「アスファルト」 の由来
舗装という技術はたいしたものだと思います。 石ほどの強度はなく、コンクリートより柔軟性がある。 我々が何気なく車を運転して何の違和感もなくドライブや仕事に出かけられるのは道路の舗装のおかげです。 たまに河川敷などで舗装されていない道路に出会うとそのことをつくづく感じます。 草は生え放題で、少し凹んだ場所には水溜り、舗装道路に出るとタイヤにまとわり付いた泥が払いのけられて巻き上がり車もよげれる。 通常走るスピードでの走行は困難で、凹凸を見極めながら細かく何度もブレーキを踏むのでおそらくガソリンもくうことでしょう。 今日はそんな縁の下の力持ち、舗装の主役アスファルトについて。 ■アスファルトとは アスファルトは英語ではasphaltと書き、日本語では土瀝青(どれきせい)と言うのだそうです。 原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のものがそれ。 減圧蒸留装置で作られた減圧残油はそのまま製品アスフ... »
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