外だ。 パウ・ブラジルpau‐brasil(別名ブラジルボク)とは赤色染料の原料。 産地であったことからこの名前が付いたのだという。 この土地に最... »

「ぴったり」 の由来

「ぴったり」が言えない子供がいる。 いくら練習しても「ピッタシ ピッタシ」を連呼する。 その言い方が自信満々だから、どことなくおやじギャグを発するご年配に照らし合わせて周りにも笑みがこぼれる。 そういえば昔「ぴったしカンカン」ていうテレビ番組があったけど、当時彼が生まれていたとは考えられない。 よく考えてみるとほかにも、 ゆっくり を ゆっくし ばっちり を ばっちし やっぱり を やっぱし がっくり を がっくし がっかり を がっかし といった間違いとも言えない用い方が存在することに気付く。 このように副詞の語尾の「り」が「し」になって使われている例って結構多いみたい。 だからといってそれが幼児言葉であるとか、女房言葉だとかそんなことは当然ないわけ。 ■「ぴったり」の由来 ぴったりがどこから来ているかというと、どうやら古語の「直と」「専と」(ひたと)からのよう。 それが「ひたと」から「... »