「節穴(ふしあな)」 の由来
「お前の眼は節穴(ふしあな)か!」 節穴とは、見えるはずのものが見えないとか見落としていたりとか、物事の意味を理解していない時、見抜く力のないことをあざけってもう少し勉強したら?とか気が抜けていないか?といった感情を込めて用いられる。 ■「節穴(ふしあな)」の由来 ではその節穴とは何かというと、簡単に言えば、板などの節(枝の出るところ)が抜けおちたあとの穴のことなのだそう。 そこから覗きこむと向こうは見えますが、穴が狭い為全体は見えなかったり視野が狭いというわけ。 転じて、見落とすはずが無いものを見落としたり、物事の意味を見抜けない人を指すようになった。 節穴なんじゃないのかというのは「ただの穴なんじゃないのか」という意味となるわけだ。 なるほど、百害あって一利なしの節穴。 板を材料として用いる場合にもこれほど邪魔なものもない。 家の材料としても値が落ちる。無節のものが重宝されるし値段もい... »
最近のコメント