「目くじらを立てる」 の由来

目をつりあげて人のあらさがしをする。
他人の欠点を取り立てて非難する。

あまり褒められた行動ではありませんね。
こういったことを「目くじらを立てる」と言います。

私はあまり使わない言葉ですが、検索中にたまたま見かけて「鯨」に関係あるならきっと面白い話が見つかるかも!という安易な考えから今日は取り上げさせていただきます。
そこで詳しくその意味を調べてみると、自分の行動に思い当たる節が・・・

あらさがしに欠点の取り立て、これはある意味いじめの第一歩。
私は昔からこれらをやりすぎてしまう癖があります。
それらをただ指摘するだけでなくそれを笑いに変えてしまうのです。
たぶんそういったやり方は関西人の体質に似ているのかもしれません。
このタイミングで言わずにはいられない!と何も考えずにかいつまんでしまうのですが言われたほうはきっといい気持ちはしないことでしょう。
「目くじらを立てる」を理解することで、自らを戒め、自重したいものです。

■「目くじら」の由来

「目くじら」とは「目尻(めじり)」のことで、「目くじり」とも言うそうです。
この「目くじり」が変化して「目くじら」になったと考えられるています。
「くじら」は物の隅という意味の古語ともいわれており、口の尻で、物の両端、つまり物の隅となります。
つまり、「鯨(くじら)」とはまったく関係がないのです!ちょっと残念。
目くじらを立てる、つまり目尻を吊り上げている状態は最初怒った表情を意味していました。
それがいつしか責めたりとがめたりする意味へと変化していったのです。

「目くじら」のくじらは「すまくじら」という言葉がなまったものという説も有ります。
(すまくじらとは青森や新潟など日本海沿岸の方言らしい)
「すまくじら」もやはり、端っこのほうとか隅という意味なので目くじら=目の端っこ=目尻となり、どちらもその由来の敬意に違いが無いので両方の説を足して二で割った辺りに真実がありそうですね。

目の隅っこが立ちあがるほどつり上がって見られていたら見られるほうはきっと萎縮してしまいますね。
同様に目のまつわる言葉に「目聡い」があります。
「目が聡い(さとい)」と書くわけで、良い言葉のように見えますがそれほどいい意味では用いられていない気がします。
感心はしても、ほめてはいない感じでしょうかね。

私には苦手な相手がいることに最近気がつきました。
それは目の焦点が合っていない人。
なぜ苦手かというと何を考えているか分からないからです。
目はクチほどにものを言うのです。
だからその使い方一つで、直接言葉で伝えなくても意思疎通が出来てしまいます。
そういったことも心において、私も目が吊り上って見えないように気をつけていきたいものです。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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