「痔(ぢ、じ)」 の由来

人生観を変えるできごとが起こりました。
自分は全くそのけはないのですが、身内が痔の手術を受けることになりました。
ひょんなことから私が付き添うことに・・・長い一日の始まりです。
手術を終えた病室に向かうと、元気そうな従兄弟の顔。
なんだ楽そうじゃないかと話を聞いてみると、前日から食事を抜いて、そのまま一週間はお粥すら食べられないという。
当然若い看護婦さんには肛門様を覗かれるし・・・
麻酔が切れると、のた打ち回るような激痛で腕には痛み止めの注射。
(もちろん起き上がることの出来ない安静だから痛くても体の向きを変えるだけ。)
数日は起き上がることもできず、入院期間はなんと二週間から長いと一月かかるという。
ひたすら我慢我慢我慢。
人事ながら気の遠くなるような数字が並んでいて、無事出所できたら何がしたい?なんて会話も聞こえてきた。

■「痔」の由来

私は今の今まで考えたことが無かったのだが、漢字が疒(やまいだれ)に寺と書くため、「お寺」に関係するのでは?と考える人が多いようである。
しかし残念ながらお寺とは全く関係がないそうで、その根拠として中国に仏教が伝来する前(春秋戦国時代)から、この「痔」という漢字が使われていたとという事実があげられる。

「痔」とい文字は、「動かない、じっととどまる、峠(そばだつ)」の意から由来するそうで、はじめは「痔」とは各種の突出した病変を包含していたようだが、宋時代頃からは肛門のものに限られるようになったとのこと。
その歴史の壮大さから、人類の永遠の敵であることも判明しましたね。
そんなわけで漢字は解決したけれど、個人的には「ぢ」の方が気になっていた。
本来「ぢ」は大抵が「じ」と書いてしかるべきはずが、「痔」だけは「ぢ」と表記するケースが多いくないですか?
何か理由があるのだろうか?
それについては、痔の治療薬として有名な「ヒサヤ大黒堂」が「ぢ」と表記したことから社会的認知度が広まっていったのだそう。
見事表現してるから反論できないや。
グッドネーミング!!

よくよく考えて見ると、お坊さんてじっとして動かないイメージってないですか?
座禅をして心を静かにして・・・少しでも動くとぴしっみたいな。
そこに病垂れが付くわけ。痔がお寺に関係しているって説はどこを見ても根拠なしなんだけど、これについては俗説でいいんじゃないの?
って今日は反論してみる。

しかし・・・数週間「ぢ」っとしていないと治らない「痔」。
長い人生の数週間、あなたは長いと感じますか?短いと感じますか?
私はきっと躊躇っちゃうな。
仕事休めてラッキーなんて絶対思わない。
人事のままでいたい。

痔 (よくわかる最新医学)

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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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