Archives 2014年6月2日 – 由来メモ

「おべっか」 の由来

おべっかとは、人のご機嫌をとろうとへつらったり、軽薄なお世辞を言ったりすること。 つまり私が一番苦手とするタイプの人間のことを指すようだ。 ■「おべっか」の由来 おべっかは「弁口(べんこう)」という言葉からきているという。 これは、口のきき方・言い方がうまいことを意味するらしい。 ここに接頭語の「御(お)」がつき「御弁口(おべんこう)」となり、それが変化した言葉がおべっかと言うわけだ。 この由来を証明するかのような方言が北海道にあるという。 それは「おべっか」を意味する「べんこ」というもの。 他説もいくつかあるが、このことからも「弁口」からと考えて間違いないだろう。 私は「おべっか」が嫌いだと記したが、冷静に考えてみるとそれに近いことをしていることに気付いた。 人のご機嫌をとるのが上手ということだ。相手が喜ぶことを心得てそのように取り計らう。 結果、賛同を得て物事が運びやすくなる。・・・や... »

「体育座り」 の由来

今日はいつもと若干趣向が違う運びであることを最初に断っておこう。 しいてあげるならタイトルは「座り方あれこれ」であろうか。 きっかけは体育座り(たいいくすわり、たいいくずわり)からだった。 皆さんご存知のようにこの座り方は両膝を抱えてお尻を落とす座り方。 &の形に似ているよねといわれると、なるほどと手を打ってしまった。 その歴史について正確な記録は無いそうだがも、児童やもしくは生徒にの中には長く起立させたままでは貧血を起こす者もいる。 そこで集会の時間などで長時間起立を維持できない者を座らせた。 この腰を下ろさせ、座らせた姿勢が体育座りの始まりと考えられている。 それがそのまま集団行動を行う際にとる坐法の一つとして定着し、「体育」の名を冠して呼ばれるようになったというわけ。 私もそのように記憶していたのだが、地方によっては様々な呼び名があるらしい。 「三角すわり」これは関西地方に多いようだ... »