食べ物

「たまご(卵/玉子)」 の由来

「たまご(卵/玉子)」 の由来

「卵」と「玉子」の違いは何ですか?と聞かれたら、私だったら「卵」は加工前で「玉子(厚焼きとか)」は加工後と答えるだろう。 どちらも読みは「たまご」であるが、二つにはそれぞれのイメージという物がある気がする。 一般的に「卵」と「玉子」では「卵」のほうが圧倒的に用途が広いようである。 ちなみに、新聞ではどんな場合でも「玉子」ではなく「卵」であるらしい。 出版社によっては鶏卵に限っては「玉子」と書いても構わない、という考え方もあるらしいが根拠については不明。 さて、先ほどの私の意見を検証すると、料理の世界で調理後のものを「玉子」と書くことがあるのは、そのほうが料理した食品の印象が与えられるという理由からと思われる。 しかしどれもいまいち曖昧で不明確。 そんな時には・・・由来を調べる、これ鉄則。 「たまご」 の由来 やはり形が球状であることから「玉の子」で、「たまご」と呼ばれるようになったようであ... »

「落花生」 の由来

「落花生」 の由来

私は好んで食べることがありません。 理由は乾燥した食べ物が苦手だから。 親が嬉しそうに殻をとって丁寧に剥いて口に放り込む姿を見ながら育ったので、高級でなかなか食べられないものだから食べなきゃ損。 そう思いながら無理して食してきたのですがどうにも好きになれない。 「あまり食べすぎると鼻血が出るよ。」 何度も何度も言われてきたけど、その意味するところは栄養が高いからそうなるという教えよりも、子供のくせにあまり食べるなよといった嫌味の方が強く感じたのは我が家だけだろうか。 今日はエピソード満載な落花生の由来。 「落花生(ラッカセイ)」の由来 私は今の今まで大きな勘違いをしていたようです。 落花生という漢字を見て、落ちるという漢字から実は地上になる物だと思っていました。 ところが、調べてみると地中で実を作ることから落花生の名前が付けられたというのです。 落花生はもともとが漢名。落ちるのは花の方。 ... »

日清食品の由来

日清食品の会社の由来

「日々清らかに豊かな味をつくる」 なるほど、というか当たり前といえば当たり前なのか・・・でも宣言するのは大したものだ。 賛否は分かれる所かもしれませんが、(そんなことはないか)創業者である安藤百福さんの願いから生まれたものだそうですが、由来よりもどちらかといえば「あんどう ももふく」という個性的なお名前の方が気になったりして・・・ 「安藤百福(あんどうももふく)」さんとは? 安藤さんはどうやら台湾の方のようで、実業家であり発明家。 世界で初めて商業的に成功したインスタントラーメンである「チキンラーメン」や世界初のカップ麺「カップヌードル」を開発した人。 この二つが同じ人の手から生み出されたという事実を恥ずかしながら知りませんでした。 そのカップヌードルの誕生にも興味深い話がある。 安藤さんがカップヌードルを思いついたのは海外での体験から。 アメリカのスーパーマーケットを視察したときにチキン... »

「ドミノ・ピザ」 の由来

温かいピザを自宅で食べたいという欲求がある。 というのは我が家が田舎にあるためで、最寄の店舗でも10キロ以上あるから配達をしてくれないのだ。 もちろん買いに行って持ち帰ればいいわけだけど、それだと冷めてしまうし、配達代も含まれた値段なわけだから何だか損した気分。 (値段引いてくれたりするんですかね?) 更にわがままを言えば、クリスマスにサンタの格好で届けて欲しい。 その夢がもし叶ったらなんて優越感に浸れるだろう! ■「ドミノ・ピザ」の由来 あの色からなんとなく感じていましたが、「ドミノ・ピザ」はアメリカ発の宅配ピザチェーン店だそう。 日本にオープンしたのは1985年からで、1号店が東京恵比寿にできました。 ドミノ・ピザは現在世界55ヶ国で8500店舗以上を展開していますが、もともとは、アメリカミシガン州にあった小さなピザショップ「ドミニックス・ピッツァ」が最初。 これを創業者であるトーマス... »

ほうとうの由来

「ほうとう」 の由来

そばよりのうどん派。 そんな私でも苦手なものがあります。 それは「ほうとう」です。 ほうとう(饂飩)は、山梨県(甲斐国)を中心とした地域で作られる郷土料理。 生地は木製のこね鉢で水分を加えた小麦粉を素手で練ってつくります。 出来上がった生地はのし棒を使って伸ばされ、折り重ねて包丁で幅広に切り刻まれる。 生地にはグルテンの生成による麺のコシが求められない ということで、そこがうどんとは異なるのだそう。 そうです。コシがないんですよね。 また、うどんとの大きな違いがもう一点。 塩を練り込まないのだそう。 だから麺を湯掻いて塩分を抜く必要が無く、生麺の状態から煮込んで味がつけられます。 見た目も家庭用の市販品などはうどんより幅広く、やや薄い形状をもち、料理店などではボリューム感を出すために極広厚の麺を使うというのも違いです。 汁は味噌仕立てでとろみが付き、出汁は煮干しで取り、具は野菜が中心。 夏... »