お茶

「爽健美茶(そうけんびちゃ)」 の由来

お茶の名前そのものといった感のある商品名。 それは「爽健美茶(そうけんびちゃ)」。 漢字を見ると少し読みづらそうに思うものだがこれが不思議と浸透しコンビニエンスストアでは取扱いのない店舗がないとまで言われるほどの流通量を誇る。 そして現在は日本のブレンド茶市場の7割り以上を占めるという人気商品に。(ちなみに2位は十六茶だそう。) 原材料には緑茶、ハトムギ、大麦、チコリー、玄米、ドクダミ、はぶ茶、プーアル茶、キヌア、明日葉、大麦若葉、発芽玄米の12種類の素材を使用。 これを見ると思い出すのが本上まなみさんのCM。 「ハトムギ玄米月見草~爽健美茶 ドクダミはぶ茶プーアル~爽健美茶。」 確かこんな歌詞だった気が・・・月見草は気のせいかと思いきや、成分の一部に変更があったということなのでそこらへんだろう。 これが発売最初かと思いきや、このCMが1996年とのことなのですでに三年が経過している。 さ... »

「急須(きゅうす)」 由来

本当に不思議である。 なぜこんな漢字を書くのでしょうね。 「急須」 全く急ぐ必要もなし、どちらかといえばお茶を飲むのはくつろぐ時だし。 大工さんにお茶を入れながら母が誰に言うともなくつぶやいた。 「どうして急須なんだろう。」 業務用のような異様な大きさの実家の急須は一度に10人以上のお茶が注げる。 そのことを屋根屋さんが興味を持って質問してきているんだけどそんなことはお構いましで母は自分の世界に入り込んでいる。 首をひねり遠くに目をやり急須の手に持つとひっくり返してみたり。 いくら凝視しても答えなんて書いてあるはずもないのに。 そんな母の眠れぬ日々に終止符を打つために今日の回はあるのかもしれない。 ■「急須(きゅうす)」の由来 お茶の文化は中国から渡ってきたと考えるのが一般的。 だが中国には「急須」というものは存在しないようだ。 代わりに漢字そのままの意味を持つ「茶壷」というものがあるらし... »

おやつの由来

「おやつ」 の由来

私は十時と三時が大好きです。 これって何のことかわりますか? そうです。今日は「おやつ」の由来について。 子供の時から「おやつ、おやつ」と何度も口にしてきましたが、オヤツってどんな漢字を当てるのか、元の意味は何なのか、そしておやつの始まりなど深く考えたことがありませんでした。今回はおやつの由来について掘り下げてみたいと思います。 私の場合は、だいたい朝は七時、昼は十二時、夜は六時に一日三食ご飯を食べます。 そしてもちろん、十時と三時はお茶(おやつ)、ついでに夜十時(これを書いている正に今)もお夜食にビール♪ これでは太るのも納得ですね・・ 「おやつ」の語源 まずはおやつの語源からです。 おやつの語源は和時計(1873年まで使っていた日本独自の時計)からだそうです。 昔の日本の時刻制度において午後2時前後を「八つ時(やつどき)」と言いました。 そこから「お八つ」→「おやつ」と呼ぶようになった... »