Archives 2014年6月16日 – 由来メモ

「ひょん」 の由来

自分で意識せずに出てきた言葉に対して興味を持つ。 由来メモを書いているとそういったことがよくあります。 ■「ひょん」の由来 「ひょんなこと」といった時に用いる「ひょん」。 これは 「たまたま、偶然の出来事で」といった意味。 この「ひょん」にはいくつかの説があるようです。 一つ目は、その偶然性から変わったとか、妙な、という事を象徴する現象から。 それはいわゆる「宿り木」。 種類の違う樹木が、結びついて成長する。なんとも不思議な出来事です。 花を咲かすと本来とは違う色の花が咲くことがあり、このことを「ひょん」と呼んだというのがそれ。 この状態を江戸時代に「ひょん」と呼んだことからきているというもの。 次の由来は「変なもの」がキーワード。 言葉そのもの「変なもの」が転じて「ひょんなもの」になったとか、「ひょうたん」が変な形をしていることからきたというのがその説。 他にも中国から来た説を一つ。 こ... »