Archives 2014年7月13日 – 由来メモ

「一緒くた(いっしょくた)」 の由来

雑多な物事が秩序なく一つになっていること、またごちゃまぜであることを一緒くたと言います。 ほんと語るは易し、しらぬが仏。 私は「いっしょくたん」だと思っていたし、しいて漢字をあてはめると「一色単」だと思っていました。 ちゃんと理由もありまして、一つの色に染まることを重複させることで「何もかもがごちゃまぜで一緒」のこと。 辻褄はあいますよね? 調べてみれば皆さんの中でも、間違いが多いよう。(ほっ) 一色単、一色端、一色旦、一色短 すべていっしょくたん。 よくも考えたなと、逆に感心するほど漢字が出てきますね。 どれもそれなりに理由づけできますし。 正しくは、一緒くた もしくは 一所くた で いっしょくた。 こうみてみると、紛らわしいのはどうやら「くた」のようです。 「一緒くた」の「くた」は、「くたびれる」「くたくた」「あくた」「がらくた」の「くた」と同源の可能性が高いのだそう。 万葉集の時代か... »

「ヰセキ(ゐせき)」 の由来

農業機械の生産高は、クボタ、ヤンマーに次いで日本第3位の「ヰセキ」。 ブランド名が「ヰセキ(ゐせき)」なのだそうで、井関農機株式会社が正式な会社名。 その歴史は1926年、愛媛県松山市で井関邦三郎(いせき くにさぶろう)さんが「井関農具商会」を創立したことに始まる。 つまり「ヰセキ」は創業者「井関」さんの苗字からきている。 失礼ながら馴染みの薄い苗字。 調べてみると全国順位1,481位で全国にはおよそおよそ11,600人がいるらしい。 一万人以上いるということは探せば近くにもいるかもですね。 現在は三位に甘んじているヰセキですが、かつてはその農業機械の開発で一世を風靡しました。 1960年代、日本の稲作に適した田植機、コンバインの開発競争の際には他の追随を許さなかったと言います。 コンバインでは日本型のコンバイン「HD50」を最初に開発。 これは自脱型コンバイン、つまり稲や麦を刈り取りなが... »